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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

今オフのトレードを振り返る①

2024-02-14 21:15:13 | マリナーズ全般

今オフもたくさんトレードを仕掛けたマリナーズ。あらためてトレードを振り返ってみましょう。

 

評価はA~Eの5段階です。

矢印の左側が獲得選手、右側に放出選手という書き方でいきます。年齢は2024.4.1時点になります。

 

 

①2023.11.2

Cody Bolton (PIT) ⇔ 金銭

2017年ドラフト6巡でPITが指名し、昨年4月にMLBデビューした25歳の右投のリリーバーです。2022年途中までは先発だったようです。昨季データでは平均球速は95.2mphで特別特徴があるようには見えませんし、マイナーで結果を出しているわけでもありません。オフに入ってチームとして最初のトレードであり、これが何かの布石だったのか、ずっと狙っていた投手なのかは不明です。引き換えにしたのは金銭だけでリスクをとった動きではありませんので失敗しても大きなマイナスにはなりません。

評価:C

 

 

②2023.11.5

金銭 (STL) ⇔ Riley O'Brien

元々はTBからドラフトされていた29歳の右腕。2023年は昇格がなくAAAタコマで過ごし、51試合で15セーブ、防御率は2.29、14.1K/9を記録していました。2022年を除けば被安打はイニングよりも大幅に少なく四球は多いという投手。いろいろ探してたらDRIVELINEでの映像が出てきましたけどAAAでクローザーやって好成績残してるくらいですからMLBで投げる能力はあるのかも?フロントからはあまり評価されないタイプだったのか、別の問題があったのか…四球は多いことだけはわかります。

評価:C

 

 

③2023.11.6

Blake Hunt (TB) ⇔ Tatem Levins

マイナー選手で控え捕手候補を獲得したトレードです。未来よりも今を取ったともいえるかもしれませんが層を厚くできたというかマイナー待機させておくことが出来る控え捕手を獲得できたトレードです。

Huntは2017年2巡でSDが指名した高校生の大型捕手でした。昨季AAAまで上がってきているので今季はメジャーデビューが期待されます。TBではマイナーを上がっていく中で三振も減らし年々打撃成績が向上しているように見えます。特に昨年はパワーがあるところもみせ好成績でした。

一方のLevinsは超マリナーズ2023.8作成のプロスペクトランキングで45位に入れてたこちらも捕手。2022年ドラフト8巡指名でマリナーズ入り、年齢はもう24歳ですが昨季はAでまずまずの打撃成績でした(Aで24歳なので周りの選手は年下の選手が多い中での結果になりますが)。

評価:B

 

 

④2023.11.17

Luis Urias (BOS) ⇔ Isaiah Campbell

Uriasは昨オフの獲得候補ランキングで5位にあげていた選手なので1年遅れで獲得できた格好になりました。今更ですがWBCで佐々木からHRを打ったメキシコの選手ですね。2B/3Bタイプでマイナー時代は最初は2Bでの出場が多く、MLB昇格の前後はSSも守り、最近は3Bを守ることも多い状況。打撃ではまず特徴の一つが四球を選べること。好成績を残していた2021-22のMIL時代に加え、ハムストリングの故障もあり不振に陥った昨年もBB%は10%を超えています。パワーも平均くらいはあると思ってますが、昨年は大きく落ちています。これが故障の影響だったのかどうか…。故障前からスプリントスピードは平均以下であり走力は期待できなさそうです。開幕時点で26歳とCampbellと年齢は同じですがFAまで残り2年です。年齢を考えれば一般的には今からが全盛期となるはずでバウンスバックを期待したい選手です。ZiPSの予測では119試合で.237/.327/.390、104wRC+、2.0WARとなっています。個人的には十分これくらいはやってくれると思っています。MIL時代の2021-22はwRC+が112、110でしたからマリナーズでどこまで成績を戻すのか、全盛期の年齢でそれ以上の成績を残しても不思議ではありませんが、それは期待しすぎでしょうか、それともシアトルで成績を落としてしまう多くの選手の1人なのか…私は期待しています。最初はRojasとのプラトーンでいくはずなので、Uriasが多く対戦するであろう対左投手にはキャリアwRC+が118ですので少なくともこの点は期待したいと思います。シーズン中盤には右左関係なく出番が増えるような活躍してほしいです。

Campbellはマリナーズが2019年全体76位で指名(2019年なのでKirbyやMarloweと同じドラフト年になります)。2022年にはA+で19試合、10セーブ、防御率1.09でAAへ昇格し、2023年はAAで開幕し、まずまずの成績を残して2023.7にMLB昇格。昇格後も堅実な働きで四球はやや多かったもののイニング数以上の三振を奪い、防御率2.83とルーキーイヤーとしては立派な成績を残してトレード放出となりました。球速が早いとか何か特別な能力がある投手ではないと思いますがスライダーは良いので制球が少し安定すればミドルリリーバーとして活躍を続けられそうな投手だと思います。

プラトーンの野手とミドルリリーバーで保有年数も2年と6年なので評価的にはトントンかマイナスになってしまうかと思います。ただ私の欲しかったUriasに戻ってくれるのならプラスのトレードになると思います。本当はC評価でいきたいけど昨年成績を見てしまうとDかな。

評価:D

コメント
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