加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
ホームページ連動ブログです。

池坊展(アートな日)

2012年06月04日 | diary
2012 5月31日‐6月5日 いけばな池坊550年祭記念特別展が日本橋高島屋で行われていました。

私はやってはいないのですが、私が習っている茶道の先生が池坊の先生もされていて
是非行ってみなさい と誘って頂いて、先日行って参りました。

550年前というと・・・2012-550=1462・・・オペラより歴史が古いんだ!
(ちなみに一応オペラは1600年~です)

【第一部 夜明け】
室町時代、戦国時代、江戸時代、幕末、戦後を懸けぬけた池坊の花が一堂に

【第二部 世界をいける、そして未来へ】
550年の伝統を現代、そして未来へ

と題して、各時代の様式で活けられた花々がずらりと展示されていました。

なるほど切り口などは参考になります。


まず入ってすぐ、次期家元 池坊由紀さんの作品が目に飛び込んできました。
 




立体的空間で光と花のコラボ。 生け花というよりアート?

女性らしい視点のアート作品、そんな印象を受けました。

こんな風に自由に空間を構築していけるいけばなだったら楽しいだろうな~と思いつつ、

でもここまで来るにはたゆまぬ努力が必要なのだよな~と感心しつつしばらく進むと・・・ 



圧巻の作品がありました!

「豊臣秀吉を魅了した伝説のいけばな」

文禄3年(1594)に豊臣秀吉のお成りを迎えた 前田利家邸大広間の四間床(7.2m)を飾った

三十一世池坊専好(初代)がいけた大砂物。



背後に20匹のサルを描いた四幅の軸が掛けてあり、サルが松でたわむれているように見えたそうです。

「池坊一代の出来物」と称された伝説のいけばなだそうで、スケールそのままに再現した作品とのこと。

さすがに 圧巻! でした。


沢山の作品があって、さすがに疲れましたが、

アートの時代を模索するあり方は面白かったです。

芸大に猫出現!?

2012年06月04日 | diary
このところ週末の度に東京藝術大学のキャッスル (音楽学部にある学食です) に行く予定があり、
久々に芸大通い(?)を しました。

キャッスルのゆたかさんの変わりないお元気な笑顔に迎えられると、やっぱり嬉しいです(^_^)/


そして・・・新しくなった学内には所々に猫ちゃんが出現しています!


(ホール棟の壁に描かれた絵です)


またいつの間にかロビーもお洒落になっていました。



こんな素敵な大学に通える今の学生たちは幸せだなぁ~・・・と、思わず口をついて出たセリフ。

そういえば、我々が学生時代にも諸先輩方に言われたセリフですね。

そうやって歳月は流れて歴史が作られていくんだなぁ~・・・

上野駅から大学へ行くには、上野公園の中を通ります。

この4月にリニューアルオープンした上野公園は、噴水が少し小さくなって

なんと「スタバ」ともう一軒、合計2件のお店が開設されていました!これは驚き!

全体にすっきり整理がされた感じになりました。

下記写真は大学方面から噴水へ向かうところ。(左上に私の手がかかってしまいましたが)


梅雨入り前のすがすがしい晴天のひととき。 上野公園は気持ち良かったです!