Click 2 CR-IQ 日々_ver.3

ここは管理人CR-IQ(クリック)が、日々の出来事をメインにしつつ、思ったことを書き綴るblogです。

ゲームの売れ行きとかの話

2005-07-22 20:17:55 | game一般
今日発売のファミ通の社長さんのコラムにて、
いい作品なのに売れない云々の話が冒頭に出てたので
ちょっと反論してみようかなとw。

まず、中古の概念はここでは考えないこととします。
その上で、期待の新作が売れないというのはやっぱり疑問符でして。
理由は大きく4つ

・ハードの多さと発売ソフトの多さ
・多様化
・勘違い
・様子見兆候
・廉価版

1つ目は、言うまでもないことですが、現状においては
ファミコンが世を席巻してた時代に出た全ソフト数と同程度が
1年で出てるんですよね、今。
しかもハードが、メインとなるものだけでも6機種あると。
出来云々は別としても、全部が回りきらず、
よっぽどのソフト以外は分散化します。

それがまあ2つ目にモロに来るんですけどね。
アクションとRPGがほとんどだった初期ゲームから、
格闘ゲームが出て、ノベルゲーが出て、組み合わせたものが…
と色々多様化していけば、そりゃ好みだって
選択肢だって細分化していきます。

3つ目は、業界全体を見た場合、確かに微減しつつありますが、
10年前とは比べ物にならないほど業界は大きいです。
ただ、それが完全分散&数極集中になってるんですよね。
DQやFFなど一部の続編もののマンモスソフトだけがミリオンに達し、
後はせいぜい20万本のヒットがほとんど。
これって、今の映画業界に近いんですよね。
SWとか話題作、安定したアニメ作品などは当たるけど、
新作とかは宣伝しても、やはり伸びきらず終わることが多い。
まあ、それがよっぽど面白ければヒットしますけどね。
nintendogsなんていい例ですね。

4つ目は、メディアリテラシーが進んだ故の現象ですね。
新作を、前評判ナシに買うのは勇気がいりますよ。
ゲーム自体、7千円するんですし。
だから、様子見をして評判がネットや友人界隈でよければ買う。
最近の僕はこれが顕著ですね。
また、売上としてもさっき挙げたnintendogsとか塊魂あたりは、
そのいい例ですよね。

5つ目はまあもう何度も言うことですが、廉価版のペースが早い。
それに尽きます。
それプラスここに中古の関係も絡んでくるんですが、
まあここでは割愛。

以下のような理由を僕は、いわゆるスマッシュヒットが出ない理由と
踏んでるんですけどね。
他にもありそうな気がしますが、なんにせよ、
開発費がこれから上がる一方で、業界としては
こういう状況においてのソフト開発をどうしていくのかが、
見物ではあります、とベタにまとめてみますw。

最後に…2002のCESAのデータですが、
一般生活者アンケートでの年間新品ゲーム購入数平均は3.3本。

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