
■監督 監督:トニー・スコット
■脚本 ブライアン・ヘルゲランド(『ミスティック・リバー』『L.A.コンフィデンシャル』)
■キャスト デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ラダ・ミッチェル、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ミッキー・ローク
“守りたいー 生きる希望をくれたのは、たった9歳の少女だった。
大きなオスカー俳優と小さな天才女優が魅せる純愛のサスペンス”
16年間も対テロ部隊で暗殺任務に明け暮れた過去に苛まれ、酒浸りの日々をおくるジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)。メ キシコに住む友人を訪ねたクリーシーは、実業家の一人娘ピタ(ダコダ・ファニング)のボディガードの仕事を部隊の先輩で今はメキシコで護衛の仕事をしているレイバーン(クリストファー・ウォーケン)に紹介される。 昨今メキシコシティでは身代金目的の誘拐事件が多発。 メキシコシティではこの6日間に24件の誘拐事件が発生し、その人質70%は生還できないという。 危険な任務には打ってつけのクリーシーだが、無邪気な少女の相手をするのは苦痛だった。 送り迎えの車の中であれこれ質問するピタに「僕の仕事は友達になることじゃない」と冷たく言い放つクリーシー。 だが、けがれのないピタの笑顔は、クリーシーの傷ついた心を少しずつ癒していく…。
おススメ度⇒★★★★(5★満点、☆は0.5)
素晴らしい映画でした! 何と言ってもこの映画の観所はデンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの二人の演技に尽きます。 デンゼルは言うまでもなく素晴らしい役者であり、オスカー俳優であるが、幼いダコタとどんな風に絡んでいくのかが楽しみだった。 その期待を裏切らないくらい、オーバーに言うと大人のデンゼルを食ってしまうほどダコタの演技は見事だった。 傷ついて生きる気力をなくした男と大金持ちの恵まれた環境で育つ少女の出会いが、互いに影響を受けながら信頼し合っていく。 生きる価値を見出させてくれた小さな少女を助け出すために、自分の命を盾にして戦う男の生き様は、ある意味『レオン』を彷彿させる。 その命を懸けた救出劇にどんなラストが用意されているのか楽しみだったが、意外に無難な展開で結んでしまっていた。 まあ、それはそれなりに納得は出来るものの、前中盤ほどしっかりと終盤が描かれていない部分には少々不満があった。
もうひとつはハンディカメラの多様に疑問を感じる。 壮絶な戦い、感情の襞、メキシコの色、そう言ったところを映像のブレを利用して表現しようとしていたのだろうが、僕には逆効果だと思った。 トニー・スコットはアクションを撮らせると定評がある。 で悪戯にハンディの多様は観てる側が疲れるだけで何の存在効果も得られない。 表現力と彼の力量が、ハンディに頼ることでなくなってきているようにも感じた。 この映画だけではなく、最近はハンディの多様が多い。 肉眼とカメラアイとでは全く違うことを少しは考えて欲しいと思う。
とはいえ、ダコタ・ファニングは『アイ・アム・サム』(この映画は僕の2002年度のベスト1)で素晴らしい演技を見せてくれた。 しかもショーン・ペンという曲者俳優を相手に。 この映画を観ながら、彼女はこのまま素直に成長してくれるのか、そして大きくなっても一線の役者として成長していてくれるのだろうか、まるで父親の心境で観ている自分がいた(笑) 。 『レオン』のナタリー・ポートマンは一応現在でも女優としてそこそこ認められている。 彼女もなんとかつぶされずに大きくなって欲しいものである。
この映画を観る直前に実は『ターミナル』を観ていた。 ずいぶん懐かしい話になってしまうが、若い頃、トム・ハンクスとデンザル・ワシントンは『フィラデルフィア』(1993)で共演している。 この映画も大好きな映画で、奇遇だが二人の映画を続けて観れたのは、そして二つの作品ともに感動できたことは、すごく自分の中で嬉しかった!
『ターミナル』同様、是非観て戴きたい作品です!
■脚本 ブライアン・ヘルゲランド(『ミスティック・リバー』『L.A.コンフィデンシャル』)
■キャスト デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ラダ・ミッチェル、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ミッキー・ローク
“守りたいー 生きる希望をくれたのは、たった9歳の少女だった。
大きなオスカー俳優と小さな天才女優が魅せる純愛のサスペンス”
16年間も対テロ部隊で暗殺任務に明け暮れた過去に苛まれ、酒浸りの日々をおくるジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)。メ キシコに住む友人を訪ねたクリーシーは、実業家の一人娘ピタ(ダコダ・ファニング)のボディガードの仕事を部隊の先輩で今はメキシコで護衛の仕事をしているレイバーン(クリストファー・ウォーケン)に紹介される。 昨今メキシコシティでは身代金目的の誘拐事件が多発。 メキシコシティではこの6日間に24件の誘拐事件が発生し、その人質70%は生還できないという。 危険な任務には打ってつけのクリーシーだが、無邪気な少女の相手をするのは苦痛だった。 送り迎えの車の中であれこれ質問するピタに「僕の仕事は友達になることじゃない」と冷たく言い放つクリーシー。 だが、けがれのないピタの笑顔は、クリーシーの傷ついた心を少しずつ癒していく…。
おススメ度⇒★★★★(5★満点、☆は0.5)
素晴らしい映画でした! 何と言ってもこの映画の観所はデンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの二人の演技に尽きます。 デンゼルは言うまでもなく素晴らしい役者であり、オスカー俳優であるが、幼いダコタとどんな風に絡んでいくのかが楽しみだった。 その期待を裏切らないくらい、オーバーに言うと大人のデンゼルを食ってしまうほどダコタの演技は見事だった。 傷ついて生きる気力をなくした男と大金持ちの恵まれた環境で育つ少女の出会いが、互いに影響を受けながら信頼し合っていく。 生きる価値を見出させてくれた小さな少女を助け出すために、自分の命を盾にして戦う男の生き様は、ある意味『レオン』を彷彿させる。 その命を懸けた救出劇にどんなラストが用意されているのか楽しみだったが、意外に無難な展開で結んでしまっていた。 まあ、それはそれなりに納得は出来るものの、前中盤ほどしっかりと終盤が描かれていない部分には少々不満があった。
もうひとつはハンディカメラの多様に疑問を感じる。 壮絶な戦い、感情の襞、メキシコの色、そう言ったところを映像のブレを利用して表現しようとしていたのだろうが、僕には逆効果だと思った。 トニー・スコットはアクションを撮らせると定評がある。 で悪戯にハンディの多様は観てる側が疲れるだけで何の存在効果も得られない。 表現力と彼の力量が、ハンディに頼ることでなくなってきているようにも感じた。 この映画だけではなく、最近はハンディの多様が多い。 肉眼とカメラアイとでは全く違うことを少しは考えて欲しいと思う。
とはいえ、ダコタ・ファニングは『アイ・アム・サム』(この映画は僕の2002年度のベスト1)で素晴らしい演技を見せてくれた。 しかもショーン・ペンという曲者俳優を相手に。 この映画を観ながら、彼女はこのまま素直に成長してくれるのか、そして大きくなっても一線の役者として成長していてくれるのだろうか、まるで父親の心境で観ている自分がいた(笑) 。 『レオン』のナタリー・ポートマンは一応現在でも女優としてそこそこ認められている。 彼女もなんとかつぶされずに大きくなって欲しいものである。
この映画を観る直前に実は『ターミナル』を観ていた。 ずいぶん懐かしい話になってしまうが、若い頃、トム・ハンクスとデンザル・ワシントンは『フィラデルフィア』(1993)で共演している。 この映画も大好きな映画で、奇遇だが二人の映画を続けて観れたのは、そして二つの作品ともに感動できたことは、すごく自分の中で嬉しかった!
『ターミナル』同様、是非観て戴きたい作品です!

というか、おはようございます。
最近は何かと忙しく、帰宅が遅くてなかなかPCも立ち上げられず
さみしいぃ。
こうやって、会社のPCからコッソリ。。
私、そう!
この映画も観たかったんです!!!
ゴジラじゃなくてーーー!!!!!
(ρдT)ゥゥ
さらに観たくなりましたよ。cyazさんの感想みたら。。。
私も「ボクカノ」と「マイボディーガード」はとっても観たい作品だったんですよぉぉぉ。
(ρдT)ゥゥ
あのー、ここで書くコトではありませんが、ゴジラはオススメしません。
まったくガッカリしました。
あれが相撲の枡席なら、座布団ぶん投げてます。主人は「金かえせー」って言ってました。(*^m^)ププ
なんだかおひさしぶりな気がしますね(笑)?!
『僕カノ』も『マイ・ボディガード』も観て
ココロ、アッタカ♪ナルアルヨ!(←意味不明)
ゴジラ、ダメですか(笑)?
では調整してみますね^^
他に何か観るもの、あったかなぁ。。。
昼寝さんのレビューを見て、ちょっと救われた思い。
後半びっくりする人が多いようですね、復讐のところで。
前半すっかり2人の世界にはまっていたので、
「ダコタ殺ったんだから、それくらいやってもいいだろう」
と個人的には思って見てましたが。
TBありがとうございました。
ま、感じ方は様々ですから、いいんじゃないですか(笑)?
気に入らない部分は僕もありましたが、後半戦よりは、
前半戦の二人の会話が楽しかったですねぇ^^
ほんとにダコタはデンゼルに勝るとも劣らずでした^^
いい映画だったと思います。
ついでに、私もゴジラの帰りには
放射能吐いておりました。
ダコタちゃんの評判がとてもいいので
気になる作品となっています。
彼女はルックスだけではなく、
演技も素晴らしいのですねぇ。
小生意気な女の子かと思っていたら、痛い目にあっちゃいそうです(笑)
観に行くのが楽しみになってきました。
放射能ですか(笑) ?
相撲の升席に座っていたら、
座布団放り投げましたか(笑) ?
ダコタは大人顔負けの演技ですね^^
なんだかいっちょまえの女優さんです(笑)
是非観て来て下さいね!
邦題の問題と暴力表現の過激さで世間の評価を落としてますが、いい映画ですよね。
カメラワークは確かにやりすぎと感じましたが、自殺しようとしてたシーンにだけは内容的に合ってたかも。
ターミナルも確かによさげですね。トム・ハンクスの泣きそうな表情を見ているだけでこちらも…ウルウル。
小生のページにTBありがとうございます。
ボクも近日『マイ・ボディガード』評をアップしようと思っておりますので、こんどはボクからTBさせていただきます。
『ターミナル』は今年の9月に台湾で観ました。ある意味野心的だと思いました。