加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
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2月10日のあわせ「高田の四季」

2012年02月12日 | music
3月の仕事で歌う曲のあわせでした。

料亭で日本の歌を歌うコンサートです。

いつも通り、ギター伴奏です。

今回のコンサート用に、新曲もあるので、
主に、その新曲が果たして演奏可能かどうか、
調性が適切かどうか(私の声が映える音域が楽器の音色に適切かどうか)
などチェック&模索作業でした。


その中の一曲。
上越市の高田で歌うので、ご当地ソングとして「高田の四季」を歌う事にしました。

四季折々の高田の地名がいっぱい出てきて、ご当地ソングって良いですよね。

特に4番の「冬」を歌った歌詞に惹かれました。

『高田の冬はひひとして
 繚乱(りょうらん)香る六つの華
 ああこの地 我等が故郷
 金谷山頭スキーに暮れて
 雁木(がんぎ)に映ゆる町並あかり』

凍てつく冬の寒さを「ひひとして」という表現を使ったのは初めて聞きました。
本当に寒さが「ひひと」伝わって来る気がします。


「六つの華」―これって「雪」の事なんですね。雪の結晶が六角ですものね。
降りしきる雪の様子を「繚乱(りょうらん)香る」とはなんて美しい表現!


「金谷山スキー場」という名前も初めて知ったのですが、
『日本スキー発祥の地』だったなんて知らなかった。

『明治44年オーストリア・ハンガリー帝国の軍人テオドール・フォン・レルヒ少佐によって、
 日本に初めてスキー術が伝えられた日本のスキー発祥地です。』だそうです。
そんな偉大な?スキー場が高田にあるなんて知らなかった!・・・


そして、「雁木(がんぎ)」・・・懐かしい!・・・
みなさんご存知ですか、ガンギ。
雪よけのアーケードみたいなものです。
昔は町の商店街はみなガンギがありました。
今は本当にアーケードに成り代わっております。


高田の3月はまだ雪があるのかな~?

その地に伝わる歌は歌詞が良いですね。
特に昔言葉は、日本語の美しさと風情があります。

歌うのが楽しみです。


それにしても本番、楽しみだな~♪ 

詳細は ホームページkana's Room をご覧ください!

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