新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

釈迦如来 深大寺・東京 飛鳥~奈良時代

2011-09-26 05:52:13 | 旧仏像ワンダフル
椅子に腰掛けるように台座に座り
両足をおろした形式の像を倚像(いぞう)と
呼ぶそうです。
ありそうで無い姿かもしれません。

深大寺は関東ではおなじみの寺ですが
飛鳥時代の昔、周辺は新羅からの渡来人が多く
製造技術も伝えられたのではないかということです。

蝋型鋳物による銅像で、ずっしりとした質感。
自然な姿勢と抑えた表情、手の印による信仰の表現。

静けさが聴こえてくるような感じです。
やっぱり遺伝子が落ち着きますね。