今朝、早朝無事帰宅いたしました。
片道600㎞を一人で走りきり、山小屋で2泊してきました。
本日はさすがに疲れて何もできません。行き帰りの途中で
面白いものも撮れましたが、ちょっと危険。
ちなみにガソリン代は計13,766円でございました。
ちょっと高いですね~~
さて、DP1 Diary 5 は大台ケ原の3日間です。
13日の深夜に自宅を出発し、途中高速道路のPで3時間ほど
うたた寝して、写真を撮りながら14日早朝大台ケ原山めざしま
した。ちょっと遠回りして吉野をブラブラして目的のものをパシャリ!
山があり、瓦屋根の家が点在し手前に田んぼ。空にはまるで
描いたような雲が流れておりました。似たような村で育った私と
しましては、とても懐かしい風景であります。ここで、妻が作って
くれた海苔巻き寿司をつまみながら気楽な撮影でした。ここは
道端に駐車していても違反にはなりません。こういう風景を見る
と、自家用車で来るのも少しはいいかな。
1時間ほどでここを出発し、目的の山へ。
午後2時に山の入り口を通過し、流れる雲を眺めながらのドラ
イブは最高ですね。
大台ケ原の頂上は約1700㍍であります。下界との温度差
は約10度で、真夏の今は地獄から天国に這い上がってきた
ような気分であります。
14日は運転疲れもありますので、明日晴れることを祈りつつ
夜7時就寝。
15日朝は、日頃の行いが良かったのかスッキリと晴れてくれ
ました。しかし、ここは山の上なんで夏といえど20度下回るよ
うです。
寒~い、私の車もご覧のとおり。
晴れているとはいえ、山の天候は何時どうなるか
わかりませんので、さっさと撮影に出ましたが、6年ぶり
とあっていろいろと忘れていることがあるのと、入場禁止
区域ができたりと戸惑う場面もあって、思うように動けず
もたもたしてしまいました。おかげで予定が狂い、霧が
出て欲しくないところで出てきたので明日もう一度
トライです。
霧に包まれる風景もいいのですが、ココは晴れを
撮りたい場所なんです。だから明日はもっと早く来よっと。
道は整備されてるし荷物も軽いんですけど、疲れました。
16日
今日も晴れました。
今日こそはと、急いでと目的地へ小走りで向かいました。
なんとか間に合い撮れました。
ところで、この山へ最初に来た25年前と比べて、姿が
かなり変わってしまいました。もちろん悪い方向に向
かっております。
樹皮が鹿に食べられ立ち枯れを防ぐため、木に
金網を巻きつけ周囲もいたるところに網が張られて
肝心のコケ類は撮影できませんでした。今、この山
が瀕死の状況であることを物語っている網です。この
網が外される時は来るのでしょうか。この写真の場所
も、以前はうっそうとしてコケが群生していたのですが、
その面影はもうありません。悪化の一途をたどる風景
を見るのは写真屋として辛いものがあります。
そんな思いに浸りながら後ろ髪引かれる気分なんですが
午後2時下山です。
もう一つの目的を撮影に↓
緑に輝く田園です。この風景は変わりません。
せっかく車で来たのでと、この風景を撮影するため
数箇所で車を止めました。
日本には美しい風景がたくさんあります。この風景
までが大きく変わりませんように。
なんて思ったか思わなかったか撮影はさっさと終えて、
地獄の600㎞ドライブです。帰りは自分も眠いんですが
お盆のユーターンドライバーもかなり眠いようで、高速
道路はかなり危険な状況でした。自家用車でいくメリット
もありますが、老体にはきついので次回はバスでんな。
とにかくお疲れ~~