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イベントの騒音被害から浜松市動物園の動物たちを守るよう要望を!

2009-10-08 19:38:31 | 猫たちの日々
中日新聞の2009年(平成21年)9月23日(水曜日)の「立体花博効果 盛況だけど《お隣 動物園困った》」という記事を紹介します。
紙面の4分の1を占めるたいへん大きな扱いの記事です。

「浜松モザイカルチャー世界博(浜名湖立体花博=浜松市・世界博協会主催)の主会場、はままつフラワーパーク(浜松市西区舘山寺町)に隣接する浜松市動物園は、立体花博のチケットがあれば無料で入場できるとあって、連日大にぎわいだ。しかし開幕以降、イベントステージの大音響で心身を病む動物もおり、動物園職員の心労は重なるばかりだ。‥‥‥
開幕を祝って十九日に上空を飛んだ航空自衛隊ブルーインパルスのごう音で、ダチョウが足をばたつかせて園舎を走り回るなど、多くの動物が変調を来した。
さらに立体花博のイベント会場「モザイステージ」で繰り広げられる演奏、特に太鼓の音が類人猿の体調不良に拍車を掛けた。
雄ゴリラのショウ(三十三歳)はリンゴやバナナを口にせず、畜舎から動こうとしなくなった。またオランウータンの雌雄二匹も食が落ち、運動場にほとんど姿を見せない。
モザイステージから(動物園の)類人猿舎まではわずか約三百メートル。動物たちには過酷な状況が続く。‥‥‥」


浜名湖立体花博(浜松モザイカルチャー世界博=浜松市・世界博協会)側は、「記事後、動物園側から口頭で要望もあり、イベントのタイムスケジュールは動物園側に教えている。動物園側で問題が生じると判断すれば動物たちを禽舎に隔離すればいいわけで、ステージイベントやリハーサル時間を短縮することはできない」と言います。


絶滅危惧種のゴリラは1億円以上するといいますし、人間に近い知能を持つ「いきもの」であり、また浜松市の財産、国の財産でもあるわけです。

人間に聞こえない音まで聞こえる動物園の動物たちに多大なストレスを与え、体調不良にしている連日の大音響でのステージイベントの時間や音量を一考するよう浜松市の公聴広報課、浜松市長、立体花博協会に要望してください。

動物たちにはごう音のように聞こえる連日のステージイベントの大音響は、行政による公然の動物虐待に等しいものです。
9月20日から26日までは動物愛護週間、10月4日はワールドアニマルデー(世界動物保護デー)でしたが、その間も騒音被害は続いていたそうです。


中日新聞社のホームページで2009年9月23日付の記事を確認された上で、自らの身を守る術を持たないもの言えぬ動物たちを騒音被害から守るよう各関係先に要請し、動物園側の心労の軽減と動物たちのためにできることで協力支援してあげてください。
(防音壁の設置は予算がないという話です。
イベントは来月11月23日まで続きます)


浜松市ホームページ
「市長へのご意見箱」
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp


浜松市公聴広報課
市民の声グループ
TEL.053-457-2023
FAX.053-457-2028


浜松市・浜松モザイカルチャー世界博2009協会事務局
TEL.053-457-2298
http://mih2009.com

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