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70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

「読書と社会科学」 内田 義彦著(岩波新書)

2011-03-24 21:47:10 | Weblog
人には応用の効く人と個別具体的な指示で動く人の
2種類があるように思う。
前者は原理原則を提示さえすれば後はそれに基づいて
判断や行動ができるが、後者はそのようなことでは
適切な行動ができない。
そのことを指摘すると何で具体的に指示しないのだと
苦言を呈す。
演繹と帰納の話のようにも思える。

この「読書と社会学」は原理原則を示してその理解を
通して応用していくことを目指しているように思えた。

どうも年をとると理解力が衰えるようで一般的な話より
具体的な事例のほうが腹にすとんと落ちるような気がする。

これではますます臨機応変の対応が取れない頑固親父の
行く末を見るようで悲しくなる。

この本はうえのこどもが学生時代に読んだもので
何か読むのはないかと物色していてこれしかなかった。

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読書と社会科学
内田 義彦 著 岩波新書
■黄版 288
■体裁=新書判
■定価 756円
■1985年1月21日
■ISBN4-00-420288-4 C0236

Ⅰ 「読むこと」と「聴くこと」と
Ⅱ 自由への断章
Ⅲ 創造現場の社会学 -概念装置を中心に-

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