森のなかまと楽しい10Holes

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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

Wittner TAKTELL SUPER-MINI (Series 880.2)

2011-09-04 19:24:28 | ハーモニカに関連した話題

ペンデュラム(振子)がタクタクと拍子を刻み続けます。ゼンマイの続く限り。。。

頑張って出勤していましたが金曜日の夜が限界マックスに達してしまい、あれほど楽しみにしていたライトマニアックスに行けず哀しい森のなかまです。。。うぅ。。
みなさん如何お凄しでしょうか。


唐突ですが、2年程まえに購入したWittner社Taktell Super-Miniのオークです。リンク先のActusさんで購入しました。
例によって数ヶ月メトロノームについてのネット調査をたのしみました。
最初はマボガニーを狙っていましたが踏ん切りがついた時はすでに遅く、品切れだったので「あまり持っていない色で良いのでは?」とオークを購入した次第です。なんで他店に比べてこんなに安いんだろう(それにしても高価な事には変わりませんが)。。


クロマチックをやる友人と話した所、最近メトロノームに熱を入れている様子。
電子式のメトロノームとチューナが一緒になったものを以前あげた時はそれほどでもなかったのですが、最近はよく使うようになったのか機械式が欲しくなったそうです。うんうん。そーでしょう!

で、久しぶりにRichar Sleighさんのブログをみるとメトロノームとの付合い方が出てるし(Mini-Taktellを使われているそうで)。。

 How To Play With Time (Harmonica Rhythm Boot Camp)

ということで、久しぶりにメトロノーム熱も再発してしまいました(笑)。


正確さ、リズムのバリエーション等の「機能」からすれば電子式のほうが圧倒的に有利でありますが、ピコピコ音が耳につき始めたり、長く付合う相棒にアナログチックな幻想を求め出すと、機械式が気になり出すものです。


カリカリとゼンマイをまいて、重りをテンポに合わせれば、タクッ、タクッと拍子を刻み始めます。
拍子ベルや裏拍、中抜きなんかありません。

ゼンマイが終われば、クタッと終わります。それだけです。


なーのに、何だってこんなに惹き付けられるのでしょうかね?
不思議です。
到着する日は「メトロノームまだ?、まだ?」と浮かれていたのを思い出します(笑)。


最初は、その大きさに似合わない大きな音で鳴るのでビックリしました。結構カランとした音色も時には良いのですが、もう少し小さくてくぐもった音にならないかなぁと思い取りあえず分解しました。

例によって分解される時は各自の責任においてお願いします。

分解時はネジ止めされている黒い樹脂パーツをケース内に一旦落とすと、力を入れずにムーブメントが外れます。組立時は2本のネジを軽く締め、遊んでいる状態ではめ込みます。ドライバーは#0が適合です。

ネジを外して締めるだけではなくトリッキーなハメ方ですので難易度は高めです。自信の無い方はネジを外す事さえ止めた方が良いでしょう。


主要な部品はナイロン製かと思われます。
時計のように密閉されたものと違い、機械式のメトロノームは使用時に空気にふれますので錆が出るような金属製のものより適切な材質選択かと思います。

背中にピンが出ていますが、このピンが振子に合わせてグイーッとへっこみ、リリースされケースに貼られた金属板を叩きます。


左側丸い銀色がピンで叩かれる板です。
以前ハンズで小分けされて売られていた張って剥がせる片面クリアタックシート 0.3mmを貼り打点を和らげるようにしました。
右の緑色のは音が響かないようにダンパーを入れました。打楽器のミュートなんかと同じような感覚です(期待値)。

カランとした音をくぐもらせたかったので何となくケース内側には硬化しない「アーモンドオイル」を塗って拭取りました。
外側はもう少し茶色を効かせたかったので「えごま油」を塗りました。えごま油は時間と供にやや赤っぽく変色していきます。

おかげさまで、心無しか音量も落とせダークな感じのくぐもったような音になったようです。
普通機械式のメトロノームの音量を下げよう等とは思いませんから何の参考にもなりませんが。。

もし、そんな時は大人しく電子式で練習するのが得策です(笑)!


水平に置かないといけない、長期保存する時はゼンマイを使い切る等と色々と面倒が多い機械式ですが、タクタクと振子を降り続ける姿と音はなんともいえない趣きがあります。

ネットで「家族みんなで一緒に揺れて聴いていました」という商品レビューを見かけましたが、そんな幸せそうな家族を思い浮かべながら酒を飲むのもまた楽しいのであります。

電子式は各社から数ヶ月毎に新しいものがリリースされ、安くて使い勝手も良い事から時々やらかしてしまいますが(笑)、こういった古くて変わらないものも一つ手元にあるとまた楽しいものです。

それでは!

P.S.
昨日買い物ついでに全く趣の異なるものを購入してしまいました。。

SNARK SN-4 RED

クロマチックチューナーのつもりだったのですが、なんと!これにもメトロノームが付いているとの事。。。なぜ千円でこんなものが作れるのだろう。。
クレイジーで元気な雰囲気が楽しみなのであります。

P.S.2
今でこそTap-in機能がありますが、電子式はテンポを設定するのが結構面倒だったりします。そんな時はダイヤル式のUIが素早く設定出来て良いですよね。
国内ではセイコーのSQ50VとかヤマハのME-D1等もありますが、Wittnerも電子式を出しています。

WITTNER Taktell Quartz Metronome Qm2 QM 2 Ivory
Quartz MT-50

この昔のキットラジオみたいなデザインが森のなかまを刺激します。
ポツポツと時を刻む佇まいはさぞかし楽しくも奥ゆかしい事でしょう。。
コメント
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