父と猫

最近、猫を巡ってちょっとしたことがあって、
長年猫の世話をしてきたお年寄りが、猫の行方を心配する様子に、
父と父が可愛がっていた猫のことを思い出した。


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保護した白猫を実家に連れて行くと、「困るんだよ。この年になると、もういきものは困るんだよ。」と父はほんとうに困った顔をした。

「困るんだよ。困るんだよ。」と父に言われながら、それでも猫は父に懐いた。いつも父の後を付いて歩いていた。

私が家で飼おうと思った時には、猫はもう父の猫だった。娘は「おじいちゃんから猫を取り上げないで！」と言った。

そして、わが家には別の保護猫たちが入った。

父が心筋梗塞で入院して、駄目かもしれないと医師に言われると、「猫が待っているから、早く元気にならないと、…」と家族は励ました。
猫は父の入院中、誰の目にもほんとうに元気がなく、しょんぼりして、父を待っていた。

父は退院できて、猫を相手に話し、愚痴も言っていた。猫も迷惑だろうなと思ったが、猫はいつも父の側にいた。

夕方5時になると、父と猫は散歩に出かけた。
おじいさんが猫を散歩させているのか、猫がおじいさんを散歩させているのか、と言われながら。

父は猫に向かって「おばあになったな」と言うようになり、「猫を置いて死ぬわけにはいかない。俺が死んだら猫はどうなる？」と心配した。

去年の8月のとても暑い朝、猫は老衰で死んだ。
死の1週間前から、猫は玄関の隅に横たわり、汚すことを気にしてか廊下にも上がらず、居間にも、父の部屋にも行こうとしなかった。

父の心を推し量った私の妹が、いつでも会えるようにと、庭に続く畑に猫を埋葬した。

それから、父は水を持っては朝晩畑に行くようになった。
火葬場にやらなくて良かったと思った。

時々、私の妹たちがつぶやく。
「この胡瓜、猫を埋めた近くに成ったのよ。」とか、「猫を埋めた近くに大根作らなくてもいいのに。」

でも、私は思う。
「交通事故で死んだちぃちゃんは柿の木の下に埋めなかった？」

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WORKSHOP開催日変更

講師の都合により、12月21日予定のWORKSHOPを29日に変更しましたが、年末のため、1月に延期します。


今年も残り3日。
不景気風の吹き荒れる新年を迎えることになりそうですね。

公園の猫を探しています。

12月16日、浜松市の佐鳴湖公園からいなくなってしまった三毛猫の「みぃちゃん」を、動物ボランティアグールプが探しています。

公園のアイドル的存在で、ポストカードになったり、わざわざ「みぃちゃん」に会いに行く人たちもいるような外で暮らす猫です。

餌やりさんたちや動物ボランティアグールプに可愛がられて、公園で風のように生きてきた少々太めの三毛猫です。

その猫が忽然と姿を見せなくなくなって、今日で6日目。

動物ボランティアグールプが心配して探していますが、消息は掴めません。

もしかしたら、誰かが飼うために連れかえってくれたのかもしれませんが、お連れになった方や、情報をお持ちの方がいたら、どうぞメールでご連絡ください。

皆は、「みぃちゃん」の幸せを願っていますので、家猫として飼ってくださるなら、ありがたいことですが、交通事故などで動けなくなっている場合も考えられるので、心配しています。

見掛けた方や情報をお持ちの方はお知らせください。

よく似た猫を治療したり、入院させている場合もお知らせください。

12/23～、第32回浜松アートフェスティバル

第32回浜松アートフェスティバル開催のお知らせです。

静岡県内外から30人のクラフト作家やクリエーターが出展する「アート＆クラフトフェア」です。

【会期】2008年
12.23(火祝)11:00-18:00
12.24(水)10:00-18:00
12.25(木)10:00-16:00

【会場】
クリエート浜松1階ふれあい広場
(静岡県浜松市中区早馬町2-1)

【access】
・遠州鉄道「遠州病院」駅から徒歩1分(「遠州病院」駅東となり)

・JR「浜松」駅北口から広小路を北へ徒歩8分

・車の方は、浜松市営「東田町地下駐車場」から徒歩2分

【出展作家】
1.高橋さよ子
(洋服、エプロン、割烹着/静岡県袋井市)

2.石野千恵子
(ちりめん細工/静岡県静岡市)

3.深澤みどり
(手織り物/静岡県静岡市)

4.村上安美
(古布洋服/静岡県静岡市)

5.小林梅子
(創作バック＆和小物手づくり体験会/静岡県静岡市)

6.本多玖未子
(帽子/静岡県浜松市)

7.石川和子
(着物リメーク服、布製バック/静岡県浜松市)

8.大城佐知子
(アクセサリー、布小物/静岡県浜松市)

9.かに沢礼子
(手染め服/奈良県磯城郡)

10.田口みどり
(布小物、フクロウグッズ/静岡県浜松市)

11.野々山澄雄
(陶芸/愛知県知立市)

12.斉藤勝彦
(蔓クラフト/静岡県島田市)

13.原口美智子
(七宝焼/静岡県浜松市)

14.川島弘子
(紙粘土人形/静岡県浜松市)

15.成瀬さよ子
(袋物/静岡県浜松市)

16.田中美智子
(レース服、レース小物、帽子/兵庫県神戸市)

17.長江利直
(陶芸/愛知県瀬戸市)

18.渡辺弓夫
(木工クラフト/静岡県浜松市)

19.鈴木ますゑ
(洋服/静岡県浜松市)

20.佐合勝己
(木工クラフト、木製家具/静岡県浜松市)

21.松井喜美子
(洋服、袋物、手編み帽子/静岡県浜松市)

22.原光夫
(流木アート/静岡県浜松市)

23.平山晃代
(レザークラフト/静岡県浜松市)

24.鈴木桂子
(アクセサリー/静岡県浜松市)

25.大塚涼子
(とんぼ玉/静岡県磐田市)

26.秋月裕介
(万華鏡/静岡県富士宮市)

27.清水信明
(洋蘭/静岡県御前崎市)

28.島村動物病院
(猫のポストカード/静岡県浜松市)

会場では作品の展示販売と、和小物の手づくり体験会を開催します。
作家の方たちと作品について語り合いませんか。
素敵なクリスマスのプレゼントが見つかるかもしれません。

【問い合わせ】
VENT VISION(浜松)

次回以降の出展を希望される方は会場受付でお申し込みください。

12/21、クリエート浜松フリーマーケット開催

12月21日(日)、浜松市中区のクリエート浜松1階ふれあい広場で、フリーマーケット＆アートマーケットを開催します。会場は屋内です。

家庭の不用品、古着、食器、古本、文具、雑貨、靴、玩具など掘り出し物がたくさん集まります。
また、今回はクラフト作家の出展もあり、木工クラフト、木製家具、洋服、帽子、エプロン、割烹着、アクセサリー、陶芸品、七宝焼、ちりめん細工、布小物などの展示販売と、小林さんによる和小物の手づくり体験会があります。手づくり体験会に参加を希望される方は直接会場へどうぞ。


【日時】2008年
12.21(日)11:00-16:00

【会場】
静岡県浜松市中区早馬町2-1
「クリエート浜松1階ふれあい広場」

【access】
・遠州鉄道遠州病院駅から徒歩1分(遠州病院駅東となり)

・JR浜松駅北口から広小路を北へ徒歩8分

・車の方は、浜松市営東田町地下駐車場から徒歩2分

次回は1月10日(土)。出店を希望される方は開催日の5日前までにお申し込みください。


下記は、同時開催のアートマーケットの出展作家です。

1.石野千恵子
(ちりめん細工/静岡市)

2.高橋さよ子
(洋服、エプロン、割烹着/袋井市)

3.小林梅子
(創作バック、和小物＆和小物の手づくり体験会/静岡市)

4.佐合勝己
(木製家具、木工クラフト/浜松市)

5.本多玖未子
(帽子/浜松市)

6.野々山澄雄
(陶芸品/知立市)

7.原口美智子
(七宝焼/浜松市)

静岡県営遠州灘海浜公園フリマ開催

12月20日(土)、浜松市の静岡県営遠州灘海浜公園でフリーマーケットを開催します。
今年最後の野外でのフリーマーケットです。(屋内では、翌21日、浜松市中区のクリエート浜松1階ふれあい広場でフリーマーケットがあります。)

公園内には、球技場、北欧風木製遊具、サイクル広場、憩いの広場、自然生態観察園、売店など様々な施設があり、四季折々の自然が楽しめます。
売店ではお弁当を販売しています。

多くの野鳥が見られる時期でもありますので、散策を兼ねてご家族でお出かけください。

時間は10時から14時まで。
普通車352台、大型車9台を収容できる無料駐車場があります。

次回は1月11日(日)。出店を希望される方は開催日の5日前までにお申し込みください。

リリースした野良猫のその後

12月10日早朝、公園で保護し、口内炎と歯肉炎のため抜歯治療を受け、12月15日夕方、公園にリリース(release)した猫は元いた場所で無事に暮らしているようです。

リリースする時、餌やりさんたちが公園にいる三毛猫や黒猫を呼び、猫同士の挨拶ができて、公園に戻ったそうです。

昨日も姿を見せて、しっかり餌を食べたと聞きました。薬が効いている間は大丈夫でしょう。これからは餌やりさんたちと動物愛護団体が見守っていくことになります。

野良猫のリリース

先週の水曜日(12/10)早朝、公園で保護し、口内炎と歯肉炎のため抜歯治療を受けた猫を今日はリリース(release)します。

公園で生まれて、公園の餌やりさんたちに可愛がられ、餌を貰って生きてきた7歳11ヶ月になる雄猫です。

猫免疫不全ウイルス陽性のため、いつ発症するか分からないけど、これを機会に今後は餌やりさんと動物愛護団体で様子をみていくことにしました。

全ての野良猫が適切な治療を受けられるわけではないので、この猫はとても幸運でした。

2人の子どもを持つ若いお母さんが公園で病気の猫を見掛けて「助けてあげたい」と声をあげ、その願いが動物愛護団体の胸に届き、その公園の餌やりさんが保護し、動物愛護団体が病院に運び、別の動物ボランティアグールプが検査費用や治療費を負担し、猫は5日間入院できました。

こんなことは滅多にありません。
野良猫は病気になれば、治療を受けることもなく、いつの間にか姿を消します。



今日は寒いけど、昼の日差しは穏やかです。
外で生きるしかない猫の世界は厳しくて、弱れば強い猫に追い払われます。
だから、居場所が無くならない内に、元気になってそこに帰っていくしかないのです。

ダンス発表会

浜松市のUホールで、懇意にしているダンススクールの発表会があって、今日は午後から受付を手伝っています。

他のスクールやスタジオの発表会で受付を手伝うことは滅多にないけど、主宰の先生が半年間頑張っていたので、当日お手伝いできることがあれば、と申し出たわけです。

キッズ中心の発表会は、観客も家族やお友達が多いので、会場は和やかな雰囲気です。

ずっと受付にいたので、ステージを観たのは第1部の30分だけ。

知り合いのダンスの先生に数人会いました。

イベント事情(浜松駅前で)

東京に出かけて浜松に帰って来ると、やっぱり浜松の街なかはさびしいなという印象です。

「冬の蛍フェスタ」にしても、私はプレの時から野外イベントの部分で関わってきたけど、随分さびしくなったと思います。

プレの時は浜松駅前のギャラリーモールで22時まで、ダンス、ライブ、和太鼓などで、中年の人たちにも懐かしい曲なども交えて、イベントを展開しました。

光りグッズを振って、ワインを売るテントもあって、随分盛り上がったものです。

第1回目は、ステージを常設して、土日曜日は、アマプロ様々なグループが出演して賑やかでした。
ダンスも大いに盛り上がった時期です。

それから、イベントは市民グールプの手を離れ、年々イベントの規模は小さくなり、さびしくなりました。

今年は、野外イベントの予定もあまりありません。

ギャラリーモールのツリーも今年で見納めです。

1月、当初のイベントに関わったメンバーが集まって記念撮影をするそうです。

浜松は、市民参加型のオリジナリティのあるイベントを育てるのが上手くないように思います。

やる気のある人たちは、他の都市に活動を移してしまったり、ガッカリして活動を止めてしまっています。

私は最近他の都市でも活動を始めました。