経験値

まいど、どーも。

命の重さと食の楽しみ

2009-05-22 20:08:29 | ひとりごと
今日のカンファで我らが病棟はついに飴、カステラや餅、パン類が禁止になった。

主任が言う 『 あの…喉に詰まらせて死なせた恐ろしさは経験したものにしかわからない 』


そうなんだろうな・・・。


過去、患者が食事を喉に詰まらせたとき、運よく近くにおり、すっ飛んでいって指を突っ込んで吐き出させ、大事に至らなかった。

そんなことは病院では普段の食事中にもたまにあったけど、詰まらせたとき、誰かが傍にいるかどうか。

これは患者の運と、命の別れめだ。

だから私には主任の切なさや悔しさは、分からないのかもしれない。

けれど私は長期入院の患者になったことがある。だから患者さんの食べ物への執着が少し分かる。

20年前の足の靭帯切断後の入院は当時半年も入院せねばならなかった。

整形外科の患者に消化器系は関係なく、運ばれてくる食事がどんなに大事なものであったことか。

楽しみは、パパやお宝達のお見舞いと食事だけ。

皆がカレーだったのに自分は違うと悲しくてたまらなかった。

こんなこと、日常や短期入院では考えられない。が、長期になると真剣な話だったのだ。

病院では週間献立表は、大ベストセラーだ。

『 たまにはカステラが食べたいと!! 』そういった患者さん達が、大好きな食にどんどん制限が付くこの環境を、どう思っているか。

今の病院の院長は、当たり前だが命が一番大事。患者さんのためなら食事制限も止むを得ず、危険なことはしないよう・・・

前の病院の院長は 『 食の楽しみを奪いたくない 』 と食事制限にも消極的。

スタッフ層ざらえ、厳戒態勢で患者さんたちの大好きなカステラや御餅と言う恐ろしいメニューに挑んだ。

きっとあの方は長期の入院をしたことがあるのかもしれない。

膝疾患の患者を担当し、その体重の加重による膝の痛みを心配する私には何んにも言えない・・


そう・・

わしなんかにゃあ  わからんのじゃ  


                 







やっぱり ヘンタイ

2009-05-15 11:44:14 | ひとりごと
最近


塩をかじるのが好きになりました。

( なめるのではなく、かじる。あの食感  )



大嫌いだった温泉場の硫黄の臭いが、たまらなく好きになりました。


粉洗剤の臭いが好きになり鼻を突っ込んでます。


パパは嫌がるけど、あのひげもじゃの足を左手で逆撫でするのが好きになりました。





変体


 いや変態・・・


kana-???