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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

妄想ロスター2025②

2024-10-26 19:29:21 | マリナーズ全般

2回目となります今回はペイロールに制限をかけて2024年より少し増やした場合でやってみました。

 

【C】

Cal Raleigh $5.5M

Curt Casali $1.5M

(Harry Ford)

【1B】

Luke Raley $0.77M

Justin Turner $10M

(Tyler Locklear)

【2B】

Jeff McNeil $13M

Dylan Moore $3.658M

Ryan Bliss $0.77M

(Cole Young)

【SS】

J.P. Crawford $11M

【3B】

Jordan Westburg $0.77M

【OF】

Julio Rodriguez (CF) $20.186M

Randy Arozarena (LF) $11M

Victor Robles (RF/CF/LF) $4.125M

Michael Conforto (LF/DH) $12M

(Dom Canzone, Jared Sundstrom, Lazaro Montes)

 

 

【SP】

Luis Castillo $24.15M

George Kirby $4.8M

Bryan Woo $0.77M

Bryce Miller $0.77M

Joe Ross $5M

(Logan Evans, Brandyn Garcia, Reid VanScoter, Juan Mercedes, Michael Morales)

【RP】

Andres Munoz $2.688M

Gregory Santos $0.77M

Matt Brash $0.77M

Troy Taylor $0.77M

Collin Snider $0.77M

JT Chargois $2M

Austin Voth $2.2M

Tayler Saucedo $1.2M

Eduard Bazardo $0.77M

 

野手13人合計$ 94.279M、投手14人合計$47.428Mとなりました。ここにGarverの年俸負担$7Mを加え、

27人ではありますが野手投手合わせて$148.707で2024年のペイロールから$9M程度アップとなりました。

$140~145Mくらいでと思ってやってたので少しオーバーしてしまいました。Joe Rossと契約せずに自前の投手+マイナー契約の投手でいくなら目標額に収まります。Jhonathan Diazマイナー契約で残ってくれないかなあ。

 

 

 

<IN>

Michael Conforto (FA) 2年$24M

Jordan Westburg (トレード BAL)

Chayce McDermott (トレード BAL)

Justin Turner (FA) 1年$10M

Jeff McNeil (トレード NYM)

Joe Ross (FA) 1年$5M

Curt Casali (FA) 1年$1.5M

 

<OUT>

Logan Gilbert(トレード・BAL)

Mitch Haniger(トレード・NYM)

Trent Thornton(トレード・NYM)

Mitch Garver(トレード・KC)

Jorge Polanco (オプション破棄・FA)

Sam Haggerty (ノンテンダー)

Josh Rojas (ノンテンダー)

 

 

 

<トレード>

Jordan Westburg, Chayce McDermott, Juan Nunez, Aron Estrada ⇔ (BAL) Logan Gilbert

ローテ投手の放出で打撃面の改善を実施します。今季WooとMillerが結果を出したことでエースの1人Gilbertを出します。金銭面を考えればCastilloを出したいけどCastilloでWestburgは獲得できるとは思えませんので今季好成績のGilbertになりました。Gilbertの保有権は残り3年。今季200イニング、200奪三振をクリアしました。チーム内の雰囲気を考えても通常こんな結果を出して貢献した選手をすぐにトレードはありえないと思いますが、価値としては最高だと思いますので今こそトレードします。代わりにローテに入るのはHancockと今回のトレードに含まれるMcDermottの他にEvansを筆頭に今季AAのローテで投げていたプロスペクトたち。さらにAAAに入ってくるであろうベテラン投手といきたいところですが念のため1人ベテランをメジャー契約で獲って開幕を迎えましょう。それでもGilbertの穴は埋められないと思います。その分得点力が上がればというところです。トレードバリューでは上位に入るであろうWestburgとGilbertなのでこんなトレードが起こればびっくりですが互いに弱点を補強できるトレードになるはずです。さて、Gilbertの代わりにローテに入る選手ですが状態は調べてないのでよくわかりませんけどBuehlerやClevinger、Montgomeryのような過去に成績を残していた選手に1年契約で復活を期待するのも良いですし、安く契約できそうな5番手、6番手として期待できる選手と契約するのも良いと思います。開幕までに故障者がでないとも限りませんし、投手はたくさんいても困りませんからね。幅はあるけど希望としてはAndrew Heaney, Kyle Gibson, Nick Pivettaなどがほしいけ。まあ現実的にはMatthew Boyd, Kyle Hendricks, joe Rossあたりでしょうか。そのなかでRossを獲得しました。

BALの3BといえばAAAにはWestburgよりもスケール感があって若いパワーバットCoby Mayoもいますけど、MLBで結果を出してるWestburgのほうが欲しいかなと思います。スピードがあり3Bというより2Bもいける選手で緊急時にはSSも守れる身体能力があります。今季MLBでも結果を出し始めていますね。WestburgではなくMayoを獲得してEdgarのコーチングで大打者になってくれるのも楽しみではありますけど、どちらの選手も魅力的でマリナーズ打線に貢献できる打者になるはずです。Gilbertを出すからには活躍してくれないと困ります。(あくまでも妄想です)

Gilbertの保有権は残り3年もありますし欲張って1対4のトレードとしていますがWestburgがMLBレベルで今季結果を出していることを考えると4人はやりすぎかな。でもサイヤング賞投票で票が入るはずの投手ですからね。

Gilbertを出すならということでもう1人候補としてはBOSのクセのある打ち方でおなじみKristian Campbell。今後も続々と活躍する選手が出てきそうな2023年ドラフトの4巡で指名され今季一気にAAAまであがっています。Mayoも同じことが言えますが、MLBでの実績がない選手を獲得するのはリスクが高いことは考えておかなければいけません。CampbellはSS/2BもしくはCFの身体能力スピードがあるタイプでもし獲得できれば2Bか3Bどちらかになると思います。BOSであれば1BのTriston Casasを獲得するのもありなのかもしれません。Casasは1Bではありますが右投手に強い左打者であり、まだ若くMLBデビューから3年連続ISO.200超と魅力があります。マリナーズは右打者が多いので左打者のパワーバットは欲しいし、一般的には当然右投手と対戦することが多いわけで、およそ左投手の3倍前後対戦することになる右投手を打てる選手はいつも欲しいです。ほかにもBOSにはBaseball Americaの球界№1プロスペクトRoman Anthony、№10.Marcelo MayerやKyle Teel等々がいます。そういう意味ではもしもGilbertという大投手を出すのであればBOSは有力なトレード先になると思います。

 

 

Jeff McNeil ⇔ (NYM) Mitch Haniger, Trent Thornton

成績が芳しくない選手同士のトレードです。契約が残り2年のマクニールと1年のハニガーをトレードします。ソーントンも出すのでお金持ちのNYM様にMcNeilの年俸が$13Mになるように金銭負担をお願いします。規定打席未満も含め打率3割を4回達成しているMcNeilですが年々成績を落としています。今季は後半戦少し成績を上げましたが残り2年高額契約が残っている状況。一方のHanigerも厳しい状況で年齢はMcNeilより上ですが、契約は残り1年になっています。マリナーズで活躍してきたHanigerを再度放出(しかも今回はトレード)になるのは厳しい話ですが今回案ではトレードします。

McNeilは2B以外にもRF/LF、最近は守ってないようですが3Bの経験もあり、Youngを昇格させて2Bレギュラーで使う場合には高額ユーティリティーという使い方も残っています。

 

 

Eric Cerantola, Hunter Owen ⇔ (KC) Mitch Garver +$7M

Garverは価値が下がりすぎて、トレードしても交換選手は戦力になるかわからないような選手しかもらえない可能性も…それならキープして復活を待った方が良いのではと私は思ってるんですけど、バットにボールが当たらないのではどうしようもありませんからね。Confortoも獲得してDHでの出場機会も厳しくなり、捕手は守備型の選手かベテランで良いという状況になりましたのでトレードです。年俸高いのに打てなかったということでかなり厳しいトレードになりますが、半分以上の$7Mの負担で四球の多いブルペン候補1人と将来のローテ候補を獲得できれば十分でしょう。

 

 

 

 

開幕時想定ラインアップ  選手名の後ろのカッコ内は(2024年wRC+, 2023年wRC+)

 

【vs RHP】

1. Robles, RF (163, 97)

2. Rodriguez, CF (116, 126)

3. Westburg, 3B (130, 84)

4. Raley, 1B (142, 132)

5. Raleigh, C (125, 121)

6. Arozarena, LF (105, 123)

7. Conforto, DH (102, 108)

8. Crawford, SS (73, 142)

9. McNeil, 2B (104, 93)

ベンチ:Casali (61, 32)、Turner (116, 105)、Moore (92, 87)、Bliss(58, -)

 

【vs LHP】

1. Robles, RF (98, 147)

2. Rodriguez, CF (116, 134)

3. Westburg, 3B (112, 121)

4. Arozarena, DH (137, 133)

5. Turner, 1B (119, 142)

6. Raleigh, C (97, 81)

7. Conforto, LF (145, 64)

8. Crawford, SS (125, 122)

9. Moore, 2B (125, 123)

ベンチ: Casali (65, 52)、Raley (70, 106)、McNeil (78, 114)、Bliss(146, -)

 

 

 

<ポジション別先発出場数>

C:Raleigh115~130、Casali10~40、その他0~30

1B:Raley80~130、Turner20~70、その他5~20

2B:McNeil40~120、Westburg0~100、Moore10~40、Bliss0~50、Young10~120

3B:Westburg80~160、Moore0~40、Bliss0~30、Young0~60

SS:Crawford100~155、Moore0~20、Rivas0~30、Bliss0~20、Young0~60

LF:Arozarena100~150、Conforto30~70、Raley10~40、Roobles0~30、Canzone0~50、McNeil0~40、Moore0~30

CF:Rodriguez130~155、Robles5~30、Raley0~10

RF:Robles100~140、Raley20~40、Canzone0~50、McNeil0~40、Moore0~20

DH:Conforto50~100、Turner50~100、Arozarena5~40、Raleigh5~15、その他10~50

 

 

 

今回は積極的にトレードを実行して、年俸高いのに結果を残せなかった選手たちをトレードしました。さらにGilbertまで出してしまいました。ちなみに私は同地区内でのトレードは基本的には考えてません。

すでにレギュラーが決まっている右打者揃いのOFに左打者のConfortoを加えて打撃をさらに厚くしましたけど、DH含めてもさすがに出場機会の確保が難しい気も。DHもTurnerとGarverだと右打者2人ですけどConfortoなら出場機会を分け合えると考えてはいます。Confortoがフル出場は難しいチームに入ってくれるのかという問題はありますが、まあ仮想なので。レギュラー陣の故障も考えられますし、不振があるかもしれませんしね。

内野に置いてるMoore, Raley, McNeilはOFも守れるので、最後の1枠にはCanzoneのようなOFを入れるのか、BlissのようなIFを入れるのかどちらでも良いと思います。

控え捕手は誰が良いのかよくわかりませんが、ベテランのCasaliに戻ってきてもらいました。基本はRaleighでいきます。

5番手投手は上でも書いた通り、まずは選択肢をたくさん準備して開幕を迎えたいという事で経験ある投手を獲得しました。右のRoss、左のBoydどちらがいいかなという感じになりましたがRossを選択しました。2024年のRossは先発からシーズン途中でリリーフに回りリリーフでは好成績を残しました。マリナーズでも最初は先発、ダメならリリーフというのも考えられます。

前回の宣言通りJustin Turnerと1年契約で戻ってきてもらいました。Tモバでもしっかり打ってくれる存在感あるチームを引っ張れるベテランの存在は大きいです。DHと1Bで400~500打席の出場を見込み、1Bは今季活躍したRaleyの出場を増やしたいと思います。

内野陣はCrawfordが復活できるのかが一番気になるところですが、全体的に不確実なメンバーとなります。期待のWestburgはBALでの活躍と同じように働いてくれるのか、McNeilは打てるのか、Youngはいつ昇格して、すぐに対応できるのかといった具合です。

今回の妄想ロスターいかがだったでしょうか。もう1回くらいはやりたいですけど時間があるかどうか…。

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妄想ロスター2025①

2024-10-06 09:33:35 | マリナーズ全般

毎年やってる妄想ロスターやっていきます。

年俸は今回もCot's Baseball contractsから引用、決まってない調停予定選手は私の予想額でいきます。2025年の最低年俸は$760,000のはずですが調停前の選手は一律$0.77Mで計算させてもらいます。

 

 

 

【C】

Cal Raleigh $5.5M

Mitch Garver $12.5M

【1B】

Yandy Diaz $10M

Luke Raley $0.77M

【2B】

Richie Palacios $0.77M

Dylan Moore $3.658M

(Cole Young)

【SS】

J.P. Crawford $11M

【3B】

Bo Bichette $17.583M

【OF】

Julio Rodriguez (CF) $20.186M

Randy Arozarena (LF) $11M

Victor Robles (RF/CF/LF) $4.125M

Mitch Haniger (RF) $15.5M

Sam Haggerty (OF/2B) $1M

 

 

 

【SP】

Luis Castillo $24.15M

Logan Gilbert $10M

George Kirby $4.8M

Bryan Woo $0.77M

Bryce Miller $0.77M

 

【RP】

Andres Munoz $2.688M

Gregory Santos $0.77M

Matt Brash $0.77M

Drew Rasmussen $2.2M

Collin Snider $0.77M

Troy Taylor $0.77M

Austin Voth $2.2M

JT Chargois $2M

Tayler Saucedo $1.2M

Trent Thornton $2M

Gabe Speier $1M

Eduard Bazardo $0.77M

 

年俸を計算すると野手13人で$113.592M、投手が多めの17人で$57.628M。合計で$171.22Mになりました(リリーバーを8人に絞れば$3M以上下がりそうな気がしますから$167~168Mくらいになるかもしれません)。2024開幕時26人のペイロールはおよそ$140Mだったので約$30Mの大幅アップとなります。2020年が$54Mでそこから毎年$30M前後上がってきていた中で2024年は前年からたったの$2M増でした。来季はどれくらい増えるでしょうか。なにやら増えそうな話ですけどどのくらい増えるのか、そもそもその話は本当なのか…。

 

 

<IN>

Bo Bichette

Yandy Diaz

Richie Palacios

Drew Rasmussen

 

<OUT>

Yimi Garcia (FA)

Justin Turner (FA)

Jorge Polanco (FA・オプション破棄)

Josh Rojas

Dom Canzone

Emerson Hancock

Tyler Locklear

Luis Urias (ノンテンダー)

 

 

<トレード>

・Yandy Diaz, Richie Palacios, Drew Rasmussen ⇔ (TB) Tyler Locklear, Logan Evans, Ben Williamson, Ashton Izzi, Tyler Gough

・Bo Bichette ⇔ (TOR) Josh Rojas, Dom Canzone, Emerson Hancock, Brock Rodden

 

 

ローテーションはいじらずに打撃力をアップさせ勝負をかけたロスター構成のつもりです。本来短期保有しかできない選手にプロスペクトは使いたくないんですけど使ってしまいました。といってもトップ10~15に入るかどうかという選手を使ったトレードで上位は守ったかたちです。保有期間が短い選手の獲得とはいえ実績ある選手の獲得になるのでもう少し高いプロスペクトを要求されるかもしれませんがどうでしょう。

戦力という事で単純に考えるとHanigerやGarverをどうするかというのは今オフの課題と言えるのかもしれませんが、動くことはあるのでしょうか。Garverは対左に関しては不振の今季であってもプラスになっていて2番手捕手として使っておいて、隔年で活躍する選手なので、もしそのデータ通り打てるようであればDHで出番を増やせばいいと思います。Hanigerはマリナーズのレジェンドに近い選手だと思うので個人的には動かしにくいし、実際獲得したい球団は無いのではないかと思います。Hanigerと同じようにチームの負債・重荷になっている選手とのトレードならあり得るのかなと思いますが。Polancoは大きな負担なくバイアウトできますが、HanigerやGarverを仮にトレードしたとしてもどれくらい負担額が減るのでしょう?トレードできたとしてもマリナーズが年俸負担してという形になると思うので簡単には減らないと思いますが。

トレードパートナーであるTB、TORとのトレードを決行していますがDiaz, Bichetteともにチームの主力ですからFAまでの期間が短くても対価は大きくなるかもしれません。TBからは2BのBrandon Loweもトレード獲得候補として有力なところかもしれませんが今回はDiazを選びました。Bichetteもこれまで結果を残し続けてきた選手で残り1年とはいえ大きな対価が必要なのではと思うところですが、今季の不調と欠場で特別大きな負担なく獲得できないものかと。TORはBichetteやGuerrero、クローザーのRomanoなどがFA前最終年となり、今オフに本格的に再建するというよりは来季も戦力を整えてシーズン開幕を迎え、ダメならシーズン途中で売るという流れになりそうな気もしますけど、どうなんでしょうか。Bichetteは2025年シーズン後FA、Diazは2026年オプションまでありますから最長で2年となります。これからマリナーズの若手発投手たちの年俸も上がっていき、GilbertやKirbyがFAになるまで3年4年しかありません。プロスペクトたちも育っては来てると思いますがその前に来年一勝負かけてみませんかというロスターです。

 

 

ポジションごとに見ていくと、

まずは捕手。DHとして期待されていたGarverが全く打てなかった2024年。それでも実は左投手からは長打をしっかり打っていて、打率は低くてもwRC+は平均を大きく超える成績になっています。一方のRaleighは右投手に強く、左投手相手には平均以下の打撃力なので相手先発投手の左右によって使い分ける試合を少し増やしても良いのかなという状況です。今年の打撃を見ている限り怪しいと思ってしまう所ですけど、隔年で活躍するGarverが2019、2021、2023年のように2025年打てるようになればDHでの出番を増やしてあげれば良いので、年俸は高いけど2番手捕手兼指名打者として来季開幕を迎えられることを私は望みます。年俸の高さを考えればうまく処理してペイロールに余裕を作ってというのもわかりますがそんな簡単に処分は出来ないのではないかと思います。それよりも2番手捕手で対左要員という使い方でまずは使い、なぜか隔年で活躍するというところに期待します。3番手としてはそろそろFordが上がってきてくれることを望みますが、昇格はシーズン後半かRaleighが長期離脱になった時ですかね。

 

今オフのトレードの目玉は1Bの選手になると思います。Guerrero Jr.を獲得して長期契約するのが最高のシナリオではありますが、当然大きな対価は必要ですし、長期契約も非常に大きなものになりますから基本的にマリナーズ資金力では獲得後の契約延長が厳しいと思うので獲得はないと思ってます。思いのほか簡単に獲得できれば面白いんですけどね。そこでベテランのDiazです。2022、2023年ほどの成績を残せなかった2024年。今こそ安く獲得するチャンスでは?対右投手にも平均以上が期待でき、対左にはリーグ上位の力をみせてくれるはずです。Raleyは相手右投手先発時に積極的に使い、その場合DiazはDHで使うという想定をしています。後半戦、終盤戦と調子を上げているRaleyは来季以降も楽しみですね。AAAにはLocklearが控えている状況ではありますが今年メジャーの壁にぶつかった感じだったので来年はどうなるか…今回トレードしてしまいましたが。

 

2Bは前回Luxを候補にしていたようにMooreとのプラトーンということで考えて左打者のPalaciosを獲得します。年俸が上がるRojasの代わりです。Palaciosの方がOF含め多くのポジションを守れるという意味で使い勝手は良いはずですし、打力も少し上だと思います。まあデータ上は右投手に対してはなぜか打率が低いですけど…。パワーはさほどでもないもののフルスイングでHRを打った時の姿は魅力的です。たぶんマイナーリーグオプションも1回残ってるはず。あとはBlissもいます。彼は右打者ですがマイナーでは毎年右投手の方を得意にしてきた選手なのでBlissに期待するのであればわざわざ2Bは獲得しなくてもMooreとBlissでも良いのかもしれませんけどね。そしてどこかでYoungを上げるというのがシナリオです。

触れないわけにはいかないPolanco。私は彼の事が好きだし2年越しで獲得の情報が流れてきた時の興奮は今でも思い出せるんですが、ファン心理からも残すことは出来ないでしょうね。来季年俸は$12M、バイアウトは$0.75Mなので$11.25Mが浮く計算です。適当な選手が見つからないなら残しておいて、活躍すれば良いし、ダメならシーズン途中でYoungに切り替えるというのはありなのでは?でも今季成績を考えれば$12Mは高すぎますよね。せめて$8M、気持ちとしては$6Mくらいならまだ選択肢にあったかもしれませんが。

Youngの昇格が期待されるところですが、もう1人のドラ1Harry Fordは今季少しLFを守っていて、Raleighがいる限りCでの出番は限られるでしょうから、2Bや3Bにコンバートもありなのでは?基本はCで良いと思いますけど、今季30盗塁を達成したスピードとパワーでおもしろい2B/3Bになるかもしれません。そうなるとすぐに昇格というのは難しいでしょうけどまだ21歳なので焦る必要もないでしょう。ちなみにYoungも21歳で今季AAでフルシーズン過ごしました。こちらも焦る必要はないけどMLBデビューは近づいているのではないでしょうか。ということで大きな補強はしないでYoungに期待してPalacios/Mooreにしました。

 

SSはとりあえずCrawfordですが2023年の攻撃力がなくなり、ここ数年で最悪のシーズンとなった2024年。一方で守備面は改善した数値が出ています。2025年は30歳で迎えるシーズンとなりますが攻撃力が2023年並みになることを期待します。Crawfordが休みの日はユーティリティーのMooreやBlissに出番があるでしょう。RivasはCrawfordが長期欠場になった場合にチャンスが回ってくるのではと予想します。Crawfordが長期欠場となった場合にCole Youngが上手く入ってチャンスをものにする可能性もあるかもしれません。どのタイミングでどこのポジションにYoungが入るのかは来季の注目点ですね。

 

3Bをどうするかは今オフの大きな課題でしょう。Uriasが結果を出せず、途中からRojasとMooreのプラトーンになった今季は地味でしたが平均を大きく下回ったわけではなく、悪くない結果だったとも思います。来季に向けてトレードで獲得できるような有力な3Bはあまり見当たらず昨オフUriasを獲得したような取引はあるかもしれませんが失敗に終わる可能性も高いのではないでしょうか。思い切ってBregmanにいくのもありでしょうけど、マリナーズにとっては高額の買い物になるので難しいでしょうね。Bregmanが爆発的な打撃力を見せたのは数年だけで最近は守備力もある有力な3Bという感じだと思います。それでも今季と比較すれば大きなアップグレードになるのは間違いありません。Bregmanは空振りが少ない打者でArraezやKwanなど極端に空振りしない選手たちに次ぐ、三振の少ない選手というのもマリナーズにとっては魅力的です。

しかしBregmanは高い。そこでBichetteをトレードで獲得します。今季不調で長期欠場も経験したTORのSS。来季開幕時まだ27歳。コンバートするなら3Bよりも2Bかなとも思いますが3Bでお願いします(最悪2Bと3Bを入れ替えるかもしれませんが)。昨季まで3年連続20本以上の長打力とMLB通算打率.290というポテンシャルはかなりのものがあります。今季の不調と故障でどれくらいトレード価値が下がったかですが、それでもTORがBichetteを出すにはそれなりのパッケージを提示する必要があるのではないでしょうか。FA前最後の1年で年俸も高くリスクはかなりありますがBregmanのようなFA選手と大型契約するのとどちらが良いでしょう?Polanco獲得のような賭けになると思いますが活躍してシーズン途中に数年契約延長してくれないものかと。

 

OFは3ポジションすでに決まっている状況(トレードがなければ)。3人とも右打者なので相手先発が右投手の時は左のRaleyに1BだけでなくOFでも出番を与えていきたい気がします。あとはHanigerも来季まで契約があるんですよね。マリナーズで活躍してきたHanigerですが、1年間抱え続けるのは厳しくなってきているのが現実で、どうにか動かしたくなってしまいます。ユーティリティーのMooreは意外とパンチ力があり、OFでの出場も多いですね。打率は低いけど控えとしては強力な選手だと思っています。彼の出番を減らせるくらいレギュラー陣が活躍できればいいんですけど。PalaciosもRF/LFで出場できます。最後の1枠にスピードが魅力の左投手に強いHaggertyを入れましたが体はどんな具合なんでしょう。開幕間にあわないのかもしれません。その場合はOFではなくBlissなどIFの選手を入れたほうがバランス良いのかもしれません。OF陣は控えも含めて右打者が多いので左打者でマイナーリーグオプションも残っているCanzoneは貴重な存在です…が今回トレードしました。Raley, Palacios, Haggertyが左打席に入れますからね(Haggertyは右投手をあまり打てないので左打席は計算できませんが)。

 

DHは誰を使うというわけではありませんがDiaz, GarverがメインでHanigerもいます。本来なら左の強打者を1人入れたいですけど右打者が揃ってしまいました。

 

先発投手陣は何も変わりません。WooやMillerが成長した2024年マリナーズのローテーションは2025年もMLB屈指だと思います。6番手以降はHancockをトレードしたので今季AAで投げていた若手たちに加えてAAAに来季加わるであろうベテランなどにマリナーズで投げるチャンスがあると思います。とにかく長期欠場者が出ないことを祈るのみで、先発投手を10人以上使わないで済めばいいなと毎年思ってます。

 

今季大誤算だったのがブルペン。故障者も複数出ましたが、厳しい場面であとひと踏ん張りできていればという試合も多かったと思います。来季は故障あがりの投手たちがどんな働きを出来るのかが大きなカギとなる状況…。その故障あがりの2人(Santos, Brash)はいずれもクローザーポテンシャルがあり、短期的には実績もあります。AAでクローザーを経験して結果も出して昇格してきたTaylorもメジャーでやれるところを見せているので、Munozを含めた4人が健康で本来の力を発揮できれば先発ローテだけでなくブルペンも最強クラスになれるはずです。そのほか今季頑張ってもらった投手たちに来季もお願いします。そこにRasmussenを加えました。故障明けの選手が2人いるので層を厚くしておくことは必要でしょう。今季のような不安定なブルペンは見たくありません。さらに例年であればリリーバーは当然のように他所から数名加わって開幕前に競争になると思います。候補者は全く想像つかないので今いるメンバーにしておきます。調停権のあるリリーフ投手が数名いますが大きな金額になる選手はいないはずです。

 

 

 

 

開幕時想定オーダー

選手名の後ろのカッコ内は対右投手・対左投手それぞれの(2024年wRC+, 2023年wRC+)

 

【vs RHP】

1. Robles, RF (163, 97)

2. Rodriguez, CF (116, 126)

3. Diaz, DH (107, 151)

4. Bichette, 3B (85, 120)

5. Raleigh, C (125, 121)

6. Raley, 1B (142, 132)

7. Arozarena, LF (105, 123)

8. Crawford, SS (73, 142)

9. Palacios, 2B (101, 97)

ベンチ:Garver (67, 130)、Haniger (106, 62)、Moore (92, 87)、Haggerty (-13, 116)

 

【vs LHP】

1. Robles, RF (98, 147)

2. Rodriguez, CF (116, 134)

3. Diaz, 1B (165, 204)

4. Bichette, 3B (7, 147)

5. Garver, DH (124, 172)

6. Arozarena, LF (137, 133)

7. Raleigh, C (97, 81)

8. Crawford, SS (125, 122)

9. Moore, 2B (125, 123)

ベンチ:Haniger (45, 93)、Raley (70, 106)、Palacios (103, 215)、Haggerty (-53, 107)

 

 

 

<ポジション別先発出場数>

C:Raleigh115~130、Garver10~40、その他0~30

1B:Diaz60~120、Raley40~100、その他5~20

2B:Palacios20~100、Moore20~80、Bliss0~50、Haggerty0~10、Young10~120

3B:Bichette100~160、Moore0~40、その他0~20

SS:Crawford80~155、Moore0~20、Rivas0~30、Bliss0~20、Young0~80

LF:Arozarena120~155、Raley20~40、Roobles5~40、Haggerty0~30、Moore0~30、Palacios0~20

CF:Rodriguez130~155、Robles5~30、Raley0~10

RF:Robles100~140、Raley10~50、Haniger0~40、Palacios5~30、Haggerty0~30、Moore0~20

DH:Diaz30~120、Garver5~100、Haniger5~20、Arozarena5~30、Raleigh0~20、その他10~50

 

 

【まとめ】

あくまでも数字上ですがなかなか強力な打線になりました。BichetteやCrawfordが復活できるのか、Roblesは来季も活躍できるのかといろいろ思う所はありますが、楽しみです。ベテランが多いDH枠を上手く整理出来ればさらに良くなりそうです。上でも書いた通り、Hanigerを動かせるのかなあと思ってそのまま残留してもらってます。

打線は1番に誰を置くか悩むところです。出塁率でいけばTBでも1番が定位置のDiazは候補になってきます。足があって元気もあって盛り上げられるRoblesが好成績を残す限り彼の1番が良いのではないかと思います。マリナーズ最強打者のJulio、さらには調子が戻ればCrawfordもありなのではないかと思いますが後半戦のRobles, Julioの並びは来季も機能してほしいですね。

開幕ロスターに入らないかもしれませんがマイナーリーグオプションも残ってるBlissがカギを握る1人になる可能性があると思います。どこかでBlissを使うチャンスが出てくればという感じで想定しています。Mooreがいるうちに勝ちたいと何年も前から言ってるとおり、彼がいればある程度の穴埋めは可能なんですよね。で、今回は更にPalaciosも獲得して内外野ともにこの2人でどうにかできないかというところです。ロスター構成を考えると捕手を入れるときがシーズン途中でやってくるかもしれません。開幕時はRaleighを先発で使い、控えのGarverが奇数年のジンクス通り打ち始めればDHで使うことが増えて、控え捕手が必要になるということです。そうなれば良いけれど…。ただ、控え捕手の評価って私にはわからないので誰が候補になるのかすらわかりません…FordもそろそろMLBが見えてくるのかなと思いますが、今は控えでMLBにいるよりもマイナーで経験を積ませたいはずです。

 

大きなトレードを決行したものの数的にはそんなに動かなかった今回の妄想ロスターでした。終盤戦のマリナーズを見てると打線はそんなに悪くない気もします。そんな中に中軸候補を2人加えてかなり楽しみな打線になったと思いますがいかがだったでしょうか。

実際これくらいのペイロールになれば良いなあと思ってますが今季よりもかなり大きくなってしまったので、次回2回目の妄想ロスターでは今季に近いかたちでやってみようと思います。(Turnerと再契約しようと思ってます)

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来季を考える

2024-08-18 12:44:26 | マリナーズ全般

シーズン終わってからやれよという声が聞こえてきそうですがやっていきます。

決まってそうなところは簡単に行きますね。

 

まずローテーションは問題ありません。長期欠場となる故障者が出ないことを祈ります。

Castillo, Kirby, Gilbert, Miller, Woo

Castilloが少し落ちてきたのかなあという気がしたり、Wooが欠場しがちなところはありますがこのくらいなら問題ありません。MLB上位のローテーションのはずです。

6番手以降がどうなるのかというのは問題ではありますが、Hancockやタコマが来季契約するであろうMLB経験のあるベテラン投手がまずは候補でしょうし、あとは今AAにいる若手投手たちが候補になってきます。今季活躍している2023ドラフトのEvansやBrandyn Garcia、さらに2021、2022ドラフトのMoralesやJoyce、VanScoterも調子良く投げ続けていればチャンスが回ってくるかもしれません。

投手は複数の長期欠場が出てくる可能性はありますが、どうにかなるでしょう。もちろん3人も4人も一気に欠けるとどうしても厳しいですが。

 

ブルペンはどうなるのか予想できないのでいつも飛ばしてます。今回もメモ程度で飛ばしていきます。

今いるメンバーの中では7月にトレードで獲得したYimi GarciaがFAとなります。

長期欠場中のBrashが来季どこかの時点で戻ってくるでしょうし、よくわからないSantosの健康状態が問題なくなっていることを祈ります。BrashもSantosも計算できないという事態になればGarciaを補強したようにどこかの時点で補強は必須な気がします。それがオフシーズン中なのか、スプリングトレーニング中なのか、開幕後トレード期限直前なのかはわかりませんが。今季は久しぶりにリリーバーで苦労しているマリナーズなので来季立て直せるのかは大きな注目点になります。

投手に関しては祈ってばかりです(笑)

このメンバーで投手の年俸合計は47~55M程度になると予想しています。ざっくり$50Mという感じでしょう。

 

 

 

野手は

CのRaleighは絶対的です。控えはGarverでしょうか?それともDH起用に戻すのか、それとも…。

SSのCrawfordも不動といって良いでしょう。契約は2026年まであります。

OFはJulioとArozarenaは決まり、残る1つもRoblesと契約延長しましたので彼を中心にRaley, Canzone, Haniger, Moore, Haggertyなどでどうにかしていけるはずです。Haggertyは長期欠場で存在を忘れがちですね、しかし契約がある選手が多いのを考えるとチームに残れるか厳しいかな。

Garver含めて上記の選手たちで年俸合計は$78~85Mと予想します。およそ$80Mという事にしましょう。(RaleighとArozarenaが調停となります。)

 

 

残るポジションは1B, 2B, 3Bとなります。DHもありますが。ここまでで$130M使ってるので今季の約$147Mを目安とすると残りは$17Mしかありませんから大きなFA補強は出来ません。

 

1B, 2B, 3B, DHについては

2B守備に難のあるPolancoを1Bにコンバート。2BにはLADからLuxを獲得しMooreとプラトーン(Rojasはノンテンダー)。3BにはライバルチームからFAのBregmanを大型契約で迎え入れます。

1Bは$12MのオプションでPolancoにもう1年残ってもらいます。Locklearもいるので彼がどのくらいやれるのか、MLBの壁を越えられるのかは気になるところで、来季それを見定めることになります。

FAで大金を使うなら1BにAlonsoという選択肢もありますがLocklearが台頭して1Bを獲ったりすれば、Alonsoは超高額DHとなりますから、そんなチーム編成できる余裕があるのかって話になってきます。通算wRC+が130を超える攻撃力があるAlonsoは打てないマリナーズにとっては欲しい選手だと思いますけど、現状打てる1Bより安定した3Bを優先します。Colt EmersonやFelnin Celestenがいて将来的には3B候補なのかもしれませんけどまだ数年かかりますからね。

もちろんこれは妄想ですし、AlonsoやBregmanに支払う資金はあるのか?って話ではあります。Polancoを1Bに入れてますが彼をバイアウトして資金を作ったとしても大物FA選手と契約すれば今季の総年俸は超えてしまうでしょうから、ペイロール増額をお願いします。

 

 

 

ということで今考えたところでは

C: Raleigh, Garver, (H Ford)

1B: Polanco, Raley, (Locklear)

2B: Lux/Moore, Bliss, (Cole Young)

SS: Crawford

3B: Bregman

LF: Arozarena, Raley, Moore

CF: J-Rod, Robles, Raley

RF: Robles, Canzone, Raley, Haniger

DH: Garver, Haniger

こんな感じになりましたがいかがでしょう。やっぱりHaggertyの居場所がなくなってしまいそうです。Canzoneもどうなりますか、トレードされそうな気もしますけど、彼の当たった時に飛距離の出るHRは好きです。

途中から総年俸の計算をしてませんでしたがBregmanを$25M/年で獲得してPolancoも残留となれば、$170Mは超えそうで昨季から$20M超の大幅アップとなってしまいます。希望としては200Mくらいまでペイロールを引き上げてもらいたいんですけどね。Bregmanどのくらいになりますかね。MVP投票で上位に入ってたのはもう5、6年前で2020年以降のOPSは.795ですからそこまで高くならないんじゃないかと思う一方で今オフのFA市場で有力な選手は少ないので値が吊り上がる可能性もあると思います。7年$200M前後くらいはいくのかなあ。そうなってくるともう貧乏球団(ケチな球団)としては将来が怖いですけど。

BregmanにしろAlonsoにしろ30歳を超える選手と長期契約は契約の途中から重荷になってくる可能性が十分に考えられます。FAの選手にここ最近大金を投じていないマリナーズがそこまでして今獲得する必要があるのかどうか。マリナーズがワールドシリーズ進出・制覇を目指すうえで今後プロスペクトが順調に出てくるとして、BregmanやAlonsoはチームの核になってくれる選手なのか。

正直FAで獲得するならもっと圧倒的な選手が欲しいんですよね。そう、Juan Sotoのような。さすがにSotoは高すぎるし、OFは埋まってるので獲得はないでしょうけど、それくらい圧倒的な選手が欲しいです。正直ないと思ってはいるけどSotoを獲得してくれればそれだけで優勝できてしまう気になってしまいます。誰にどれだけ資金を使うかわかりませんけどマリナーズがこれまでの資金を絞った運用から資金を使う方向に舵を取りAlonsoとBregmanを両獲りなんてことが起きたら面白いんですけどね。Sexson, Beltreを獲ったように。

 

 

 

 

もう少し中身を考えていくと、

1BはFranceがいなくなり、Justin TurnerかRaleyがスタメンに入っていますがTurnerはシーズン後FAとなりますから完全なレギュラーはいない状態。AAAにLocklearがいますがMLBでどれだけやってくれるのか、今季昇格してチャンスをえましたが三振率が40%を超えてしまい厳しい結果となりました。これからアジャストできるのかというところです。現状戦力で考えると来季はRaleyとLocklearのプラトーン?あまりイメージが湧きません。Garverに1Bを練習させる選択肢もあるんでしょうけど、慣れないことやってると怪我しそうな選手なので怖いです。なので補強必須のポジションなのではないかと思います。

そこでどのレベルの選手を補強するのかが問題です。Turnerのようなベテランでいくのか高額複数年契約になる選手にいくのか。資金面を考えれば大型契約をする余裕はないはずでベテランや他チームから溢れた選手を上手く安く獲得するというのが現実的な気がします。そしてLocklearの台頭を待つという感じでしょう。まあそれじゃ面白くないです。

今オフFAとなる1Bで大きな契約になりそうなのははPete Alonso, Christian Walker, Cody Bellinger(opt out)など。Alonsoはこの前Tモバに来ましたがマリナーズ投手陣からHRどころかノーヒットに抑えられてましたね。とはいえTモバほどではないもののはっきりと投手有利のデータが出ているCiti FieldでキャリアOPS8割超を記録しています。そんなCiti Fieldを本拠地として毎年40本前後のHRを打っていますし、wRC+を見ると6シーズン中3シーズンが130超で残り3シーズンも120を超えている打者(今季はまだ途中ですが)で魅力的なパワーは個人的にはかなり評価高いです。メッツの7年$158Mでの契約延長オファーを断ったと報道が出ていましたがFAになればどれほどのオファーがあるんでしょうね。私の予想は7年×$22M~28Mです。MLBの歴史上1Bで平均年俸$27Mを超えているのはFreemanとMiguel Cabreraのみであり、25Mくらいが目安なのではと思ってますけどどうなんでしょう。ちなみにエージェントはボラスになります。ボラスなので総額300Mくらいが目標でしょうか?6年$150Mくらいでまとめられたらいいなあ。資金があればAlonsoはありだと思っています。

Walkerは守備面でも貢献してくれる選手で年齢が来季34歳というのを考えると契約年数は3、4年程度と短くなるはずです。打撃成績を見ると過去6シーズンでwRC+130超はありません。ただ過去数年30HR前後は打って、安定してwRC+120前後を記録していますから人気は出るのかもしれません。

Bellingerはオプトアウトするのか微妙な気がしますけど、仮にFAとなればマリナーズに少ない三振をあまりしない選手という意味では獲得候補になってもおかしくないのかもしれません。打率もマリナーズ内ではトップクラスになるかもしれません。ただ長打力は以前ほどではないし、高い年俸と長期契約を提示することはないと思います。今回CHCがしてるような契約も考えられますがTモバで打ってFA市場に出るなんて普通では考えられませんからマリナーズと契約するなら可能な限り長期の契約を目指すでしょうね。

Guerrero Jr.をトレードで獲得できなかった感もある7月でしたが今オフもう一度トライするのか(FAになるととんでもない金額になるはずなので厳しいでしょうからね)。興味深いところです。トレードパートナーともいえるお得意様のTORといえどGuerreroはそう簡単には出さないでしょうし、マリナーズとしては彼の年俸を支払う能力があるのかという疑問はあります。とにかくマリナーズはもっと資金を出してもらいたいものです(チームは儲かっているらしいのでね)。FAまで1年の1Bにプロスペクトをどこまで出せるのか、FA前に契約延長できるのかなどいくつか疑問があり、とにかく年俸面の問題がケチなマリナーズにとっては一番の問題ではないかと思います。

次はYandy Diaz。TBもTORと同じくマリナーズのトレードパートナーと言えるチームですから可能性はあるはずです。2025年が3年契約最終年となる33歳。Arozarenaなどを放出したので来季の資金はあるはずのTBですがFAが近づいてきた主力を出してプロスペクトを獲るのはTBにとってはいつもの動きです。来季年俸は$10MとTBにとってもマリナーズにとっても決して小さな額ではありませんが、過去数年の働きを考えれば安いものです(ちなみに2026年の$12Mという球団オプションもあります)。ただ、今季は過去2年に比べれば成績が落ちているのも現実でこれをどう考えるか。この成績ならマリナーズは有力なプロスペクトを出したくないでしょうし、TBはそれでも今売るかどうかを決断しなくてはいけません。マリナーズに少ない三振率が平均よりも大幅に良い選手であり、高打率も期待できるという所もまたマリナーズにはいないタイプといえます。TBのトロピカーナフィールドは投手有利の球場であり、三塁打が出やすいという以外はTモバとかけ離れているわけではありませんから期待に近い成績を残せるはず。と言いたいところですが、Tモバでの通算37打席では.194/.216/.222と苦しんでいますね(TBでのSEA戦は3割打ってるのでこれはTモバで打てないタイプの選手でしょうか?打席数が少ないのでもちろん断定できませんが)。

最後にRyan O'Hearnです。BALが球団オプション持ってるのでFAではなくトレードでの獲得になってくると予想します。29歳の昨季好成績を残し、今季も成績をあげています。ボール球に手を出さなくなり四球率が良くなって、三振率も大幅に改善しています。本塁打は少なめですがデータで見る限りパワーがないわけではないようです。今季BALの3、4番に入ってる選手なのでDHでの出番が増えているとはいえトレード放出するか怪しいですが。

他にはFAとなるGoldschmidtは大物すぎて今季のように打てなかった時の処置を考えると難しいのでなさそうですし、SFのLaMonte Wade Jr.のトレード獲得もイメージが湧きません。ベテランのJustin TurnerやCarlos Santanaを呼び戻すほうが可能性があるのかなと思います。ベテランならRaleyの出場機会も確保しながら起用できる気がしますし、Locklearにつないでいくシーズンにできればということになります。

 

 

 

2BはまずPolancoをどうするのかが問題。守備面でマイナスも大きくなってきているので残すとしても2Bからコンバートということも考えられると思います。昨オフ獲得した時に3Bはどうかという話をしていた私ですが、1Bというのが現実的かもしれません。現状どのポジションも空いてるような気がしますけどどこが良いんでしょうね。オプション行使の場合年俸は$12Mになります。資金がないのであればバイアウトは避けられないと思いますが後半戦ここまでの働きを見てしまうと前半戦の事を忘れて、まだ信じたいと思います。

2BはCole Youngの昇格が当然に考えられます。開幕から任せるという選択肢があるのかはわかりませんが、今オフトレードしないのであれば、来季どこかの時点で2Bは彼にレギュラーを取って欲しいポジションなんだろうと思います。

3Bを補強する場合にはMooreとRojasが3Bから2Bに移ることも考えられます。

FAの選手としてはHa-Seong Kim, Gleyber Torresなどがいます。

トレードではNYMのJeff McNeilはどうでしょう。契約は2026年までの2年が残っています。現状の成績で考えればNYM側がいくらか負担してのトレードになるはずです。

LADのGavin Luxも面白いと思いますが、後半戦ちょっと打ってますね。FAまで2年です。彼のような選手を獲ればYoungへ2年をかけて引き継いでいけば良いという感覚になれますけどね。まずはMooreとのプラトーンで開幕になります。

 

 

 

3Bは今季Rojasが頑張ってくれてます。序盤は打撃面で貢献し、何よりも守備面でプラスを生み出しています。打撃は5月以降毎月OPSは.600前後で平均を大きく下回り今月は更に下降…。Mooreは3B/SS/2Bといろんなポジションで起用されますが今季Rojasが左投手を全然打てないのでMooreとRojasのプラトーンで2Bか3Bのポジションを任せるというのは来季も選択肢になってくるはずです。Rojasは調停で$4~5Mくらいになると思いますが残りシーズン全く打てないとなった場合ノンテンダーの可能性がゼロとは言えない気もしますが。

3Bで今オフFA市場に出てくるのがHOUのAlex Bregman。ずっとチェックしている選手ではありますが、大型契約になりますからリスクはあります。実際どのくらいの契約になるんでしょうね。投手の左右関係なく打てて、ホーム&アウェイでの成績もほとんど差がなく安定して打てて、三振率は平均を大きく下回り、守備面もプラス、結果として毎年4~5fWARを期待できる選手。というのが私の彼に対するイメージというか評価。今季開幕から大不振でしたが中盤以降大活躍で例年に近い成績まで戻しているのはさすがの実力です。来季は31歳のシーズンになるのでそろそろ選手としてのピークにあるはずですが数年後にはDHとなるAlonsoに大型契約するくらいならBregmanに来てもらった方が良い気もします。しかし、Tモバで打てるのか?キャリアで.259/.325/.400という成績ですからまずまずでしょうか。大金出すのでもうちょっと打って欲しいんですけどね。wRC+を見ると過去5年で130を超えているのは2022年の1度のみ。110を切ったことはありませんが、MVP投票で上位に入った2018, 2019年は157, 167とすごい数値を出していた時と比べると評価は下がってしまいます。wRC+167って今季で言うとGuerrero Jr.やWitt Jr.に匹敵しますからねすごいです。

FA市場に出る選手でまともに働いてくれそうなのはおそらくBregmanくらいなので、3Bはマリナーズに今いる選手で賄うかトレードで補強するかFAならBregmanという事になると思います。

 

 

SSはこれまで通りCrawfordが欠場時に替わりが出来る選手を見つけておきたいけど、いつも後回しになってる気がします。来季はYoungも上がってくるでしょうけど、昨年のCaballeroみたいにタイプは違うけど一定以上の水準でSSをこなしてくれる選手がいると助かりますね。

 

OFは今季長打が出ずに苦しんでいたJulioは誰が何と言おうと不動のCFでしょうし、両翼は昨年までのArozarenaであればLFも問題にはならないでしょう。残ったRFをみんなで埋めていこうというかたちで良いのかもしれません。そこにSotoのような絶対的な選手を連れてこれたらうれしいですけど難しいというか無理でしょうからね。そこまで絶対的でないにしろwRC+120くらいが期待できそうな選手を見つけてこれたら良いなあと高望みしたいですけど、FAではSantander, Tyler O'Neill, Teoscar(去年があるので獲得はないでしょうけど)あたりで、あとはトレードですね。ちなみにTモバでの成績はSantanderはOPS.684、O'Neillは.916です。そういえば昨季ブレイクしたNolan Jones今年は苦しんでるんですね。下手したらRookerくらい打たないかと思っちゃってますが三振多いですものね。

 

例年通りオフにも考えるつもりですが、急遽考えた現時点ではこういったチームになれば良いなあというものになります。なので大きな動きは控えめな現状重視のロスターで安易にFA選手に大金を投じるかたちになりました。今回考えていると、そこそこの年俸の選手が増えてきたのでペイロールの増額がなければ思ったような補強は出来ない気がします。もしくはいつも通りトレードで上手くやり繰りするかですけど今オフはいつもより厳しい気がします(HanigerやGarverはかなりの年俸負担しても取引できるか怪しいですので)。

 

 

 

 

<メモ>

・捕手はどうするのでしょうか?まずはRaleighに怪我がないことを祈ります。問題は2番手捕手です。DHで獲ったGarverが打てな過ぎてDHを返上して高額控え捕手となっている現状。このままの体制でいくのでしょうか?それともGarverをリリースして控え捕手を獲得するのか。AAにはHarry Fordがいるわけで、守備面でいろいろ言われますけどそろそろMLBに上がってきてもおかしくないはずです。Garverを控え捕手でスタートさせ、もし期待通り打てるようになってくればDHにしてFordかタコマにいる捕手を昇格させるというパターンが来季の理想だと思っています。最近やたらトレード要員扱いされるFordなので頑張ってもらいたいです。

それにしてもGarver打てな過ぎて本人相当つらいでしょうね。2割切るどころのレベルではないですからね。こんなに打てないことある?っていうレベルです。ただ隔年で活躍するのがGarverであり、今季の不振は来季の派手な活躍を予感させてくれるもの…だと信じたいです。故障がちなところをみせながらも打席数はキャリア最多となっているのもポジティブな面です。

Garver各年のwRC+

2018:104、2019:155、2020:43、2021:139、2022:98、2023:138、2024:84(8.16時点)

何度見ても見事に年ごとに好不調が数字上見てとれる選手で奇数年には一流の打撃成績を残しています。それでも今季終了までに不調から脱して安心してオフに入りたいですね。wRC+95くらいまでは戻していただきたいものです。

 

 

・そういえばXでRaleighと契約延長をしてほしいという話をしたんですが、よく考えるとボラスが代理人ですね。もちろん選手本人の決断で延長したいか、FAまで待つのかは決まると思いますけど、もうボラスって言うだけで簡単ではない気がしてしまいます。

Will Smithは10年という捕手としてはありえない長期契約にして平均年俸を下げた契約になっていますが、Raleighがもし長期契約するならどんな契約になるんでしょう。捕手で他に長い契約は超一流のBuster Poseyの9年、Joe Mauerの8年となっています。あとは最近ではJ.T. RealmutoやWillson Contrerasなどの一流選手たちは5年くらいです。やはり負担の大きいポジションで投手と同じく大怪我をしてしまったりしてどうなるかわからないリスクを考えるとあまり長い契約は出来ないというのが球団側の本音でしょう。

なので私の希望は5、6年の契約なんですがこのまま活躍を続ければもっと長く大きな契約になるんでしょうね。

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ラストスパート

2024-08-13 12:00:06 | マリナーズ全般

残り43試合となりシーズンも残すところ1/4ほどになりました。

マリナーズはここ数年プレイオフに進めるか進めないかという絶妙な勝利数を安定して積み重ねているチームなわけですが、今季ここまでも例年と同じような勝率でシーズンを進めています。

いつもと1つ違うのは上にいるはずのHOUの勝数が伸びておらず、ゲーム差なしの首位争いをしているという点。HOUは前半かなり苦労して、7月一気にマリナーズに追いついてからは同じような勝ち負けを繰り返している状況。

トレード期限前に負けが込んでいたマリナーズですが、トレードで獲得した選手たちの活躍もありなんとかなっているという感じでしょうか。

 

例年であればトレード期限後の終盤戦はマリナーズの得意とするところ。NYMをスイープしてここから調子を上げていきたいところです。

Julioが戻ってきましたが、戻ってきてよかったのかという三振量産の復帰初戦となり不安。ルーキーからの20-20を継続させてほしいところですが難しいんだろうなあという所ですね。

 

得点力不足はもはや言及する意味もありませんが、他に改善が必要なのはブルペンでしょう。Troy Taylorをついに昇格させましたので彼が勝ちゲームで投げてくれるようになれば、連続ノーヒットが続くMunozをはじめとした勝ちパターンの投手の枚数がなんとかなりそうな気もします。あとはSpeierやSantosが本来の力を戻して帰ってきてくれればと思いますけど期待はしないでおきます。今いる選手たちでどうにかしてほしいです。

 

今季こそ地区優勝目指して残り試合で勝ちを重ねて行って欲しいです。

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今オフのトレードを振り返る③

2024-02-25 10:13:59 | マリナーズ全般

トレードシリーズ最後の3回目です。

 

⑨2024/1/29

Jorge Polanco (MIN) ⇔ Anthony DeSclafani, Justin Topa, Gabriel Gonzalez, Darren Bowen, $8M

獲得を熱望していた選手の一人であるPolancoを獲得できました。オプションを含めて2年保有できます。

現在30歳のPolancoは昨季80試合、2022年は104試合と出場数が少なくなっている健康面をどう考えるのか。健康であり続ければ2021年のように30HRを超える打撃力があると私は考えています。昨季も80試合で14HRなので160試合で28HRの計算ですからね。特に左打席の方は大きな打球を打つスタイルになっていると思います。昨季は右打席の方が好成績を残していますがBB%が一番良くわかりますが左打席の方が良いんですよね。でもスイッチヒッターとして左右で大きな差がない方なのかもしれません。Polancoの話をすると打球速度やバレル率、xISOなどパワー系の数値が結構いいんですよね。この辺が私が彼に期待するところなわけです。ただ、成績予測ではwRC+が110前後とこれまでの実績から考えれば低目の数値が予測されていますがこれだけの代償を支払ったので中軸として打撃で貢献してもらわないと困ります。.250/.330/.450くらいはお願いします。

守備は元々はSSですが2Bへ移り、昨季は3Bも少しやってるようです。おそらくマリナーズでも2Bに入ると思われますがOAAは昨季が-5、2022年が-9となっていて守備貢献は期待しないでおきましょう。スピードは平均か少し上です。個人的には3B守れないかなあと思ってますが今のところそんな情報はなさそうですね。

DeSclafaniは今オフトレードで獲得してマリナーズで投げることなくトレードとなりました。獲得した時に$6Mもらっていたのでマリナーズとしては$2M支払いを追加してMINへトレードしたと見ることも出来ると思います。なのでDeSclafaniの年俸は$4Mという計算ですね。う~ん安い。

Topaは説明の必要はないと思います。昨オフマリナーズがトレードで獲得すると覚醒し、これまで通算で17試合だったのに昨季は75試合に投げて防御率2.61という成績を残し32歳でブレイクしたシーズンとなりました。

私はGonzalezのことを打撃の天才と何度か呼んでいますがかなり惚れていました。ややパワー不足だったものの昨季は18HR。今後さらに体が大きくなって動けなくなることまで考えれば守備面が一番の懸念点だったと思います。OFとしてはパワーを付けていく必要があるけど、どこまで動けるかということですね。そしてA+で壁にぶつかった昨季。まだ19歳という若さで周りの選手に比べれば若いので気にすることはないと思います。乗り越えてMLBで活躍してほしいです。

Bowenは球団内のプロスペクトランキングでもかなり下の方に名前があるかどうかという投手だったと思います。そんななか2023.8時点で26位にしていたのでちょっと残念な気持ちになっているのが正直なところです。映像を見るとファストボールとスライダーのキレはなかなかのものだと思って見てました。22歳のプロ1年目でAで9.54K/9は飛びぬけた成績ではないですからね。誰もが目を付ける投手ではないんでしょう。必ずMLBまで上がってくると期待しています。

長くなりましたが、まとめです。MINから見ればバランスよく複数の選手が獲れたいいトレードになったと思います。マリナーズとしてはPolancoが獲得できたことだけ考えればA評価ですが、MLBで成績を残している2人の投手に加え、トップ100プロスペクト級のGaby、さらには面白い投手だと思っていたBowenまで付けているのを考えればBとCの間くらいかなあ。でもPolanco獲得は大きな戦力アップになるはずです(健康であれば)。

評価:C

 

 

 

⑩2024/1/30

Samad Taylor (KC) ⇔ PTBNL

フル出場すれば50盗塁できそうなスピードが一番の魅力。2B/LFに加えCFも守れる選手でスピードがあるという事でマリナーズ的にはHaggertyの後継者という感じの選手に見えますが実力的にはHaggertyの方が上でしょうからどこか使える場面があるのか?という気もしてしまいます。球団が変わって急成長してくれればと思ってます。

評価:C

 

 

 

⑪2024/2/3

Gregory Santos (CHW) ⇔ Prelander Berroa, Zach DeLoach, 2024 Competitive Balance Round B draft pick (#69 overall)

Santosの決め球はスライダーであとはシンカーという名のファストボール、基本的にはこの2球種しか投げていないようですね。特徴はまず球速があります。昨季30イニング以上投げたリリーバーの中で14位の98.8mphです。そんな剛腕としては平凡と言っていいのか8.95K/9とイニング数よりもわずかに少ない奪三振率です。一方で2.31BB/9はリリーバーとしてはかなりいい数値であり、さらに一番良い点はHRを打たれにくいシンカー系投手であること。MunozやBrashも被HRは少なめなんですがSantosはさらに少なく0.27HR/9で66.1イニングを投げて2本しか打たれていません。HRで決着がつくことも少なくないMLBでこの数値はかなり心強いです。決して打たれないというわけではないけど長打は打たれないという投手だと思います。残り5年の保有権があるトップクラスのリリーバーです。

Berroaは私の期待のブルペン候補でした。その意味では非常に残念です。しかし昨季一時的にマリナーズに昇格して悪くなかったと思いますがすぐに落とされてマイナー暮らし。フロントかコーチか誰かが何か気になるところがあったのかなあと思ってるところです。確かに制球難ではありますが球速もありスライダーという空振りの獲れる武器もありますからリリーバーとして成功できる可能性は十分にある投手だと思っています。

DeLoachはポジションを争うOFに同じ左打の若手が多く、突出した武器があるわけでもないのでマリナーズとしては使いどころが難しかったのではないでしょうか。CHW

A評価する人は少なそうなトレードですがマリナーズでは使い道のなさそうなDeLoachとBerroa+ドラフト指名権で保有権が長期間残るトップクラスのリリーバーを獲得できました。いままで安く獲得して才能を開花させるのがマリナーズのリリーフ戦略だと理解していましたがこういう動きでトップクラスの投手を連れてくることでチームとしては安定するし、年々ブルペンの比重が増えているMLBにあって必要な動きだったと思います。特にMunozやBrashが故障で離脱という事になった場合を考えると同じレベルの投手がもう1人いるのは安心します。これでブルペンの3枚は剛腕が揃いましたね。

評価:A

 

 

さて、今オフのトレードを振り返ってきましたがいかがだったでしょうか。11件もトレードを成立させているマリナーズなのでした。結果として選手は入れ替わり、今季は健康でいれば昨季よりは勝率が上がりそうな気はします。どれだけ離脱者を出さないか、短期で戻ってきてくれるか、代わりに出場する選手が頑張ってくれるか。楽しみなシーズン開幕も近づいてきましたね。今年もマリナーズを応援しましょう。

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