加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
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2月11日のLessson日記

2012年02月12日 | Lesson 日記
今日は、まず OLのAさん。

もちろん趣味なのですが、最近実力がついて来ました。

と言っても、本人はあまり自覚が無いのが悩みの種ですが。(笑)

今日は、コンコーネ25番No5。

姿勢の見直し。どうしても背中がうしろへ逃げるので。

ひとつひとつの音を喉やアゴで確認し始めるので、
口の開け方、声のいる場所などなど、注意を与えながら
具体的に示唆しながら、繰り返し繰り返し稽古。

一筋のなめらかな息の流れで音を運べるようになりました。
今日はコンコーネで時間切れ。次回、曲を中心にやりましょう。



次は現在大学2年生のBさん。

今日から、Mozartの「フィガロの結婚」の伯爵夫人のアリア
『E susanna non vien!~Dove sono』のレッスン開始。

とにかく声が浮くし、最初は息だけだったので受験前は苦労しました。

大学に合格して早2年が経ちます。少しずつ「声」になって来ました。

もともととても良い声(素材)を持っているので、そんな歌い方じゃ勿体ない!

去年はVerdeiの『Pace』をやり、なかなかしっかり歌えるようになりました。

今年はMozartで声の実体を作りつつなめらかな息運びを訓練。

前回は伯爵夫人のもう一曲のアリアをやり終えました。

今日は、やはりレチタティーヴォ。
ちゃんとやるのは初めてなので、練習の仕方をレッスン。

やはり「なんとなく」やってしまうので、
まずきちんと読む。リズムで音を確認する。

そうすると言葉のディクションとリズムのあり方が一致するのが解ります。

次回までちゃんと頑張ってやって来てね~!


そして、明日が卒業試験のCさん、
昨日もレッスンしたけれど、不安だからと今日も来ました。

でも今日レッスンやっておいて良かった!
本当に息が吸えない、止まる、流れない、の3重苦を抱えてやってきました。(笑)

去年の夏あたりには、
イタリア語のオペラアリアで良い息の流れを勉強出来て結構歌えていたのですが、
ドイツリートを自分で必死に練習した結果、
お腹は使えず、アゴと喉で止まってしまうという悪循環から抜け出せなくなってました。

レッスンの最後の方で以前の良い感じを身体で思い出し、ほっとしました。
やっぱり何とかしてあげたいし、何とかなって欲しいし。良かった~・・・。

さて、明日、頑張ってね~!

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