新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

大日如来像 大分・臼杵石仏 平安時代

2011-09-24 16:27:39 | 旧仏像ワンダフル
石を掘り出した仏像というのは
独特の存在感がありますね。
苔むす岩肌には時間を感じます。

岩の中から形を得て浮き出してくる感じ、
何もないところから輪郭が明らかになり、
必然のようにそこにある。

なんだか鉛筆のスケッチに似てるんです。

眼では認識しきれない線が現れてきたりして
わくわくする瞬間。

見えていても認識できていないことは
自分の身の回りにゴマンとあり、
はやく発見されるのを待っているんです。