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TVぴあの休刊かぁ~~

2016-01-06 10:44:36 | 日記
今朝のネットニュースで知った本日一番の関心事
「TVぴあ」の休刊。28年の歴史に幕を下ろした。
テレビそのものが地デジとなり番組表はいつでも
呼び出せて、パソコンでもスマートフォンでも
旬の情報は誌面がなくても瞬時に呼び出せる
イイ時代だから、わざわざ書店でお金払ってまで
(たとえ無料でも)見ないんではないですかね。
スピードを要する案件を扱う情報誌は生き残る
ことが無理であることは誰しもが認めるところ。
「TVぴあ」も数年前には終わっていてもおかしかない。
それを今まで続けてきたことに驚きと尊敬が
ありまする。私自身も四半世紀前、角川書店(現KADOKAWA)
が発行する「ザテレビジョン」という週刊誌の
日本生命版というのが存在していたとき
(今あるのかどうかは知りません)
芸能人や街の話題の撮影を担当していたことが
あります。古い誌面がいくつか残っていますが
ぴあのニュースを読んで久しぶりに誌面を観て
みました。撮影した芸能人の中にはもう他界され
た方もいらっしゃるので感慨深いものがありますが
私自身は芸能の撮影が実は実は最も嫌いな分野
でした。普通は芸能大好きという方が多いかと
思いますが、長時間待たされ(長い時は朝から
夕方までドラマ収録の合間を待つ待つ待つ)、
撮影は数分。いかに悪条件でしっかり撮るか
ということだけ。
それだけでも十分プロの仕事ではありますが、
もう少し効率よくできないものかと日々不満が
ありました。私から見ると、撮影の中で
最もつまらない最低最悪の撮影でした。
私の中では技術があるようでないこのような
撮影より複写のほうが楽しかったのです。

なんて愚痴ってもしょうがないんですけれど
今となっては、いい経験になっているんでしょ
うね。

さて、本題のテレビ情報雑誌休刊ですが、
今の時代は仕方ありません。これ以外の
雑誌も昨年はどれもこれも落ち込み、史上最低
の発行部数となっています。買い物も小説も
ニュースも今や老若男女問わずスマホでみれる
んですから、、、、
うちも妻子は今や本など買いません。
息子が週刊誌月刊誌買って自身の部屋に置いて
いるのを見たことありません。
この状況でテレビ情報誌が売れるわけがない。
四半世紀以上、いろんな情報誌に携わってきまし
たが、旬雑誌はどれも生き残れそうにありません。
しかし紙でなければならない情報誌も必要で
あることを昨年、ある取材から学び、今年は
それらに力を注いでいこうと考えております。
とにかく任務を終えた「TVぴあ」には
お疲れさまと。。。