城峯公園（神泉村）の冬桜

２ヶ月ぶりの日帰りバス旅行である。
前回の乗鞍は雨で紅葉見物どころではなかったが、今回は天候にも恵まれた。
８時２０分過ぎに自転車で最寄り駅に行き、府中駅南口の旧甲州街道の集合場所に
向かう。９時に出発する。添乗員が今日は秩父の夜祭が久々の土曜と重なり
混雑が予想される。バスが３００台ほど繰り出すとか。（すごいね！）との話し、
時間的な予定が立たないのでその辺は了解してほしいとのこと。

所沢ICから関越自動車道に入り、途中三芳PAで休憩し本庄児玉ICでおりて、
462号を鬼石町、下久保ダムを経由して城峯公園に12時少し前に到着する。
公園の手前に観光バスが何台も停車しておりその最後尾につけてから下車。
この辺では鬼石町の桜山森林公園と同様冬桜で有名らしい。開花期間も1ヶ月
程度と長いとのこと。


【寒空に向かって咲き誇る冬桜】

近くで見ると若干しおれているが、まぁ桜なのだろう。

小高くなった展望台にのぼり眼下の神流湖を眺める。神秘的なブルーの水を
たたえている。


【下久保ダムと神流湖】

金網が張り巡らされており近づいて見ると斜面に２頭の鹿がいた。
モミジに鹿は花札の絵柄にもあるようにいい組み合わせだと感じた。


【公園の鹿】

甘酒を買い広場の休憩ベンチで飲み暖を取る。花見客も多く、甘酒やカップ酒、
ジャガイモ、こんにゃくおでんと思い思いに楽しんでいる。


【秋の花見客】

それにしても秋の紅葉と春の花との印象の強い桜が同時混在で見物できるなんて
思ってもいなかっただけに感度的でもある。


【モミジとサクラの妍の競い合い】

1時間ほどの散策でひととおり見終えて満足して、道から遥か下に連なる神泉村と
それを囲む山々をバスに向かいながら眺める。


【山々に囲まれた神泉村の佇まい】


先着のバス（複数）は出発していたようで私たちの乗るバスは公園入口で
待っていてくれた。車内で弁当で昼食をとる。

13時10分に出発し急な下り坂と多くのカーブを走り第二の目的地秩父へと向かう。