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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

2023ドラフト候補①

2023-06-11 18:15:10 | ドラフト

ドラフト候補を見ていきます。

前にもお伝えした通り今年のドラフトでマリナーズは3巡目までに22($3,496,600)、29($2,800,700)、30($2,732,500)、57($1,436,500)、92($736,400)番目の指名権を持っています。( )内の数字が契約ボーナスの基準額みたいなものでスロットバリューと言われるものです。ちなみに全体1位のスロットバリューは$9,721,000となっていて、およそ半数のチームのボーナスプール(1~10巡目までのスロットバリュー合計)よりも大きな額です。すごいですね。一番ボーナスプールの少ないPHIは$5,185,500しかありません。

上位指名が多いおかげで契約に使える総額であるボーナスプールが$13,170,900と全チームの中で7番目に大きな額を使うことが出来ます。したがって、いろんな戦略がとれるわけです。ある指名では安く済みそうな選手と契約しておいて、次の指名では上位指名漏れした有力選手を指名して契約金をスロットより多めに提示出来たり…大学進学予定の高校生に多めに支払ったり…。その辺は考えても仕方ないところなので考えずに今回は候補選手たちを簡単にみていきます。

 

 

まず最初の指名権である全体22位指名です。

基本的には内野手(SS/2B/3B)のどちらかといえば大学生。戦力として計算できるタイプが良いのかなと思います。もちろん過去2年のように最初の指名は高校生でも良いと思います。もしくは大学生投手。少なくとも高校生投手はリスク高いので指名するのはもっと後が良いんじゃないかと思います。

22位指名までに21人誰が指名されて誰が残っているのかはもちろんわからないのでたくさん候補はあげておきたいと思います。

 

Brayden Taylor

TCUの3Bで1年生の時から結果を出している左打者。パワーがどこまで伸びるかが鍵ですがレギュラーになれる能力は十分あると思います。ハイフロアの安全な指名といえるかもしれません。22位までに指名を受けていなければ本命となる選手の1人だと思います。

 

Matt Shaw

打撃が魅力のSS/2B/3Bでスピードも十分。肩が少し弱いとされていて小柄なこともありMLBでは2Bになるのではないかとの評価もあります。長年悩まされるマリナーズの2Bを埋めてくれる選手になれると思います。

 

Tommy Troy

スタンフォード大のSS/2B TroyはShawと同じような打撃力がある内野手で登録上はShawよりも小柄な約178cmパンチ力もありそうです。ポジション的にはやはり2Bとの評価です。

 

Yohandy Morales

大学生3B。Taylorよりもパワーはあるので一般的に想像する3Bの選手像に近い選手だと思います。Suarezの後釜にはぴったり。

 

Aidan Miller

故障もあってもしかしたら22位指名まで残っているかも?高校生とは思えないパワーが魅力。ポジションは3Bです。

 

Kevin McGonigle

高校生内野手で最も気になる1人です。もし指名すればCole Youngと比較されていくことになる打撃に魅力がある選手。SS/2Bタイプです。

 

Colin Houck

高校生野手としてもう1人気になる選手です。QBとしても成績を残している身体能力も魅力。サイズがあるのでパワーが付いてくればおもしろい選手になると思います。SSか3Bを守ることになると思います。

 

Jack Hurley

ちょっとびっくりな指名といえるかもしれません。まあ指名するとしても次の29、30指名かもしれもしれませんがOFの5ツールタイプの大学生です。

 

Blake Mitchell

もう一人の大穴。高校生Cで投手としても97mphを計測。捕手としての能力や肩は同年代ではピカイチの評価です。マリナーズにはRaleighがいてマイナーではFordもがんばっていますが投手と同じく捕手は多くても困りませんからね。それに彼を獲得できれば打撃を生かすためにFordのコンバートが現実味を帯びてきます。

 

Rhett Lowder

今ドラフトは優秀な大学生Pが少なそうなので欲しいなら早めの確保が必要な気がします。Lowderはおそらく22位指名までに消えていると思いますが、残ってれば指名しておくべきでしょう。Dollanderも当然いなくなってるはず。この2人以外だともはや積極的に上位指名の必要はなく22位指名で大学生投手は我慢しておいたほうが良い気がします。

 

 

ということで22位指名候補たちでした。これだけ候補をあげてもおそらく違う選手が指名されるんだと思います(笑) 

 

ドラフト候補②

ドラフト候補③

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ドラフト候補を確認していく前に③

2023-06-09 18:54:17 | ドラフト

ドラフトまで1か月となりました。

ドラフト前にマリナーズの最近のドラフトの傾向(10巡目までの傾向)を確認しておきましょう。過去5年分2018年からの結果です。

 

【2018】

1~10巡目までで高校生の指名はなく大学生ばかりを指名。1巡P(Gilbert)、2巡OF、3巡C(Raleigh)、4~6巡Pという感じ。7巡以降はC、P、CF、SS。

 

【2019】

2巡で2つの指名権がありました。1~4巡の5人はすべて大学生P(1巡でKirbyを指名)、5巡は大学生3B、6、7巡で高校生P、8巡以降は大学生を指名。

 

【2020】

この年はコロナの影響で5巡目までの指名でした。この時も2巡指名が2つあり計6人を指名。2巡の2つ目の指名でジュニアカレッジの選手を指名していますが他の5人はすべて大学生。ポジションで見ると1巡のHancockがPで順にOF、P、2B、3B、Pという指名でした。

 

【2021】

1~3巡で高校生。1巡はC(Ford)、2巡SS(Arroyo)、3巡P。4~10巡は大学生を指名。4巡P(Miller)、5巡以降はC、P(Woo)、OF、SS、OF(Packard)、P。

 

【2022】

1巡高校生SS(Cole Young)、2巡大学生3B(Locklear)、同じく2巡高校生P(W Ford)、4巡高校生P(Izzi)、5~8巡大学生で順にP、SS、2B、C。9巡高校生P、10巡大学生OF。

 

ということで2020年までは完全に大学生偏重でどちらかと言えば投手が多かったように思いますが、過去2回は上位で高校生を指名して、その後大学生を指名するといったかたちになっています。

次回こそは候補者を見ていきます。

 

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ドラフト候補を確認していく前に②

2023-06-04 05:43:48 | ドラフト

さて、今回は野手編です。

野手で一括りにしますので長くならないように手短に行きたいと思います。

 

まずは捕手。

ここはRaleighで今後数年は安泰だと思っています。さらにマイナーには2024-2025年にはマリナーズで姿を見られるであろう出塁の鬼Harry Fordも控えている状況。故障の多いポジションとはいえ他にどんな選手がいるのかを気にすることもなく補強の必要性は薄いと思います。ただFordをコンバートすることを考えているのであれば高校生捕手の上位指名はあるかもしれません。それでなくとも捕手は替えのきかないポジションなので必要性は薄いと書きましたが常に探しておく必要はあります。

 

 

一塁手は特に気にするポジションではないと思ってますが、現在Franceがいてマイナーには2022ドラフト2-58指名Locklearがいます。大学では三塁手ですが今季はほぼ一塁手になっていますからSuarezの後というよりはFranceの後継者なのかな。ちなみにFranceのFAは2025シーズン後です。

 

 

2B/SS

二塁手はここ数年マリナーズの課題となっているポジションであり、マイナーを見てもすぐに戦力になれる選手はいません。こんな言い方してるけどCaballeroが出てきたじゃんって話ですけどね。まあ2Bは内野の中では融通の利きやすいポジションではあると思います。

マイナーを見ると一番目立つ存在は2022ドラフト1巡全体21位のCole Youngでしょう。現状ではほとんどSSしか守ってないはずでCrawfordの後釜とも言えます。順調なら2025年~2026年に昇格すると見込まれますが、Crawfordの契約は2026年まで。ぴったりバトンタッチできます。しかし2Bが不足しているという現実もあり、Crawfordとの二遊間を形成する可能性もあります。ただ懸念されるのはパワー不足。打撃の才能はあると思いますがもう少しパワーが付けばという所だと思います。まだ若いしパワー不足とはいっても二塁打を打てるだけのパワーはすでにあると思います。

もう一人の才能はCelesten。元トッププロスペクトで今季のMVP候補にも挙がってきそうなTBのWander Francoと比較される逸材でマリナーズファンにとっては楽しみな選手です。ただ、まだ17歳でマリナーズに上がってくるのは早くても3、4年はかかるでしょうからね。結局昇格できないという事もあるでしょうし。さらに海外FA組ではMichael Arroyoも楽しみです。彼もまだ18歳でルーキーリーグなのでマリナーズに上がってくるのはだいぶ先の話です。ちなみにIFAでは来年も評価の高いSSと契約できそうな話は入ってますね。

他には昨年好成績のAxel Sanchezや2022ドラフトのJosh Hoodですがマリナーズのレギュラー候補になれるかは怪しいところ。

SS/2BというMIFは少なくともすぐにマリナーズの戦力になるプロスペクトはいません。ただCelestenというスター候補がいてYoungとArroyoというレギュラー候補はいるという状況です。大学生のSSを指名するならマリナーズのレギュラーに一番近い存在になれるかもしれません。そういう意味では大学生SSの指名は大いにありなんですが、マリナーズがそんな指名をするイメージが全く浮かびません。指名があるなら高校生SSというイメージです。まあそれは私のイメージの話であって実際問題大学生SSはありです。

 

 

三塁手

Locklearが3Bから離れるとなれば今の組織内にはマリナーズまで上がってこれる選手はいないのではなかろうかという状況だと思います。となればHarry Fordが3Bコンバートかという事になってきますかね?

プロスペクトではないけどAAAで活躍してるScheinerが可能性はあるかもしれないけど年齢考えてもチャンスが回ってくるかどうか。下の方ではBen RamirezやMiker Perezがいるけどマリナーズまで上がってこれるか?

マリナーズを見てもSuarezは良くないし、おそらく来年まで。マイナーに候補がいればマリナーズで使ってみたいところでしょうけどそれも出来ない。マリナーズとしては3Bが一番の人材不足といえると思います。なので今ドラフトで即戦力の大学生を獲得して上手くいけば2025年にレギュラーとしてという所ですがそう上手くいくものでしょうか?まあ1年はどうにか外部から補強するなりすればいいので、遅れて2026年に出てきてくれればというところでしょうけどね。

 

 

外野手

マリナーズのOFにはJ-ROD、JKの2人がいるのでとりあえず2ポジションは埋まっているように見えます。今後大不振がなければですが。

マイナーを見ていくとAAAにはMarloweやDeLoachがいて、プロスペクトではGabriel GonzalezがAにいますね。今季も好成績を残していて彼は天才だと思ってます。ただパワーがどこまで伸びるか。まだ19歳とはいえ今季は初の二桁HRを期待します。そしてスター候補への階段を昇って欲しいClase。さらにはMontesもいますからあと1ポジションを埋めるだけだと考えるなら今の選手たちだけでも悪くない状況に見えます。A+ではAlberto Rodriguezも絶好調です。

 

 

まとめ

内野手が不足している印象でMLBに近い位置に全然いません。特に三塁手がいない。もはやジタバタして大学生の内野手を指名してもどうせすぐにマリナーズで使えるわけでもないのでいっそのこと爆発力のある高校生指名して一か八かでもいいような気もします。それまではどうにか選手を拾ってきて使っていきましょうというのが私の考え。とはいえ良い大学生が指名できるチャンスがあれば大学生を優先すべきだと思います。

外野手はそこまで優先度は高くないと思いますが良い選手が獲得できるチャンスがあればいっても良いと思います。個人的にはClase, G Gonzalezどちらかがレギュラー獲ってくれればとは思いますが。

投手野手を含めこのポジションは渋滞気味だから獲得を見送った方が良いというポジションはないと思います。OFは確かにJ-ROD, JKがいてマイナーには候補がたくさんいますから一番必要ないポジションかもしれません。ただ、OFは3ポジションあって、少なくともマイナーで数年間育てていく中で渋滞してるから出場機会が上手く作れないという事にはならないと思いますので絶対いらないという事にはならないと思います。

ローテも次々に若い投手が結果を出してはいますが投手は何人いても困らない、故障離脱者が出るものという考え方でいけば毎年補充しておかないといけないと思います。WooまでデビューさせたのでもうあとはHancockがいるだけで、MiloneなどAAAのベテランを除けばデビューが近い期待の投手のストックはなくなってしまった状況ですからね。

 

さて、次回は獲得候補選手を見ていこうと思いますが、上位指名ではないのでどういうふうに見ればいいのか選択肢がたくさんあって、その中の誰が残った状態で指名順がくるのかの予想なんて難しいというか不可能ですね。なんとなく気になった選手を簡単にとりあげる予定です。

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ドラフト候補を確認していく前に①

2023-06-02 23:41:57 | ドラフト

今年のドラフトは7月9-11日にシアトルで行われます。

 

そのドラフトでのマリナーズは指名順でいうと3巡目までで22、29、30、57、92の指名権があり、ボーナスプールは$13,170,900と全体で7番目の金額が使えるドラフトです。J-RODが昨季開幕ロスター入ってのRookie of the Year獲れたおかげで29位指名権が手に入っています。ありがたやJulio様。

 

さて、そんなドラフトの前に私はあまり気にしないけど人によっては大いに気になるであろう現在のポジション別選手層的なものを確認しておきましょう。

どこのポジションが薄いから優先的にそのポジションの選手を指名すべきっていう話ですね。私はあまりこういうの気にならなくて、とにかく良い選手、評価してる選手を指名すればいいと思いますけど、あまりにも渋滞してるポジションの選手を獲得しすぎるのは確かに良くない気がしますよね。そんなに渋滞してるポジションってあるのかを確認します。

 

多分に個人的な評価が入っていますのでよろしくお願いします。

 

 

まず今回は投手から。

投手といってもリリーバーのことは考えません。先発投手のことを考えていきます。

マリナーズのローテを見るとエースのCastilloとは契約延長したばかりで2027年まで契約があります。離脱中のRayが2026年まで。さらに毎年出てくる若手投手たちで一番早くFAになるGilbertが2027年終了後、つまりKirby, Millerはさらに後という事ですね。Marcoは来季まで契約がありますがそこは考えなくていいでしょうからCastillo, Ray, Gilbert, Kirby, Millerの5人のうち最も早くFAになるRayでさえ2026年まではいる状況。もちろんそれまでずっと健康で5人で回せるはずもなく、不振でFA前に戦力にならなくなることも考えられます。(もうRayは離脱してるわけですが)

そこで現在のマイナーを見ていくと、マリナーズに近い位置にいるのはBryan Woo、そしてEmerson Hancockの2人。特にWooは故障明けではあるもののMLBで通用しそうな投球内容を続けています。一方Hancockは不安定。同じAAのローテには面白い投手もいてマリナーズ組織では貴重な左腕のLindow、そしてMercedesがそうなんですけど、そうはいってもMLBレベルで年間通してローテに入る投手になることはないと思われますのでスルーします。忘れてましたがAAAには離脱中のDollardもいますね。

その下は混沌とした状態というかどうなるかよくわからない状況。ルーキーリーグまで見れば昨年ドラフトのWalter FordやAshton IzziさらにJuan Pintoなど可能性のある投手はいますがまあどうなるかは想像もつきません。

ということでWooやHancockを含めて故障を考えなければマリナーズのローテは今後数年は大丈夫?と思ったりしますが、故障や不振を考えないわけにはいきません。マイナーのチーム別に見ればAAにはWooがいますが、A、A+の絶対的エースがいない状況です。ここを補強するなら大学生投手という事になります。2025年くらいにメジャー昇格できそうな先発投手。ここは現在のマリナーズの戦力を見れば足りていないと思います。

今ドラフトで高校生投手をドラフトする必要があるのかははっきり言ってよくわかりません。FordやIzziが結果を出して安心させてくれるなら今年は重視する必要はないと思いますが、不透明すぎます。

 

 

投手はたくさんいても困らないの考え方でいくと最近のマリナーズで結果を出している投手や今後ローテ入りが期待される投手のように大学生を指名というのが順当な流れかと思います。が、昨年は高校生投手を上位で指名してるわけです。これは戦力に余裕があるとみて将来を見据えた高校生指名だったのではないかという事が考えられると思います。

マリナーズがドラフト指名してマリナーズのローテ入りしている投手や今後ローテ入りが期待される投手のドラフト指名順位。

Gilbert (2018年ドラフト-1巡-全体14位)

Kirby (2019-1-20)

Miller (2021-4-113)

Woo (2021-6-174)

Hancock (2020-1-6)

さすがに早い指名を受けている投手が多いです。そのなかで一番早く指名されてるHancock。期待してますよ。。。

 

 

昨年の2022ドラフトでは10巡目までのうち4人の投手を指名してそのうち3人が高校生でした。

Ford(2-74)、Izzi(4-126)、Gough(9-276)

唯一の大学生投手のVanScoter(5-156)は現在24歳でA+で先発としてまずまずの成績です。

投手だけではなくマリナーズ全体のドラフトとしては2021ドラフトでも上位3つの指名で高校生を指名してそのうちの3巡でMichael Moralesを指名しています。過去2年はそれ以前と違い上位で高校生の指名が目立っているのが特徴といえます。

 

さて、こういった状況です。

途中で書いた通り2025年頃に昇格してくれそうな大学生投手というのが足りないところかとは思いますが、Fordら高校生投手が急激に成長して結果も残せるのなら2025年終盤~2026年くらいには昇格もあり得るでしょうから大学生に拘ることはなく優秀な高校生を指名して競争させるのも面白そうですけどね。現状のマリナーズとしては投手力に余裕があるように見えるという点からも高校生を育てるのが夢はあります。

 

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トレード候補

2023-05-21 19:26:23 | マリナーズ全般

何人かトレード候補を探しました。

分かってはいますが、補強ポイントを見極めるためにポジション別のOPSを確認しておきましょう。

LF .925

C .804

1B .705

RF .695

SS .687

CF .677

3B .645

2B .556

DH .452

ということで補強するなら2B、DH、OF、3B、1Bあたりでしょうか。特に2BとDHはどう考えても低すぎます。3B、1Bも打撃重視のポジションと考えれば物足りませんから大物を獲得すればSuarezやFranceがDHにまわるという事も考えられます。

 

 

【1B/DH】

Paul Goldschmidt (STL)

不調だったSTLからベテラン1Bを獲得します。契約は2024年までとなっており、年齢も高いので成績の割には比較的獲得しやすいのではないかと予想します。とはいってもオールスター常連の選手ですからそれなりの対価は必要でしょう。

BrashとHancockを中心に+1人くらいでどうでしょう。いくら打てるとはいえ1B/DHの選手にこれ以上は出したくないですね。Ford, Young, Claseあたりのプロスペクトは出せません。

もしGoldyが入れば今季終了後FAの大谷獲得はほぼ100%なくなります。FranceをトレードすればまだDHは空くので可能性はありますけど、Goldyが入るという事はペイロールも上昇してしまうのでやはり大谷獲得はない気がします。そもそも獲得する気があるのかどうかわかりませんけど。大谷1人にとんでもない金額払うことになるのはチーム編成上厳しいでしょうからね。

話は逸れましたがGoldschmidtが入れば打撃面で苦しむマリナーズには大きな軸が出来ることになります。高打率高出塁率でパワーもある。最強打者の1人です。ただし、1BにはFranceがいるのでDH起用が増えるはずですからDHが1人の選手で固定されてしまうことになってしまいます。そのマイナスがどれほどのものなのか。

さらにありえないでしょうけど、こっそりTyler O'Neillも合わせて引き取りたいですね。だいぶ価値が落ちてるはずなのでどうにかなりませんか。

さらにArenadoもあわせて引き取りますか?4月に成績が伸びなかったものの5月は絶好調です。契約は36歳になる2027年までありますからリスクはあります。STLが再び負け続けたとしてもGoldy, Arenadoを出す可能性はかなり低いとは思いますが、この2人が獲得できれば大きな戦力アップは間違いありません。でも2人獲得すると年俸の上昇が大きすぎるのでさすがに2人同時に獲得はないでしょうけどね。

 

Kyle Schwarber (PHI)

PHIも予想外に苦戦しているチームだと思います。現状マリナーズよりも勝率が低いです。無いとは思いますがDHの補強候補としてSchwarberは候補に挙がってくるかもしれません。契約は今季含めてあと3年。低打率でパワーのあるタイプなのは承知の通り。残りの契約年数、規模を考えれば大きなリスクがあると思いますけど候補には入れておきましょうという感じ。トレードするならPHIに残り年俸をいくらか負担してもらいたいところです。

 

 

 

【2B】

David Villar (SF)

聞かない選手だと思います。昨季メジャーデビューした長距離砲で3Bだけでなく2Bも守れます。2Bとしてはプラスの守備力はないけど大きなマイナスでもなさそう。今季打率は低いですが、Wongよりも良いのではないかと。上手くいけば3Bや1Bでも使えます。妄想としては今季は2Bで使い、来季以降2Bに加えて3Bで使っていき、Suarezの後釜になるくらい打ってくれれば3Bのレギュラーにというのが最高のシナリオです。昨季Kershawから打った右中間への一発は良かったですよね。ただ、今季はかなり不振に陥って現在AAAへ落とされている状況です。。。

交換で出すのはTrammell or Marlowe or DeLoach。TrammellはVillarと同じように今季苦しんでますからね。両者にとって良いのではないかと。Trammell打率は低いですけど、安打=本塁打みたいになってますからね。Trammellは数年前かなり評価高かったプロスペクトなのでどうにか開花してほしい気もするんですけど、試合映像見てても厳しいとは思いつつ…スイング自体は個人的には好きですしマイナー成績は良いのでね。頑張って欲しいけど難しいですね。

 

 

Jonathan Aranda (TB)

昨年MLBデビューしたものの87打席で打率は.192と結果を残せませませんでした。あと数日で25歳になる右投左打の選手で2Bから徐々に3Bや1Bに移っていく過程にあると思われます。成績を見る限りタイプ的にはFranceに近いのではないかと思いますが、徐々にパワーもついてきているようです。今季はAAAでの出場のみで四球率は大幅に上がっていますが打率が大きく下がっています。

どの程度の交換選手になるのかちょっと想像できませんが、100打席未満とはいえMLBレベルで結果が出ていないのは気になるところです。2B/3Bも守れるとはいえ将来的には1BのFranceを継いでくれればというところでしょう。

 

 

Zach McKinstry (DET)

彼も賭けですけどありかな?基本的にはどこでも守れるというのもありますし。昨季のHaggertyのような働きをする可能性はあると思います。

 

ということで2Bの補強をどうにかしたいですけど、MLB全体で2Bって不足してませんか?候補がいまいち見つかりません。普通に考えればCINのIndiaが一番にあがるんでしょうか?交換選手次第ですが、結構高くつきそうな気がしてます(勘ですが)。Indiaは成績見ると守備面がマイナスだし、パワーもさほどない(まあ2Bなのでそこまで求める必要はないかもしれませんけども)。昨季はwRC+が100を切ってfWARも0.4だった。この点を考えるとIndiaを獲得するくらいなら個人的にはWongのままで良いです。正気かと言われそうな気もしますけど、本当にWongで良いです。ただ、現状はCaballeroの出番を増やして調子が上がってくるまではWongの出番を減らさないといけませんね。そして、Mooreが早期に戻ってきてくれることを願うばかりです(現在マイナーの試合に出始めてます)。Wongも今季終了後はFAになるんだから結果出して欲しいものですよね。

改めてになりますが前の記事でも書いてる通り、もし2Bを獲得するなら来季以降も使えるかもしれないプロスペクトやメジャー経験があまりない選手、もしくはプロスペクトにはじき出されてレギュラーから降格したまだ使える可能性のある選手で良いと思います。

基本的にはCole Youngが早く上がってきてほしいところで、言い方は悪いですけど彼がマリナーズに昇格するまでのつなぎになる選手が欲しい状況です。早くても来季後半にしか昇格はないでしょうから今季、来季の2Bをどうしていくかは課題です。

あとはHarry Fordを2B含め別のポジションにコンバートするなら今だと思いますがCでいくのか。RaleighをマリナーズのCでいくならFordのポジションを今季中かシーズン後オフの間にでも動かすべき時が来るのではないかと思いますがどうなるんでしょう。FordをCで育てるならRaleighを数年後トレードするのかもしくは1Bにでもコンバートするのか。FranceがFAになる頃にちょうどFordが昇格してくる時期が重なりそうなのでその時にRaleighかFordどちらかを1Bコンバートはあり得ない話ではないと思いますが、活躍を続けるRaleighを動かすのはありえない気もしてきてますし、Fordを動かすなら身体能力を生かせるポジションに早めにコンバートしたいのではないかと考えますがどうなんでしょうか。今のところFordはマイナーで守備はCでしか出場がありません。

 

 

 

 

【OF】

Lane Thomas (WSH)

このブログを読んでくれてる人はもしかしたら覚えてるかもしれない選手だと思います。対左投手に強い外野手でPollockの代わりという位置づけになります。両翼を守れはしますが成績見る限り守備は良くないので主にDHで対左投手用に起用する形です。大きな代償は必要ないはずです。№15前後のプロスペクト+もう1人くらいでいけるのではないかと思います。

実は今季のマリナーズは右投手に比べて左投手を打ててなくて、特に右打者が左投手を打てていないというデータがあります。その点からも左投手に強いThomasがPollockの代わりに入ってくれば大きいと思います。

 

 

Randal Grichuk (COL)

この選手もこのブログでは名前をあげさせてもらってるんですが今季は出遅れたものの5月好調。今季が契約最終年の32歳右打ち。3ポジションを守れて左投手の方を得意としていて長打力もそこそこあります。COLが出し渋る理由はないでしょうから獲得は可能なはずで交換選手も多くは要求できないはずです。

 

 

TJ Friedl (CIN)

マリナーズのトレードパートナー?であるCINから。MLBキャリアでは左投手の方を打っていたりしますが今季は対右もしっかり打っている27歳の左打。マリナーズはTrammellの他にもマイナーには左打ちのOFはいますからわざわざとる必要があるのかという話にもなってきますがメジャーレベルである程度の成績を残してるのは大きいです。勝つつもりがあるなら、わざわざ獲得しても良いと思います。長打力はさほどでもないけどCFも守れるし戦力補強としてはやはり意味があると思います。

 

OFは獲得するにしても完全なレギュラーの大物ではなくこういったタイプになるのではないかと思います。基本的に今季は現状のTeo, Julio, JKの3人でそのまま行くでしょうからね。4番目の外野手でDHもいける打力があるというのが今のマリナーズにとっては最高でしょう。マイナーにも試してみたい選手はいるし、Mooreが戻ってくればOFでも使えるのでOFの補強順位は高くないと思いますが選択肢はたくさんあるところなので動きがあるかもしれません。

 

 

 

【3B】

Nick Senzel (CIN)

もう1人CINで気になるのがSenzel。2016ドラフト全体2位指名の選手でプロスペクトランキングでも全球団でのトップ10に入るような選手だったはずですが、ここまではその期待に応えられていません。ただ、今季は少しまともな成績が残っています。

MLB昇格後はOFでの出場が多かったんですが今季はCFではなく3Bを一番多く守っています。2Bも守れるのでマリナーズにとっては有用な選手になる可能性があります。

CINが元トッププロスペクト放出に踏み切るのかどうかは何とも言えません。トレード価値はそんなに高くないでしょうし、FAまで今季含めて3年ありますからね。CINとしては今更焦る必要もなく成長を願いながら使っていくほうが良いでしょうからね。

 

 

J.D. Davis (SF)

来季終了後FAの30歳の右打者です。3Bの選手ですがSuarezがいるので実質DHでの起用が主になると思います。Suarezが故障や不調時には積極的に3Bで起用できる選手が必要と言い続けている私にとっては獲得すれば大きな意味がある補強です。

3Bとしてはややパンチ力が不足しているかもしれませんが打撃内容は三振がやや多いという点以外は大きなマイナスはなさそう。四球が選べて打球速度もあり過去数年打撃成績はかなり安定しています。

 

 

 

【SP】

現状のローテは悪くないんでしょうけど、最後の1人として補強はありだと思います。

オフの間から狙ってるLucas Giolito。

CHWは脱落でしょうかから今季終了後FAのGiolitoは売却リストに入っているはずです。もちろんマリナーズのローテは現在調子良いんですが、これからチームの調子がさらに上がって優勝を狙うくらいの雰囲気になっていけば今季に賭けてSPを獲得するのはありだと思います。

もう1人ベテランでAlex Cobbも良いですね。SFはまだ脱落したわけではないのでどうなるかわかりませんけど好成績を残しています。Cobbの契約は今季までではありますが来季$10MのクラブオプションがついていますからSFが好成績を残してるうちに売ってしまうのか、保有しておくのか単純に興味はあります。

他にも数名候補はいますがSDのBlake Snellは契約が今季までになっているのでSDも調子が上がらなければ売ることがあるのかどうか。チームだけでなくSnell自体の調子も悪いようですが…。

Marcoの代わりに強力な投手が入るのは戦力アップだと思います。ただ、短期の契約になるとはいえ(Cobbは来季もありますが)、獲得するには高くはないけどまあそれなりの対価は必要だと思います。

Castillo, Kirby, Gilbert, Giolito, Miller。これは贔屓目で見てもMLBでも上位のローテでしょう。 

 

 

 

以上で今回のトレード獲得候補の話は終了です。

DHを固定しないという道を選んだ今季のマリナーズですが、成績としてはかなり足を引っ張っているところが見えます。DHを数名で回すのではなく、ずっとTrammellでいくならまともな打力の選手がいた方が良かったですね。

あとは2B、何度も言いますがMooreがどのくらいやってくれるか。過大な期待は禁物ですが好調のCaballeroとともに平均くらいまで引き上げてくれれば積極的に補強する必要はなくなると思います。まあ来季のことを考えればいずれにしろ2Bを探し続ける必要はあると思いますが。

まずは5割復帰、キープ、少しずつ貯金を増やしてプレイオフ争いに絡んでいきたいですね。SP陣の調子良かったから一気に勝ちが増えると思ってたんですけど、また借金生活ですね。

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