南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

祝・母校創立90周年

2013-10-21 23:48:46 | ♪コンサート日記
10月21日
母校松山大学は今年創立90周年を迎えている。記念行事が多々開催されているが同窓会組織である温山会でも今日記念行事がある。
その二次会として22日午後6時からいよてつ島屋ローズホールでライブパーティーがある。マンドリン倶楽部はOBOG会員が18名出演する。舞台末席に座ります。

栄光の記憶

写真は大学時代のラストコンサート。1968年11月撮影。大ホールにて。「アルルの女第2組曲」指揮。

挫折・・・重い十字架
1995年OBOG会が発足した。初代会長の故池内義直氏の命によって翌1996年から私はギタリストとしての活動に封印をして現役の指導に入った。、大学開学以来の伝統クラブの灯が次々と消えるなかで武運つたなくマンドリンクラブも2005年3月に灯が消えた。

写真は部室閉鎖2005年に中野写真館で撮影。現在は温山会館に寄贈し保存されています。

復活
8年前、還暦を迎えた私は小さなアオノホールでこの道40周年記念コンサート「南十字星」をした。妻と旅したNZのクイーンズタウンで遭遇した南十字星に思いを託した10年ぶりのコンサートはそれまで続いた1000人収容のキャメリアホールからわずか150人収容のホールへ。しかも準備期間中に父の看病と死が重なった中で、池内氏は温山会の後援を付けて下さり全面的に応援してくださった。その時のひとこと「君がこんな小さなところで・・・」と、松山東高校の同級生がみんなの還暦記念にと大挙詰めかけてくれ、薔薇60本の花束で祝ってくれた。コンサートはホール半分まで立ち見で225人が入り、これが翌年11年ぶりのキャメリアホール復活につながった。

私の演奏活動は苦労はしたが、取り立てた才能があるわけでもない中で結果的には光に恵まれてきた。恩人の方々との出会いによるものが大きかった。2月にそのお一人である池内氏が亡くなられた。ご自宅のご霊前で11月10日のマンドリンコンサートの決行を誓った。

2010年10月に市民会館でギタリストとしての集大成/この道45周年記念コンサート「私の辿った愛の道」を終えてはいたが、このマンドリン倶楽部での挫折を忘れることができなかった。昨年12月に、後輩のマンドリニスト牧野麗子さんと家内の3人で相談してコンサート実行は決めていた。思いは内に秘めて「哀愁のマンドリンコンサート」として「メイプルハーモニー」を表面に出そうと。

追憶・・・明星の夜明け

写真は2010年 プラハの聖ヴィート教会にて 祈ります コンサートのイメージに使いました

2003年11月に大学カルフールホールでのクラブ最終演奏会で指揮を執り、2005年にも「南十字星」で舞台監督をやってくれ、2006年に急逝した愛すべき後輩 故東矢邦彦氏に鎮魂を捧げ、長年に亘ってギタリスト・指導者としての私の活動を全面的に支援してくださった故池内先輩に感謝をささげて「明星の夜明け」を開催します。音楽家としての集大成としてほぼ全曲を丹精込めて編曲いたしました。


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