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映画「犬と猫と人間と」上映(2010.1.9~@浜松)

2009-10-22 19:54:45 | 猫たちの日々
映画「犬と猫と人間と」の上映が始まります。

静岡県浜松市中区のシネマイーラで来年2010年1月9日(土)から29日(金)まで。

【シネマイーラ】
静岡県浜松市中区田町315-34、有楽街北口・笠井屋ビル3階

【上映期間】
2010.1.9(土)~1.29(金)
※上映期間中は飯田監督を始め、動物愛護・動物福祉に携わる多くのゲストのトークショーなどを予定しています。

【前売券】1200円
※売上の一部は動物福祉支援基金に寄付され、動物の福祉のために活用されます。

【映画紹介】
―「犬と猫と人間と」(Dogs,Cats&Humans)プログラムより―

町を歩けばあちこちで目にする光景―散歩中の犬や、路地裏でくつろぐ野良猫たち。しかし、全ての犬や猫が幸せな一生を送れるわけではありません。空前のペットブームの影で、日本で処分される犬と猫は年間30万頭以上。一日に1000匹近くが殺されている現実があります。あなたは、犬と猫たちのことをほんとうに知っていますか?

《捨てられた犬と猫をめぐる旅が始まります》
一人の猫好きのおばあさんの「不幸な犬猫を減らしたい」という思いから、この映画は生まれました。
そのおばあさんは言います。「人も好きですけど、人間よりマシみたい、動物の方が」
そして、犬と猫をめぐる旅が始まります。完成までには、4年が費やされました。監督は、ドキュメンタリー映画『あしがらさん』で路上に生きる人々に寄り添った飯田基晴。大上段にふりかぶらず、犬と猫が歩くような低い視点から、人と犬猫の関係をしっかり見つめます。

《犬と猫をとおして見えてくる人間の姿》
映し出されるのは、鉄柵の向こうから悲しげな目で見つめる犬、行政施設に持ち込まれる生まれたばかりの子猫たち。更には、動物愛護先進国・イギリスの姿。動物たちのほのかなユーモアや、捨てられた命を救うため奮闘する人々の苦悩。繰り返し登場するのが、しろえもんという一匹の犬。そのしろえもんをめぐる“しつけ”の様子は、動物と人間の関係を考えさせられます。
そんな知られざる多くの現実の先にあるのは、感傷を乗り越える、ささやかな希望に違いありません。


【Story―物語―】
〇プロローグ…
 猫おばあちゃんの願い

監督・飯田と一人のおばあさんの出会いから映画は始まる。その女性、稲葉恵子さんは、今まで多くの捨て猫を世話してきた。しかし年とともに自分の限界を感じ、飯田にこう持ちかけた。「大人も子どもも見て、動物を大切に思ってもらえるような映画を作ってほしい。私が生きているうちに完成させてくれればいい」。別れ際、「なぜそんなに猫のことを?」と問われた稲葉さんは、「人間も好きだけれど…、動物のほうがましみたい」と答えた。

〇ペット大国≠ペット天国

〇灰になる命 見守られる命

〇しろえもんのしつけ

〇多摩川の猫を見つめる夫婦

〇犬捨て山

〇しろえもんのその後

〇崖っぷち犬騒動

〇イギリス

〇動物愛護と平和

〇エピローグ
最後に岩手県にある、樹木葬(墓石の代わりに樹木を植えて埋葬する)墓地を訪ねる。ここには、映画の依頼主、稲葉さんが眠っている。映画制作が間に合わず、生きているうちに作品を見せるという約束を果たせなかったことを深く詫びた。美しい緑の梢に囲まれたその場所で、飯田は「人間より動物のほうがまし」と言った稲葉さんの気持ちが今なら分かる、だからこそ、懸命に命を救おうとする人々の姿に惹かれたのだと振り返る。

(猫おばあちゃん、稲葉恵子さんは、2007年2月、映画の完成を見ることなくこの世を去った。)



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かわいそうだから、見れない、見たくないという人たちがいます。
それでは真実から目を逸し、逃げていることになります。

現実から逃げて、見ない振りをし、見ないことは「無いこと」としてしまうほうが余程かわいそうなのではありませんか?

かなしい現実から目を逸らさないで、今一度いのちについて考えてみませんか?

子どもから大人まで、犬や猫が好きな人も、嫌いな人も、一人でも多くの人に見ていただきたい映画です。

この映画が、いのちについて、動物たちとの共生について、そして様々な問題について、考えるきっかけになれば、緩やかであってもきっと世界は変わっていくでしょう。


映画の告知やチケットの販売にご協力いただける方、ご連絡ください。

チラシやポスターを掲示させていただけるお店や会社がありましたら、メールでご連絡ください。

多くの人たちの間でこの映画が話題になることを願っています。

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