可笑しなもんで無いと撮影したく
なり、有ると撮影したくなくなる。
人ってそういうもんなんでしょう
な～～～
切って撮影してもいいとお許し出た
んで、「さあ撮ったろかー」
と庭からイイ花取ってくると
撮影の手が止まってしまう。
で、せっかくの花をほったらかし。
年末に向けて例年であれば
各業界が忙しくなるが今年は違う。
コロナウイルスの影響で頼みの綱
でもあったキャンペーンも停止。
今回の後手後手判断を誰もが
どう思うのか？
このまま続けていれば感染者数は
のびる一方。
一時停止したところで遅かった対応
が家庭内感染へとつながりこれまた
増えるのではと。
この一件で私が思うのは、今から
30年前の自分である。
30年前、私は社員カメラマンで安月給
で将来使うカメラのローンやそれに
付随して買ったオートバイのローン
を支払いつつ、将来必要なコンテンツ
である写真撮影にわき目もふらず
ひたすら投資投資投資だった。
100円の飲み物も買えない状態。
そんな中、少ない長期休暇の年末年始
で富士山の撮影をした。
これは経費削減のためオートバイで
一般道を使って凍りつく寒さの中、
走って富士五湖へ小型＆大型カメラ
を持って行った。苦労のかいあって
目的のものが撮れてこの写真はその後
いろんな場面で使うことができて
今につながった。
コレをやっていた年に父の還暦祝が
重なった。私はこのとき、いやこの
ずっと以前から祝い事は全てキャンセル
する事にしてこの仕事に臨むと決め
ていた。コレに対して姉が怒り私に
苦言。
このときに思ったことが今も同様な
んだが、人の命、経済全体と個人的な
祝い事のどちらが大事か天秤にかければ
すぐわかるであろう。
ここで感染拡大を止めるには必要
な一手である。続ければどうなる？
考えるまでもない。
私の30年前、10数万円を投じて
本業やらずに祝い事やっていたら
そんなことやってるバカは他にも
使って写真なんて撮れないと今な
ら言い切れる。
こんな事が、こんな簡単なことが
わからないアホなうちの家族。
今、何を考えて暮らしているか？
そして私、私は自身の還暦祝は勿論
その他の自分の祝い事は全てキャンセル
する事にしている。なにが一番大事か？
考えるまでもない。
私がこの時、撮っていなけりゃ今の
自分は存在しないんだから。