南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

夏の疾風

2009-08-23 10:29:21 | ・ボクの日記。
8月23日
今朝早く上京してmieさんのフラメンコ新人公演の応援に行くはずだった。
が、風邪でyamahaを1回休んだので行けなくなった。祈る大願成就
息子夫婦は新婚旅行で昨夜旅立ったし、うちゃん一家は今朝早く北海道へ。
つまり誰も居ないので今回は縁が無かったとあきらめた。


いま、街宣カーが家の前を走って行った。
我が家は170軒の住宅団地でいつも候補者はやってくる。が、前触れも無く突然やってきたのに「ながえ孝子」さんは車から降り、みんなと握手して向うに見えなくなるまで走っていった。美しすぎる。。爽やかすぎる。。

寒い冬の日、松山市駅前での誰も立ち止まらない街頭演説の前を通ったときに差し出された氷のような手の感触。
春の夜、国際ホテルでの演奏の帰り道でバッタリ出会ったときも疲れきってご自宅の近くまで辿り着いたにも拘らず差し出してくれた手の感触。忘れません。

1995年夏、キャメリアホールのボクのリサイタルに駆けつけて華を添えていただいただけの小さなご縁しかないが、彼女の幸運を祈るしかない。