屋上で８年目に咲いたシャクヤク

牡丹、芍薬の類いで１番初めにわが家の屋上に来たのがこの芍薬「モーブクイン」です。牡丹は木、芍薬は草ということ位しか知らなかったのですが、何となく冬に地上が枯れてなくなる芍薬のほうが、剪定とか考えなくていいので楽だろうと思って購入したのが８年位前のことです。それから８年、１度も咲いたことがありませんでした。葉はよく茂るのですが、蕾がつきません。２年前に園芸店でどうやったら芍薬が咲くのか聞いた結果、鉢が小さいのかもしれないということ、もっと肥料をやらなくてはいけないらしいということが分かりました。そこで、８号鉢から１０号鉢に植え替え、年に３回くらいだった肥料も量を多くして５回くらいやるようにしましたが、蕾はついたものの小さいうちに黒くなってしまってだめでした。

そして今年、蕾がついた頃から、だめでもともとと、鉢受け皿を下に置いて、水やりのたびに水が受け皿いっぱいに溜まるようにしてみました。翌日には水がすっかりなくなっています。そして蕾が順調に大きくなっていくではありませんか！そして、盛大に咲きました。モーヴだとすると紫系とは思っていました。決め手はたった１枚の鉢受け皿だったんです。上の写真はすでに５本切花にしたあとです。

赤い芍薬は２年前に育て方を聞いた園芸店で、ついでにフラフラッと購入してしまった「レッドチャーム」です。写真付きのラベルがあったので、花色は分かっていました。まさしく私好みの色と形です。こちらは毎年花数が増えて順調、来年は植え替えかな？でも、写真の色があまりよくなくって実物の方がずっといい色です。上の写真の左上に１輪顔を出しているほうが実物に近い色です。

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