経験値

まいど、どーも。

ノスタルジック 長崎

2008-10-29 22:16:05 | おうち
NHKで“ 秘密の花園 ”の映画の放送をやりますよ。と宣伝があった。

パパが 『 有名な話みたいだけど内容は知らないなぁ・・』 と言い

私は 「 子供の頃に読んだよ 」 と呟いていきなりフラッシュバックする。



そう。あれはまだ小学生の頃。

私は本ばかり読んでいて、お洒落にもぬいぐるみにも興味のない無愛想な女の子。

場所は長崎駅のビル。薄暗い階段を下りると地下の角に小さな本屋さんがあった。

そこに並んでた赤と青の装飾の本。少年少女文学全集の中の一冊。

綺麗な女の子が花の中に立ってる挿絵。お母さんに買ってもらった大事な本。“ 秘密の花園 ”



今では立派なアミュプラザが立っていて、中には大きなメトロ書店が入ってる。

私のお気に入りの本屋だ。

けれど・・・

昔その場所にあった本屋は薄暗い地下。通路の小さなグレーのタイル壁まで

あまりにもリアルに思い出した。鶴の港がちゃんと鶴の姿をしてた。

古い駅。店々を仕切る壁がないお土産やさん。。それは 遠い昔の長崎。




思い出の引き出しは、何かのきっかけでいきなり大きく扉が開く。

鮮やかに懐かしく 何か せつなく   。

 

百人一首をよみました。

2008-10-26 20:57:40 | 前略
日本人に生まれたからには。

その意味を知っておきたいと買った、訳のついた百人一首の本。

イヤイヤ、艶っぽいですなぁ 


                   




  遥かなる 世は移らえど 人夜寒

    儚き時を   惚れたり はれたり     =3 ですな。。 

.                                                     



( あてなんか、胸をときめかせたり、せつなかったりなんてもう、くんちで龍踊りに会った時くらいどす ) ・・・アト 1年
 

さっちゃんはね

2008-10-24 09:42:44 | ナースなお仕事
先日、仕事中に突然、胃が痛くなり。                 ate↑

それは時間を追うごとに段々と酷くなり。

ついには誰にも見えない所に行き、しゃがみ込んでしまいました。

呼気や吸気すらも刺激となり痛い。 イダーイ

先輩ナースが心配して覗きに来、何やら薬を口に入れてくれ。

だがすぐには効くはずもなく、たまらずに私は和室に行き 横になりました。

( うちの病棟には50床中、一室だけ和室があります。ベッドから落ちちゃうような患者さんの為です )



和室には “ さっちゃん ”が居ます。さっちゃんは、ちょっと遅れが入ってます。

自分の部屋の隅に私が横になっているのを見つけたさっちゃんは嬉しそうに笑いました。

私が夜勤の見回りのとき、よくさっちゃんに 

「 眠いなぁ、さっちゃんの布団に入って一緒に寝ちゃおうかな? 」と言うのを思い出して笑ったのでしょう。

でも、どうやらこの看護婦さんは、いつもみたいにふざけている訳ではないようです。

さっちゃんは心配になりました。

『 ファー、どうしたの? オナカイタイノ? 』

うん? ファーって、あてのコトかい? イテー

『 ファー、ダイジョブ? オナカ、ダイジョブ? 』

『 ファー、元気ダシテ! ファー、アンパンあげようか?』

優しいなぁ  アンパンナンカ モッテナイノニ  嬉しいので 「 ありがとう。さっちゃんダイスキ 」 そう言うと、

さっちゃんは嬉しそうに 『 エヘヘヘヘ 』と笑った。

ウンウン言う私に さっちゃんは励ましの言葉を忘れない。( カンゴノ キソ デスナァ )

『 ファー、ガンバッテ! ファー、イタイ? ファー、顔色ワルイヨ。 ファー、綺麗ねぇ・・・』

あはははは  痛いのに笑ってしまう。( 特に最後のはナイスよぉ  )



さっちゃんに随分気を紛らわせて貰ってると、先輩がやってきて、ぐっと背中を押してくれた。

これが・・・ぃ、痛でーーーーーっ!!ぎゃぁーー

いいから、いいから と先輩は容赦ない。ところが、これが効いたのか先輩が先にくれた薬が効いてきたのか。

このあと私は すうっと痛みが軽くなり、こんどは時間を追う毎に段々と痛みが引いていくのでした。

さっちゃんと先輩、お二人に感謝、感謝デス 




さてこの日はこの夜、実家の父が救急車で運ばれる騒ぎがありました。=3 テーヘンダ !
後で先輩たちの間では、「 お父さん、可愛い娘に異変を知らせたんだわ 」・・・ってコトになりやした。 ヘエェ~

昨日、無事に退院しましたが

お父ちゃん、出来れば も少し、お手柔らかにお願いしたいぞ            by ファー。












↓コメント アリマス 



長崎じげもん、のぼせもん ♪

2008-10-19 11:01:01 | おうち
今年の くんち は、姪のハルと行きますた  ワーイ

運よく休みが重なったパパは、 くんちには付き合いきれないと言うので

それではと、私の実家に人身御供に置いて、父の相手 をしてもらい。

お陰であては、一人心置きなく、でも・・寂しく観る予定だったのが、前夜愚弟から電話があり。

『 あーた一人で行くのなら、ハル連れてってよ 』 渡りに船。なんて可愛い船

おかげで ネーネは楽しみが倍に増えました 



いつもならアミュのかもめ広場でくんちマップを貰い、贔屓の町のおっかけをして楽しむあてですが  キャーキャー

今年はマップに夕刻の諏訪神社が赤色で示されており、その赤に引かれてお諏訪さんに行きました。

立ち見のみ残った券はお一人様1,500円也。あ、安いじゃん =3

でも立ち見と言うのは、厳しいね。木や柵等、疲れて何かにもたれても、券を売ってたおばちゃんが飛んできて寄りかかるなと言う。ヤレヤレ。 ソコマデシナクテモ・・

きっと厳しくして、来年は(お高い)桟敷席を買おうと思わせる作戦だ。 ナンテヤツ 

でも キツカッター

来年は桟敷券を買おう・・・ウン  ← オモウツボ




そんなこんなで、もってこーい!(戻って来い) を叫び、ヨイヤァ!

(いいぞぉ!もっともっと!)で声を嗄らし、

沢山の出し物・・なかでも大好きな龍踊りを例年のごとくボロボロ泣きながら楽しみました。

子龍を担ぐチビッ子たちも見事なもので、やがて逞しい長崎の男になって大龍を空に舞わせてくれる片鱗を覗かせてくれます。 ステキー!

夏休みもなく練習に明け暮れ、くんちの間、長崎の町を一日中歩き回ってクタクタになりながら頑張る皆さん。

これが涙なくして観れませうか  感動しちゃうのよ 



ひとしきり楽しむとお諏訪さんを後にして・・・HALお待ちかね、お旅所へ参ります。

ずらり並んだ的屋サンたち。HALのお目々は益々大きく見開かれ・・

綿菓子を頬張りながら、色んなお店をチェックします。

マヨネーズの入った美味しい たこ焼きを出島ワーフの岸壁でぺロリとたいらげ、実に満足げ。

そこでパパとの約束をハタ!と思い出したHAL.

 『 ねーねに全部買って貰ったらいけないよ。このお小遣いでまかないなさい 』 ・・・とかなんとか?
↑愚弟

次に入ったクレープ屋さんでは、やおら水色の可愛い財布を取り出し、お高い物を支払う準備に緊張の面持ち  

(T▽T)可愛ぃすぎ・・・

貴方のお陰で一人ぼっちで くんちを観なくて済んだもの。愚弟に心配される程、貧乏な ねーねだけれども、そんくらいは大丈夫バイ 

ほんに・・・素敵な 素敵な心に残る くんち日和でございました  また来年  来年は、コッコデショ もやってね


 

運勢なんてくそくらえ。

2008-10-10 21:44:16 | ナースなお仕事
忙しい日が続き、心を失ってしまうのだろうか。

たとえば今日。

1分1秒を争うという状況では決してなかったのに

病棟はあんなにバタバタ処置をしなくてはならなかったのだろうか。

入院患者さん達は不安になるし、ナースに声すらかけられない。

夜勤者だって迷惑だろう。

全部が終わって帰るときの疲れ方といったら・・・。

もう少し落ち着いて、余裕を持って一つ一つを出来ないのだろうか。(5分と違うまい・・・)



なにより疲れるのは終わった後のあら捜し。

あの人はこうした、ああした、あれをしなかった、ああいった。

あたしは・・・・段々染まっていく。

そんな自分が嫌だと

何度思ったかしれない。

『 お前、最近文句が多いよ。前は優しくて面白かったのに 』

先日、母に言われた。

この一つ前の日記はそれをよく表していて、嫌になってその日の内に消した。

心の通い合わない人たちと働くのは しんどい。人は信じられない事を言う。

仲良くしてくれる人たちもいるけど 所詮ここでの私はペーペーなのだ。

それでいいのだ。

勘違いしちゃいけない。

だけど私は弱い。攻撃されるとそれを後悔させずにはいられない。

嫌なこと、悔しいことがあると黙々と勉強する。そして落ち着く。

ようやく少しの自身を取り戻す。そしてまた明日

仕事に行ける。