あ～終った終った。
4月初めから作業していた3月のタイ取材の写真
の処理が一昨日やっと終わり、約束の期日5月末
にギリギリ間に合いました。正確には、5月31日の
深夜23時50分にデータを送信し終えました。
（ほんとギリギリ）
そして、昨日は出来上がった画像データの印刷物
をクライアント様に納品し、一定の評価をいただき
とりあえず終了です（※デザインが上がった時点で
製版作業が残っておりますが、これはそんなでもな
いんで）。体調も悪い中、普段の仕事もこなしながら
だったので、さすがに疲れました。
『お疲れ様でした』と、一言自分で呟き、休む間もな
く次の行動です↓
今度は、8月に取材する香港マカオの下調べです。
下調べといっても、最も多く行った場所なので、
細かい下調べというよりは、今までこの20年間で
撮ったものを今一度よく見て、何が具体的に変化
してきたのかを再確認し、何をどう撮るのかをある
程度、頭の中でイメージしておきたいのです。そうし
ないと、タイトなスケジュールと過酷な暑さの中で
立ち回りができないんですよね。タイの取材も編集
者の要望を予め聞いて、他ではまだ撮ったことの
ない角度からの撮影を敢行しました。ごく普通の
撮り方も必要ですが、そうでないものを本の要所
要所で効果的に使えるようにインパクトある写真を
撮る為の大切なイメージトレーニングなのです。
そしてこの取材が終れば、また処理が始まるんだ
よな～コワイナ～全ての仕事が終るのは年末か～
一年がとてもはやく感じられるんです。
ところで、今日はカメラの修理が上がり、引き取り
に行った際、恒例の中古カメラ店＆写真展めぐり
（今回久しぶりなんだけど）をしてきました。その中
で、たまたま知り合いの写真家G氏の展覧会が開催
されていたので見てまいりました。G氏は広告写真家
でありますが、作品撮りにも情熱を注ぎ、広告写真と
は全くベクトルの異なる作品を展示していました。
その中の一つに、草むらに横たわるたった一本の竹
の写真があり、引き込まれてしまいました。『なんにも
ない風景なのに、なぜこんなに引き込まれるんだろう』
何もないのになぜなんだろう、、、
久しぶりに写真のすばらしさを確認できた瞬間でした。
一仕事終えて、プチ癒されて、また明日から頑張れそう
です。