coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

天下泰平

2005-07-08 11:41:44 | 子供
昨日、上の子が修学旅行から帰ってきた。
「楽しかったぁ~」わけでもないらしいが、そんなにトラブルはなかったらしい。
出発した日に同学年のママから聞いたのだが、学年委員さんのほかに、もう一人、保護者が付き添いで行ったらしい。
どうも「やんちゃ」な子の母親らしいけど、誰なのかは不明
子供にも聞いたのだが、
「確かに、見知らぬオバサンが同行したけど、誰のか~ちゃんかは知らない。」
だそ~だ。
詳しい話はまだ聞いていないが、大きなトラブルはなかったのだろう。
スキー教室のあとは、聞いてもいないのに、真っ先に、「カッターを出しての乱闘騒ぎ」の話をしたけど、今回はなかったからだ
下の子は、口から生まれてきたかのように、いつでも喋りまくっているのだが、上の子がいなかった間は、別人のように無口でおとなしかった。
学校であったことも話さず、帰ってくると、黙々とゲームをしたり、テレビを見ていたりしていた。
いつもは喧嘩ばっかなのに、上の子がいないと調子が出ないらしい。
スキー教室の時も、帰りのバスを待って、雪が残る寒い中、1時間以上も立ちつくしていた(しかも、私には、上の子を迎えに行くとは言わないで出て行った。)のだが、今回も、学校から帰ってくると、そわそわと落ち着かず、駅まで迎えに行ったのであった。
そんなにまでして待っていたのに、結局、帰って来るなり日常茶飯事の喧嘩が始まり、元の喧噪が戻ってきた
これで、通常営業。
天下泰平ってとこですかい・・・  

上の子が帰ってくるなり、また学校の話をし出した<下の子
なんでも、一緒の小学校を卒業した男の子、小学校の時にすでに、175cmくらいあって、顔も「オッサン顔」であり、卒業式の時も、スーツを着たその姿は、「卒業生」じゃなくて「保護者」にしか見えなかったという、可哀想な子である(笑)
その子は今、下の子と同じクラスなのであるが、英語が苦手なのだそうだ。
今の学校には、外人(カナダ人らしい)の講師の先生がいて、会話なんぞは、ネイティブな発音が学べるらしいのだが、その子にとっては、外人講師の授業は、恐怖でしかないらしい
講師の先生は、一人一人に簡単な質問をして、答えさせるらしいのだが、その子にとっては、それは苦痛以外の何物でもないらしい
そんなときに、近くにいた子が助け船を出した。
「何を聞かれても、『Yes I am.』って答えればいいんだよ。そしたら、なんとかなるよ。」
それを聞いて、その子は、そうかあ・・・と、喜んだそうだ。
次々と当てられて、答えていく中、その子の順番が来た。
「What's your name?」
その子は、胸を張って大きい声で、
「Yes I am.」
教室中が、爆笑の渦に巻き込まれたらしい。
なべて、この世は、天下泰平。