新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

仏頭 カンボジア 13世紀初頭(アンコール時代)

2012-09-24 05:28:50 | 旧仏像ワンダフル
アンコールトムという都の中に建てられた
仏教寺院には中心に45mの大堂塔があり、
その周り四方には人面をつけた高塔が50基も
林立していたそうです。

灰黄色砂岩のこの仏頭のように
穏やかなものだったんでしょう。

ヒンドゥー教と仏教が争いを繰り返し
この仏教寺院も後にヒンドゥー寺院に
改められているようですが。

改宗にあたって首を挿げ替えられたり
つらいことも多々あったでしょうが
今となっては夢の跡。

世俗の人間はまだまだ争いが絶えません。
せめて残った仏像の声ならぬ声を
聴いてみたいものですね。


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2 コメント

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Unknown (kyon )
2012-09-24 20:59:25
穏やかなお顔です・・・
この仏像が作られた時代背景が穏やかな時だったのでしょうかね・・・?
しかし、首のすげ替えが宗派で代わる・・・っていうのも・・・仏さんにしたらいい迷惑でしょうね・・・
顔にはそれに備わった体が付くのだから・・・アンバランスにならないんでしょうか?
っつうか、体系は皆同じなんだろうね・・・
人相だけが大きく違うのは・・・けど、考えたら、ちょっと好奇心が・・・(^^ゞ
ワンダさんの仏様って・・・色々な刺激に巡り合せてくれますね♪
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人間って (仏像ワンダフル)
2012-09-27 08:20:37
どんなに神に近付こうとしてもやってしまうんですよね~
世界遺産でもあるアンコールワットやバーミヤンの頭の無い仏像たちは見ている自分が痛くなってくる。まるで今はもうない盲腸の痛みを感じるごとく?かな~
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