作者:今野緒雪 コバルト文庫
個人的に、最もタイトルと内容に違いを感じる一冊。
ただ、その内容自体は中々よい感じ。
花寺学院での学園祭を巡るお話ですが、
男とかよりも注目すべきはやはり、
相変わらずの祐巳スーパーモード、祥子さまとの血を吐くような
甘い絆の再確認、そして妹戦線に変化あり、の3つでしょう。
後、個人的にチェックすべきなのは祐巳が1年のときの祥子さまへの
感情の変化、つまり第一巻のそれと、可南子が祐巳に対して持つ
感情の変化、この2つの対比が最初から読んでいる人には妙味と思います。
同じ外形的な憧れから入って、どちらも欠点も持つ内面を見たとき、
その心にどう変化をもたらしたか、その辺りに注目して読むと
非常に面白いと思います。
ってわけで色々と先への種もまいたし、作品単体としても、
すっきりと終わってて中々に気持ちよく読める一冊。
評価:☆8
個人的に、最もタイトルと内容に違いを感じる一冊。
ただ、その内容自体は中々よい感じ。
花寺学院での学園祭を巡るお話ですが、
男とかよりも注目すべきはやはり、
相変わらずの祐巳スーパーモード、祥子さまとの血を吐くような
甘い絆の再確認、そして妹戦線に変化あり、の3つでしょう。
後、個人的にチェックすべきなのは祐巳が1年のときの祥子さまへの
感情の変化、つまり第一巻のそれと、可南子が祐巳に対して持つ
感情の変化、この2つの対比が最初から読んでいる人には妙味と思います。
同じ外形的な憧れから入って、どちらも欠点も持つ内面を見たとき、
その心にどう変化をもたらしたか、その辺りに注目して読むと
非常に面白いと思います。
ってわけで色々と先への種もまいたし、作品単体としても、
すっきりと終わってて中々に気持ちよく読める一冊。
評価:☆8