アート情報et猫たちと日々の風景

アート情報と日々の風景。生き物と自然と。アートフェスティバル、クラフトフェア、地球環境展も記しています。

10月4日は世界動物保護デー

2009-10-06 23:18:32 | 猫たちの日々
10月4日は「ワールド・アニマル・デー(世界動物保護デー)」。

動物の守護聖人である聖フランチェスコの祝祭日に因んで1931年5月、動物保護を考える日として制定されました。

この日は世界各国で動物愛護や自然保護、絶滅危惧種保存問題などについて話し合われ、キャンペーンイベントが開催されます。

浜松では、静岡県営遠州灘海浜公園で愛犬家と愛犬が集まって「わんわん秋まつり」が開催されました。

無料犬のしつけ教室や愛犬との暮らし方教室があり、2000匹以上の犬たちが参加していました。

大小様々な種類の犬が集まって、ケンカにもならず、威嚇し合うこともなく、和気あいあいとイベントは進行していました。


同時開催の「アートフェア」の受付で、私たちは、犬猫の殺処分や虐待に関するパネルを展示していましたが、愛犬家が多かったせいか様々な反響がありました。

動物保護団体から貰った家の犬も殺処分対象の犬だったとか、病気で犬種も分からない状態の犬を保護し治療して今は家で飼っているとか、ペットショップが殺処分に出そうとしているところを買い取ったとか、いろいろな話も聞きました。

平気でいのちを捨てたり、殺したりできる人たちがいる片方で、そういういのちを救いたいと思う人たちもいるわけで、うれしかったのは、保健所に処分に出された成犬を引き取りたいと言う人たちが少なくなかったことです。

自分たち夫婦の歳を考えると、子犬よりは性格も分かって飼いやすい5歳以上の犬や猫がいいというのです。

静岡県の動物管理指導センターでは殺処分のために持ち込まれた中型犬や大型犬の成犬は譲渡できないと回答しますが、動物行政の流れが緩やかに変わりつつある最近の状況や、子犬や子猫ではなく成犬や成猫を引き取りたいと考える人もいるわけですから、全てのいのちに対して先ずは可能な限り譲渡を前提に対処してもらいたいものです。

今後いろいろな形でいのちを大切に思う環境が整っていけばいいと思います。