こころにうつりゆくよしなしごとを

あやしうこそものぐるおしけれ。

茶道具

2010-01-09 10:01:17 | 茶道
うちの母親は、娘時代、弟妹たちの面倒をみさせられて、
娘らしいお稽古ごともほとんどしていなかったそうですが、
なぜか茶道はやっていたようで、ん十年前に私が茶道の稽古を始めると言ったら、
帛紗と古帛紗、帛紗挟をもらいました。
もちろんもう今では捨ててしまいましたが。


先日、帰省した際に
「そういえば茶釜あったよね」

奧の八畳の座敷に行くと、炭も置けるちゃんとした朝鮮風炉で、
(もちろん大したものではないと思いますが)
織部敷板も鐶もある。
茶道具を入れる桐の棚箱には祥瑞の小ぶりの水差しと蓋置、陶器の建水まで。

「うは、ひとそろい揃ってる

母に尋ねたら
「どうせ床に置いてあるだけだから、あげる」
引っ越し屋さんに頼んで、梱包・配送してもらうことにしました。

うちはマンションですから炉は切れない(畳の寸法も違う)ですが、
もともと、風炉が正式だそうですから・・・
六畳の和室には置床を買ってあるので、三畳の茶室くらいのスペースは
取れるので、前から風炉釜欲しかったんですよね。
これで物欲ひとつ解決です

茶盌や棗はいくつかあるし、茶杓も自分で削ったのもあるし、
茶箱はありますから、お客さんにお薄を点てることもできます。

あとは、風炉先だけですね・・・
「風炉先を置けばどんなとこでも茶室になる」といいますし・・


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