気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

飼い猫は実体験のない家族の夢を見るか

2007-06-19 22:26:08 | 心象風景・身辺雑記
電気羊、これはなんの寓意なのだろう?
もとより、これは映画「ブレード・ランナー」の原作、フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』から来ているのだが。読んでないのでわからない。
与えられた過去?レプリカント レイチェルはそうであり、それに気付いた。
私は誰、どこから来た? 究極は自らのレゾンデートルへの問いかけでもある。

我が家の飼い猫は、親に甘えた記憶もなく、親から離れて泣いていたところを、ほってはおけない優しい性格のこどもに拾われた。以来、10年余を我が家の一員として遇されている。
でも、この猫には家族と言うものが本当にわかっているのかは疑問だ。
人間の家族を見ているかも知れない。でも、それが果たしてこの猫にとって家族のイメージを納得させているかはわからない。
外猫のように食べる事、他の猫や猫嫌いの人間や、天敵の犬から身を守ることに猫生を費やしているのに比べ我が家の飼い猫は猫であることすら自覚しているようには思えない。
脳天気なのである。それが証拠に腹を上にして床に寝そべることがいたく気に入っている様子だ。
猫らしい鳴き声も立てない寡黙な猫である。
ただ、家内の姿が見えないと「アォ~ン、アォ~ン」と不安げな鳴き声をたてる。
いい年こいて、家内に母親を見ているのか。

今はピアノの上に敷布を置いてもらい寝入っている。
何の夢を見ているのだろう。ときたま寝言も言うようだ。

まぁ、この猫の姿を見てせちがらい人生を癒しているわけだが。
人間って何なのだろう。案外、猫の夢を実現するために存在していたりして・・・
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