coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

そっとつぶやく

2005-11-13 20:26:30 | 子供
今日、午前中は、公立高校の合同説明会であった。
午前中は・・というか、10時から16時までが、説明会であった。
うちの場合、電車男の英検の二次試験が午後2時半からあったので、一番で行く予定だった。
今日は、ぴかこ、スイミングの大会で、茨城県まで遠征に行っているので、coconutは4時に起きてお弁当を作ったのだった。
だから、昨日はcoconut、早めに寝ようと思っていたのだったが、電車男が塾から帰ってきたのが10時半過ぎで、それから、風呂に入るのか、入らないのか、だらだらしていて、12時近くなってしまった
しかも、そんな時間から、
「ちょっと、これ、やってみてよ・・・」
と、昨年度の二次試験問題を持ってきて、coconutに「面接官」をさせようとしている・・
ものすごく疲れて眠かったけど、ここでやる気をそいではいけないと思い、面接の練習につきあった。
おかげで、寝たのは1時くらい、それでも4時に起きて弁当を作り、5時20分にぴかこを送り出した。
頭がぐらんぐらんしていたので、洗濯機だけ回して、もう一回寝て、再度起きたのは7時半であった。
洗濯は終わっていたが、干すには、電車男の部屋を通らないとならないので、可哀想だから、ぎりぎりまで寝かせてやろうと思い、コーヒーを飲んだり、新聞を見たりして過ごし、一応、スーツにだけは着替えて、時間を見計らっていた。
電車男を起こし、ヤツの分の布団だけ干して、洗濯物を干していたら、叫ぶ声が・・・・
「9時15分のバスがある!!」
ここは一応都会の部類にはいると思うんだけど、物凄く不定期に通ってるバスがあるのである。
多くて、1時間に2本、ないときは3時間くらいないといった変則的なダイヤで、終バスも異様に早い、何のために運行してるのか、よくわからないバスである。
うちからそのバス停までは、徒歩2分といったところであるが、電車男がそう叫んだときは、すでに9時になっていた。
coconutは洗濯物を干してる最中だし、一応、着替えは済んでいるが、化粧はしていない
そういった「公式の席」に、スッピンで行けるほど、根性も持ち合わせていない。
「無理でしょ・・
と言うcoconutを尻目に、電車男、物凄い勢いで支度を始める。
「行くよ!」
と言うのだが、行ける状態ではない。
「行けるわけないでしょ!」
と言うと、いきなりへそを曲げてしまい、荷物を放り投げて部屋のドアをバタンと閉めて、こもってしまった。
それに乗りたいのなら、せめて、夕べのうちに言えよ・・・と、coconutとしても気分が悪い。
それで言い争いになり、さらにへそを曲げてしまい、英検関係の教本なんぞをすべて部屋にぶちまけ、手ぶらで出て行こうとする。
そこでさらに言い争いに・・・
coconut、英検の教本と筆記用具をリュックに入れ、持たせようとするが、頑として受け取らない。
コイツの悪いところは、自分がこうと決めたことが通らなかったときに、自暴自棄というかやけっぱちというか、とんでもなく「嫌なヤツ」になるところである。
結局、リュックも持たず家を出て、走って駅に行ってしまった
coconutもむかついたまま、駅へと急いだが、電車男は走っていった上、先に電車に乗ってしまった。
しかも、そのあとに、
「乗ってないの?」
という、むかつくメールまでよこしやがった
会場についても、長蛇の列、中も満員電車のようで、電車男は完全にキレてしまった
coconutにとっては最初ではないが、ヤツにとっては最初の合同説明会だったので、その会場の様子に閉口したようである。
しかも、私立学校の説明会と違い、制服姿の人よりも、ラフな格好、頭も爆発、チャラチャラしたヤツが多いその会場は、さらにヤツを苛立たせたようである
coconutがスーツ姿で行ったことも、気に入らないようである
確かに、親のほうも、私立の説明会と違って、Gパン姿あり、普段着か?っていう親ありで、様々であった
同じ中学校の子に、親と一緒に来ていることを見られるのも嫌なようだった。
顔つきがだんだん険悪になってきてるのを察し、話を聞きたい学校もないというので、1時間ちょっとで早々に出てきてしまった
そして、昼ご飯を食べようと思ったのだが、お腹が空いていないとか、食いたいものはないとか、いちいちこちらの気持ちを逆なでするようなことをいいまくる。
そのうえ、英検の二次試験さえ、どうでもいいと言い出して、面接の予習をしていた昨日とは別人のように投げやりであった
もう、手に負えない状況である。
確かに、電車男たちの通っている中学校、評定が厳しすぎるので、内申点は取るのが難しい
金曜日の、ぴかこたちの学年の親睦会の時にも、年子の子供がいる人、下の子は別の学校に行かせようと思っているとマジで言っていたくらいであるからね
食事の間も無言・・・食べ終わると、某デパートの鉄道模型売り場に行くらしい、
「おかあさんはもう帰ったら?」
と言いやがった
そこで別れて帰ってきたのだったが、もう、coconutも、怒りが沸々と湧いてきていた
なんでこんな思いをして、子供の受験につきあわなきゃならないのだ???
自分で受験した方が、なんぼかラクである・・と思った。

家に帰ってきて、電車男の布団を取り込み、お風呂やトイレの掃除をし、クリーニング屋に行き、買い物に行き、日常の用事をこなした。
しばらくして、電車男は帰ってきたが、平穏な気持ちで臨まなかった分、面接には失敗したようだ
3級の面接だから、相当の失敗をしない限りは合格すると思うのだが、本人は、99.97%不合格だと言っていた(これ、言ったまんま。何を根拠の99.97%かは知らん)
あと3か月もないというのに、こんなことで・・とこっちが暗澹たる気持ちになる。
親をなんだと思っている!!と、怒りの気持ちもある。
ただ、ああやって実際荒れているのを見ると、よく事件を起こす子供の
「おとなしい子で、問題を起こすようなタイプではなかった。」
とか、
「日頃はおとなしいけど、キレると手がつけられなくなる子だった。」
とかいうのが思い出されて、もしかして、うちの子も、そんなタイプか??と、自分自身の子育てに自身のないcoconutは、さらに暗ぁぁ~い気持ちになってしまう。
本人に向かって大きな声では言えないので、そっとつぶやく・・・・
「大変な思いをしてるのはお前一人じゃないんだぞ!!ふざけんな!!バカヤロ~~!!!!!」
         
大声で言えない自分自身がさらに情けない・・・・・