なんでもそうですが、始まりがあれば、当然終わりが
きます。長かろうが、短かろうが必ず。
今年も半年が過ぎてしまい、いろいろと企画してるモノ
もあるんですけど、なかなかうまく進まずヤキモキしてい
るのもありますが、歳をとって最近気持ちに変化が
現れました。
本来、写真の仕事はフィルム時代であれば、現像して
納品すれば終了でした。コンピュータなんてものは
一切介在しなかったんですが、今は現像もチェックも
レタッチも納品も全てパソコンが必要です。
コレなしでは仕事はできません。
富士フィルムが残っていますが、代名詞である
コダックがつぶれてフィルムは終焉。
長かったフィルムの時代も今となってはあったんだろうか？
と思うぐらいです。
私が仕事をし出した30年以上前にデジタル化はお約束
されていました。この仕事に入った頃からいつかは
終わることを宣告されていました。
なので他の人ほどショックは少なかったように思います。
ある意味、フィルムの作業は
「コレが最後なんだ！」
といつも思うようになって手の込んだ作業も苦にならなかった
ように思います。
そして、完全にデジタル化された今はまた、別の膨大な
作業が津波となって襲ってきます。
なにが？
今は1人でやる作業が長期でしかも量がたっぷりあります。
歳をとって体力も視力も弱っていますが、昔より短絡的で
なくなり仕事への粘りが出てきました。
大きな理由は、終わりが見えてきて、少しでも長く仕事に
携わりたいという欲求ができたからでしょう。
だから長く難しく辛いほうが楽しく感じられるように
なったんでしょうね。
20代の時のような取り組み方とは明らかに変わりました。
昨日もクライアントさんからおほめの言葉を頂戴して
がぜんやる気が湧いてきました。
面倒なデジタル作業をこなして納品した甲斐があり
次のハードルも越えられそうです。
ただし、どの仕事も終わりは必ずいつか来るのです。
そして私自身、いつまで第一線で働けるのか？
あと10年、いや7年、いやいや5年でエンドかも。
そう思えば毎日を有意義に過ごせるのでは？
そのことを忘れず、日々の作業に取り組みたいものです。
忘れようにも頭から離れませんけど、、、、
なーんてネ。
昨日今日は少しですが頑張ったんで
明日は休もうかな～～～
休みも大事だしネ、ね！
