今野緒雪 コバルト文庫
前作の「レイニーブルー」から続く解決編。
この話に言えることは、とにもかくにもカタルシス、
この一言に尽きますね。
「レイニーブルー」で持ってしまった祥子さまの
不可思議な行動の理由、不信感みたいなものを、
全て心地よく払ってくれることや、
友人模様の再整理など、数々の場面を経て、
最後の再開に持っていくところなどは、
わかってはいても報われた気分がして、
非常に心地よく読み終えられます。
そして、この作品を最後に祐巳が完璧モードに突入w。
祥子さまとの絶対的な信頼感を得てしまったこの先は、
大体のことをソツなくこなす上に、
後輩たちを弄ぶ恐ろしい人になってしまいますが、
まあそれはそれで僕は好きなのでよしw。
とりあえず、前巻が作品史上最も重たいとしたら、
こっちは逆に最も明るく、浮遊感を得られる作品です。オススメ。
評価:☆9
前作の「レイニーブルー」から続く解決編。
この話に言えることは、とにもかくにもカタルシス、
この一言に尽きますね。
「レイニーブルー」で持ってしまった祥子さまの
不可思議な行動の理由、不信感みたいなものを、
全て心地よく払ってくれることや、
友人模様の再整理など、数々の場面を経て、
最後の再開に持っていくところなどは、
わかってはいても報われた気分がして、
非常に心地よく読み終えられます。
そして、この作品を最後に祐巳が完璧モードに突入w。
祥子さまとの絶対的な信頼感を得てしまったこの先は、
大体のことをソツなくこなす上に、
後輩たちを弄ぶ恐ろしい人になってしまいますが、
まあそれはそれで僕は好きなのでよしw。
とりあえず、前巻が作品史上最も重たいとしたら、
こっちは逆に最も明るく、浮遊感を得られる作品です。オススメ。
評価:☆9