Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

外国語と私(その2)

2004年10月26日 00時27分30秒 | フランス語
迷走!?

高校のフランス語の先生はエレファント・カシマシが大好きなちょっと不思議な風貌の先生でした
(エレファント・カシマシが流行するのはその2,3年後なので、その頃から目を付けていたこの先生はある意味すごいです)。
発音が滑らかなのが怪しさを誘う、そんな感じの先生でした。
フランス語は「r」の発音が最初の壁になるのですが、この先生のもと、かなり練習しました。
しかし、他の教科同様の力の入れ具合だったので、大して進歩せずに大学に進学しました。

大学では、既習者のクラスに入れられます。
1年目の授業はいきなりスピードアップした授業が展開され、あわてるものの、何とか終了。
この時に会話の授業で習っていたフランス人の先生は非常によくしていただき、フランスに関するレポートを執筆する際に助言を頂いたこともあります。この先生の存在が、私のフランス語を続けている一つのきっかけになっています。

2年目は絶対にこの先生の授業を引き続き取るぞ! と気合が入っていました。
同じ授業を取っていた人にも公言し、よろしくとまで挨拶をしていました。

・・・・しかし、やってしまいました!

履修登録失敗・・・・

まぢで???? _| ̄|○


一瞬脳裏には「履修登録失敗→フランス語全落ち→語学留年」という黄金の方程式が頭をよぎりました。すぐに教務に駆け込み、何とかフランス語が全部落ちることは免れました。

しかし、当然自分がとりたい授業は全て取れず、あまりものを選択する羽目になります。
基本的に大学生は第二外国語にそれほど力を入れていない人が多いせいか、人気のない授業というのは、「新聞購読」とか「和仏作文」だとかそんな授業だったりします。当然会話の授業は埋まっています。

というわけで、新聞購読と和仏作文を取ることになりました。
新聞購読の先生は非常にぱっとしない先生で、この授業ははっきり言ってやる気はありませんでした。ただ、やっている内容が内容なので、勉強はしました。
和仏作文については、毎回毎回作文の宿題が出る非常にハードな授業でしたが、何とかついていきました。
最後は「原子力発電所の是非について」という内容の作文を書いた覚えがあります。
こちらについては、先生が非常にいい先生で勉強になりました。
この授業にかなり鍛えられたと言ってもいいかもしれません。

その後、大学の授業でやらなくなったせいか、フランス語から遠ざかります。
時々読む機会がある、程度になっていました。

社会人になって、「フランス語の資格でも取るか」と言って受けたのが仏検3級。
面接がないので、筆記だけならフランス語をうまく話せない自分でも何とかなるかと思い、勉強せず。というか、勉強する時間がとれず。それでもとりあえず取得だけは出来ました。

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