アート情報et猫たちと日々の風景

アート情報と日々の風景。生き物と自然と。アートフェスティバル、クラフトフェア、地球環境展も記しています。

小さな悪意を隠し持つ人の話

2009-10-31 22:41:14 | アース・エコ・フェア
多分どこにでもいる、小さな悪意を隠し持つ人の話。

とても気さくな感じで近付いて、あちらの話をこちらに伝え、こちらの話をあちらに伝え、それに少々自分の意見や悪意を盛るから、あちらとこちらの間でトラブルになって、それを密かに楽しんでいる様子。

当事者間で話し合おうと思っている矢先に、いつの間にか話に衣を付けたり、脚色して告げ口されてしまうと、いつの間にか収拾がつかなくなってしまうことになる。

人の良さそうなおばさん風だけど、最近、そんな悪意を隠し持つ人の回りで幾つものトラブルが発生し、いろいろな人たちが仲たがいをしている。

映画「犬と猫と人間と」上映(2010.1.9~@浜松)

2009-10-22 19:54:45 | 猫たちの日々
映画「犬と猫と人間と」の上映が始まります。

静岡県浜松市中区のシネマイーラで来年2010年1月9日(土)から29日(金)まで。

【シネマイーラ】
静岡県浜松市中区田町315-34、有楽街北口・笠井屋ビル3階

【上映期間】
2010.1.9(土)~1.29(金)
※上映期間中は飯田監督を始め、動物愛護・動物福祉に携わる多くのゲストのトークショーなどを予定しています。

【前売券】1200円
※売上の一部は動物福祉支援基金に寄付され、動物の福祉のために活用されます。

【映画紹介】
―「犬と猫と人間と」(Dogs,Cats&Humans)プログラムより―

町を歩けばあちこちで目にする光景―散歩中の犬や、路地裏でくつろぐ野良猫たち。しかし、全ての犬や猫が幸せな一生を送れるわけではありません。空前のペットブームの影で、日本で処分される犬と猫は年間30万頭以上。一日に1000匹近くが殺されている現実があります。あなたは、犬と猫たちのことをほんとうに知っていますか?

《捨てられた犬と猫をめぐる旅が始まります》
一人の猫好きのおばあさんの「不幸な犬猫を減らしたい」という思いから、この映画は生まれました。
そのおばあさんは言います。「人も好きですけど、人間よりマシみたい、動物の方が」
そして、犬と猫をめぐる旅が始まります。完成までには、4年が費やされました。監督は、ドキュメンタリー映画『あしがらさん』で路上に生きる人々に寄り添った飯田基晴。大上段にふりかぶらず、犬と猫が歩くような低い視点から、人と犬猫の関係をしっかり見つめます。

《犬と猫をとおして見えてくる人間の姿》
映し出されるのは、鉄柵の向こうから悲しげな目で見つめる犬、行政施設に持ち込まれる生まれたばかりの子猫たち。更には、動物愛護先進国・イギリスの姿。動物たちのほのかなユーモアや、捨てられた命を救うため奮闘する人々の苦悩。繰り返し登場するのが、しろえもんという一匹の犬。そのしろえもんをめぐる“しつけ”の様子は、動物と人間の関係を考えさせられます。
そんな知られざる多くの現実の先にあるのは、感傷を乗り越える、ささやかな希望に違いありません。


【Story―物語―】
〇プロローグ…
 猫おばあちゃんの願い

監督・飯田と一人のおばあさんの出会いから映画は始まる。その女性、稲葉恵子さんは、今まで多くの捨て猫を世話してきた。しかし年とともに自分の限界を感じ、飯田にこう持ちかけた。「大人も子どもも見て、動物を大切に思ってもらえるような映画を作ってほしい。私が生きているうちに完成させてくれればいい」。別れ際、「なぜそんなに猫のことを?」と問われた稲葉さんは、「人間も好きだけれど…、動物のほうがましみたい」と答えた。

〇ペット大国≠ペット天国

〇灰になる命 見守られる命

〇しろえもんのしつけ

〇多摩川の猫を見つめる夫婦

〇犬捨て山

〇しろえもんのその後

〇崖っぷち犬騒動

〇イギリス

〇動物愛護と平和

〇エピローグ
最後に岩手県にある、樹木葬(墓石の代わりに樹木を植えて埋葬する)墓地を訪ねる。ここには、映画の依頼主、稲葉さんが眠っている。映画制作が間に合わず、生きているうちに作品を見せるという約束を果たせなかったことを深く詫びた。美しい緑の梢に囲まれたその場所で、飯田は「人間より動物のほうがまし」と言った稲葉さんの気持ちが今なら分かる、だからこそ、懸命に命を救おうとする人々の姿に惹かれたのだと振り返る。

(猫おばあちゃん、稲葉恵子さんは、2007年2月、映画の完成を見ることなくこの世を去った。)



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かわいそうだから、見れない、見たくないという人たちがいます。
それでは真実から目を逸し、逃げていることになります。

現実から逃げて、見ない振りをし、見ないことは「無いこと」としてしまうほうが余程かわいそうなのではありませんか?

かなしい現実から目を逸らさないで、今一度いのちについて考えてみませんか?

子どもから大人まで、犬や猫が好きな人も、嫌いな人も、一人でも多くの人に見ていただきたい映画です。

この映画が、いのちについて、動物たちとの共生について、そして様々な問題について、考えるきっかけになれば、緩やかであってもきっと世界は変わっていくでしょう。


映画の告知やチケットの販売にご協力いただける方、ご連絡ください。

チラシやポスターを掲示させていただけるお店や会社がありましたら、メールでご連絡ください。

多くの人たちの間でこの映画が話題になることを願っています。

イベントの騒音被害から浜松市動物園の動物たちを守るよう要望を!

2009-10-08 19:38:31 | 猫たちの日々
中日新聞の2009年(平成21年)9月23日(水曜日)の「立体花博効果 盛況だけど《お隣 動物園困った》」という記事を紹介します。
紙面の4分の1を占めるたいへん大きな扱いの記事です。

「浜松モザイカルチャー世界博(浜名湖立体花博=浜松市・世界博協会主催)の主会場、はままつフラワーパーク(浜松市西区舘山寺町)に隣接する浜松市動物園は、立体花博のチケットがあれば無料で入場できるとあって、連日大にぎわいだ。しかし開幕以降、イベントステージの大音響で心身を病む動物もおり、動物園職員の心労は重なるばかりだ。‥‥‥
開幕を祝って十九日に上空を飛んだ航空自衛隊ブルーインパルスのごう音で、ダチョウが足をばたつかせて園舎を走り回るなど、多くの動物が変調を来した。
さらに立体花博のイベント会場「モザイステージ」で繰り広げられる演奏、特に太鼓の音が類人猿の体調不良に拍車を掛けた。
雄ゴリラのショウ(三十三歳)はリンゴやバナナを口にせず、畜舎から動こうとしなくなった。またオランウータンの雌雄二匹も食が落ち、運動場にほとんど姿を見せない。
モザイステージから(動物園の)類人猿舎まではわずか約三百メートル。動物たちには過酷な状況が続く。‥‥‥」


浜名湖立体花博(浜松モザイカルチャー世界博=浜松市・世界博協会)側は、「記事後、動物園側から口頭で要望もあり、イベントのタイムスケジュールは動物園側に教えている。動物園側で問題が生じると判断すれば動物たちを禽舎に隔離すればいいわけで、ステージイベントやリハーサル時間を短縮することはできない」と言います。


絶滅危惧種のゴリラは1億円以上するといいますし、人間に近い知能を持つ「いきもの」であり、また浜松市の財産、国の財産でもあるわけです。

人間に聞こえない音まで聞こえる動物園の動物たちに多大なストレスを与え、体調不良にしている連日の大音響でのステージイベントの時間や音量を一考するよう浜松市の公聴広報課、浜松市長、立体花博協会に要望してください。

動物たちにはごう音のように聞こえる連日のステージイベントの大音響は、行政による公然の動物虐待に等しいものです。
9月20日から26日までは動物愛護週間、10月4日はワールドアニマルデー(世界動物保護デー)でしたが、その間も騒音被害は続いていたそうです。


中日新聞社のホームページで2009年9月23日付の記事を確認された上で、自らの身を守る術を持たないもの言えぬ動物たちを騒音被害から守るよう各関係先に要請し、動物園側の心労の軽減と動物たちのためにできることで協力支援してあげてください。
(防音壁の設置は予算がないという話です。
イベントは来月11月23日まで続きます)


浜松市ホームページ
「市長へのご意見箱」
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp


浜松市公聴広報課
市民の声グループ
TEL.053-457-2023
FAX.053-457-2028


浜松市・浜松モザイカルチャー世界博2009協会事務局
TEL.053-457-2298
http://mih2009.com

「はままつ冬の蛍フェスタ2009・イルミネーション・ライトオン」ダンスバトル出場チーム募集

2009-10-08 15:13:30 | 日々の風景
「はままつ冬の蛍フェスタ2009」のオープニングイベント《イルミネーション・ライトオン》ダンスバトルの出場チームを募集しています。

締切は11月2日(月)。

賞は、優勝、準優勝、審査員特別賞。

入賞特典は、
〇賞品(商品券)、
〇鍛冶町通り街路樹イルミネーションの点灯スイッチャー、
〇1月中旬のグランフィナーレのステージ出演、
など。


●日時
2009.11.14(土)
  16:00~17:30

●場所
「ザザシティ浜松中央広場」
(静岡県浜松市中区鍛冶町、ザザシティ浜松西館前広場)

●演技時間
3分以内。
受付時に音源をチェックします。3分を超過した場合は審査対象外となりますので、ご注意ください。

●音源/MD、CD
使用する曲のみを標準モードで録音してください。予備音源をお持ちください。


●賞
・優勝(1チーム)
  商品券3万円
・準優勝(1チーム)
  商品券1万円
・審査員特別賞(1チーム)
  商品券5千円

●審査員
〇HIROTO(名古屋)
「Skullz(スカルズ)」メンバー。
数々のダンスコンテストで多数の優勝、入賞実績を持つ名古屋・東海地区を代表するダンサー。

〇KYOKO(静岡)
「BUDDY BUDDY」メンバー。
ステージ、イベント、クラブで活躍する静岡を代表するダンサーであり、オーガナイザーでもある。

●締切
2009.11.2(月)必着

●申込書
メールでお申し込みの場合は、下記についてご連絡ください。


1.チーム名


2.ダンスのジャンル


3.〒&住所


4.代表者氏名


5.電話番号&FAX番号、E-mail


6.演技時間


7.開始形態(板付きか音先か)


8.チーム紹介


9.キッズ(小学生以下)チームか、中学生以上のチームか?

10.参加者氏名



●主催
「はままつ冬の蛍フェスタ実行委員会」

●ダンスバトル出場チーム受付:浜松文化フォーラム

詳細は「作者にメール」でお問い合わせください。

10月4日は世界動物保護デー

2009-10-06 23:18:32 | 猫たちの日々
10月4日は「ワールド・アニマル・デー(世界動物保護デー)」。

動物の守護聖人である聖フランチェスコの祝祭日に因んで1931年5月、動物保護を考える日として制定されました。

この日は世界各国で動物愛護や自然保護、絶滅危惧種保存問題などについて話し合われ、キャンペーンイベントが開催されます。

浜松では、静岡県営遠州灘海浜公園で愛犬家と愛犬が集まって「わんわん秋まつり」が開催されました。

無料犬のしつけ教室や愛犬との暮らし方教室があり、2000匹以上の犬たちが参加していました。

大小様々な種類の犬が集まって、ケンカにもならず、威嚇し合うこともなく、和気あいあいとイベントは進行していました。


同時開催の「アートフェア」の受付で、私たちは、犬猫の殺処分や虐待に関するパネルを展示していましたが、愛犬家が多かったせいか様々な反響がありました。

動物保護団体から貰った家の犬も殺処分対象の犬だったとか、病気で犬種も分からない状態の犬を保護し治療して今は家で飼っているとか、ペットショップが殺処分に出そうとしているところを買い取ったとか、いろいろな話も聞きました。

平気でいのちを捨てたり、殺したりできる人たちがいる片方で、そういういのちを救いたいと思う人たちもいるわけで、うれしかったのは、保健所に処分に出された成犬を引き取りたいと言う人たちが少なくなかったことです。

自分たち夫婦の歳を考えると、子犬よりは性格も分かって飼いやすい5歳以上の犬や猫がいいというのです。

静岡県の動物管理指導センターでは殺処分のために持ち込まれた中型犬や大型犬の成犬は譲渡できないと回答しますが、動物行政の流れが緩やかに変わりつつある最近の状況や、子犬や子猫ではなく成犬や成猫を引き取りたいと考える人もいるわけですから、全てのいのちに対して先ずは可能な限り譲渡を前提に対処してもらいたいものです。

今後いろいろな形でいのちを大切に思う環境が整っていけばいいと思います。