新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

東寺・食堂-その1

2015-11-18 08:14:11 | 京都・東寺(教王護国寺)
  
 これほど寺社に真摯に対面するのも初めてのことです。

   門をくぐるとそこかしから見えない引力が湧いているようで
  何処から行こうか、行き先が定まらない。

   平日でも賑わいを見せる参道や聞こえてくる外国語も
  意識の外の事のようにおぼろな感じです。



   何と言っても空海の思想を具現化した立体曼荼羅が気になる
  ところですが、手前の「食堂」からお参りすることにしました。

   実はここには黒焦げの四天王様が安置されていて、その前では
  写経が出来ると伺っていました。

   食堂に入ると正面に本尊の十二面観音像、左側に黒い4体の像があり
  その前には写経用に長机が並んでいます。四天王の拝観は一番左隅の
  仕切られた場所から間近にできます。
  
   なんというか、安堵感、平穏な時の流れ、のような
  どちらかというと穏やかな空気を感じて引き寄せられ、
  損傷の悲壮感は感じられませんでした。  


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