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coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

時代の最先端

2005-07-09 09:05:43 | 学校
下の子が出た小学校、今年度は、周年行事とともに、「校舎改築」という大きな目玉がある
周年行事だけでも大変なのに(これも、補助金が出なくなったそうで、やる必要性もわかんなくなってきたのだが・・)校舎改築の方も、結構大変である。
もちろん、改築自体は、行政の管轄なのだが、説明会を開いたりして、道筋が見えてきたあたりから、文句を言う保護者が出てきたりして、そういった人たちの対応が結構大変そうである
今、seraphimの兄貴が会長を務めているのだが、自分自身の仕事も忙しいみたいだし、本当に大変な思いをしているようである  
校舎改築のほうも、最初に「検討委員」を一般の保護者からも募ったというのに、そのときには尻込みしてやらなかったくせに、実際に、ことが動き出すと、文句の百万も言い出す輩がいて、本当に勝手だなあと思う
言いたいことがあるのなら、検討委員を募った時点で手を挙げればいいじゃないかと思うのだが、そういった「面倒なこと」はやらないで、文句ばっかり言う人は、許せないよね
ただ、実際問題、行政のやることはおかしいことだらけで、検討委員をして、説明会に参加していても、文句を言いたくなるような内容であることは確からしい。
こんなことでは、来年度からの新入生は激減するのではと危惧されるし(向こう5年間、「工事中」の学校で過ごさせるなんてこと、親の立場としては避けたいもんね)、今現在、学校にいる子供たちの親の中にも、集団で近隣の小学校に「転校」させようって話をしてる保護者もいるらしい。
そりゃ、耐震構造的にも問題が指摘されたらしいし、実際、かなりの老朽校舎ではあるので、長い目で見たら改築した方がいいのは当然だけど、「今、子供を通わせなければならない」保護者にとっては、深刻な問題だよね。
確かに、「学校」を改築するのは大変な工事であるということはわかるけど、果たして、5年もかかるものなのだろうか?と疑問にも思うけどね。

校舎改築検討委員会で、「新しい校舎」について、いろいろ検討されてきた。
既存の校舎についても検討されて、結局、プレハブは建てないで、既存の校舎の反対側に新校舎を建て、既存の校舎はギリギリまで使用することになったらしいが、工事で窓を開けられないような状態になるであろうことは容易に想像できるのに、エアコンなどは取り付ける予定はないということだ。
今も、オールドファッションな「扇風機」が、上の方の教室には4台ついているが、そんなもの、気休めにしかならない。
閉め切った部屋で、エアコンもなしで過ごす(しかも5年間)なんて、熱中症になったりでもしたら、ど~するつもりなのかねえ・・
エアコンの代わりに、屋上に芝生を植えて、「緑化」することによって、校舎内の温度を下げると説明してるらしいが、そんなことで本当に耐えられると思っているのかねえ。
それに、誰がその「芝生の手入れ」をするんだよ~!って思うよ。
変に「緑化」したら、虫さんがわんさか!なんてことにもなりかねないんじゃないの?
プレハブを建てずに済んだ予算を、エアコンにまわしたらいいんじゃないかねえと思うんだけどなあ。
ただでさえ、幹線道路沿いに建っている学校なんだもん、その辺の配慮がないというのは、やっぱ「お役所仕事」なのね、って感じよね。

それ以外にも、いろいろと不備や、早く言ったら「あんたたち、ドケチね~!」って要因が、たくさんあって、保護者の不満は高まっているというのに、ここへ来て、新たな不安材料が出てきた。
何がきっかけでことが表沙汰になったのかわからないけど、このところ、降って湧いたように「アスベスト被害」がクローズアップされているよね。
あんな「老朽校舎」、アスベストがたぁ~~っぷり使用されていることは、想像に難くないよね。
そんな校舎を解体するんだから、アスベスト被害についても懸念する保護者が出始めているという。
だが、行政の「説明会」は、終了していて、その件に関して問いただす場が、もうないらしい。
これはやっぱ問題だよね、ということで、兄貴なんかも、もう一回説明会を開く方向で、行政に掛け合うらしい。
この「アスベスト被害」に関しては、在校生だけではなく、広く「地域住民」の問題でもあるよね。
そのへんを、行政は、どう説明するのだろうか・・・
古いとか、汚いとかは耐えられても、耐震構造的に問題があるようでは、校舎は建て替えてもらわないと困るわけではあるが、こういった「アスベスト問題」が浮上してきては、黙っていることはできないよね。
しっかし、ものすごいタイミングで、このことが社会問題になってきて、変な言い方かもしれないけど「よかった」よね。
アスベストのことなんか何も知らないで、あとになって「大丈夫だったのかしら」って悩むよりも、工事の前にクリアにしておいたほうがいいもんね。
例えクリアになったとしても、アスベストを飛散させないで解体する方法なんてあるのだろうか・・・  
アスベストの害は、何年も経ってから発症するみたいだし、心配の種は尽きないよね。
こんなことで「時代の最先端の悩み」を抱えるとは思わなかった。
検討委員会が立ち上がった時点では、アスベストのアの字もでていなかったもんね。
小学校は卒業してしまったけれど、一地域住民の立場としても、その問題は関心がある。

しっかし、校長、副校長が、あっぷあっぷしてるようで、兄貴や、周年委員長のigu-iguは大変だなあと、心の底から思ったcoconutであった
    

行政の考えること

2005-07-06 12:58:58 | 学校
昨日、給食試食会に行った話はしたが、そのときに、不可解な(?)話を聞いた
もともと、先週、下の子が、「ビデオ出演に関する」手紙を持ってきたのだが、それを見ても、なんだかわからなかったのだ。
下の子は、
「いいでしょ?出てもいいでしょ?」
と言っていたのだが、なんのビデオよ?何に使うのよ?って疑問に思っていた  
その「手紙」には、
「ビデオ出演を  了承する  ・  了承しない 」
と、
「氏名公表を   了承する  ・  了承しない 」
と言う欄があり、
生徒氏名と、保護者氏名を書いて、捺印する欄がある。
これだけで理解しろという方が無理でしょ?と思っていたので、学校に行ったついでに、副校長に詳細を聞いてみた。
「あのぉ~、子供が、ビデオ出演の手紙を持ってきたんですけど、あれはなんなんですか?」
と、聞くと、ある意味「わかりやすい人格」の副校長、昨日は饒舌に
「いやあ、あれは、行政の方からの依頼なんですよ。中学生レスキュー隊というのを作りたいらしいんですけどね、その宣伝ビデオみたいのを作るらしいんですよ。」
「・・・・・・・・はぁ・・・・・・  
ちゅ・・ちゅうがくせいれすきゅ~たい????
なんなんだぁ~?そりゃあ・・・
そもそも、その「中学生レスキュー隊」っちゅ~のは、どんなときに「出動」して、どんな「仕事」をさせられるのさ?
その手紙は、全員に配られた物ではなく、「選ばれた子供」に配ったものだということらしい。
副校長、さらに饒舌に
「なんか最初は、役所の近所の中学校に打診したらしいんですけどね、そこが難色を示したので、この間の水泳大会でも活躍した、我が校に白羽の矢がたって、うちの水泳部で是非!って言われたんですよ。水泳部の活躍が認められて嬉しいですよね。で、水泳部の子に声を掛けて、ビデオ出演をお願いしたんですよぉ~。なんかね、演劇部も出たいって話みたいなんですけど、今、演劇部は、人数が少ないし、やっぱ、レスキューは水泳部でしょう・・」
と、さらに訳のわからんことを言っている
第一、うちの学校、水泳部なんてないんだよ!!
都中に出たい子供たちが、お願いに行って、副校長が「顧問」という形で水泳大会に出ただけで、いわば、「幻の水泳部」なんだよ~。
それが、活躍したからって、「中学生レスキュー隊」???  
副校長、この間の水泳大会の前は、その時点でドタキャンするつもりだったらしく、話しかけても、目も合わさないで会釈だけした人と同一人物とは思えない饒舌さで、喋る喋る・・・
「でもねえ、依頼だけあって、その後、詳細とか全然わかんないんですよねえ。役所ってぇのは、アドバルーンだけ打ち上げて、ほったらかしって多いですよね~。いやあ、こっちも参っちゃいますよ~~・・・がはははは・・(大笑い)」
笑い事じゃないでしょ・・・・  
「そうそう・・・その話をしたら、某さんのたっての頼みで、ゴルフ部の子も出演させてくれと言われて、ゴルフ部の子も出演することになったんですよ~」
「・・・・・・・・・・はぁ・・・・・
某さんは、igu-iguのパパ、ふぁ~ざ~である。
こんなん聞いたら、また、igu-iguは怒るだろ~なぁ~・・と思いながら、引きつり笑いのcoconut・・
でもさあ、「近所の中学校が難色を示した」ことに、ほいほい乗っかっちゃうあんたは何者?って思うんだけど・・・
「水泳部の活躍で白羽の矢」っていうのも、眉唾な話だし、そういうおだてに乗る副校長に、改めて呆れ果ててしまった。
とにかくこの人、口先仮面で、やたら調子がいい。
いろんなクラブの顧問を引き受けちゃったりして、まあ、それなりに評価しなきゃならんとこもあるのは確かだけど、とにかく、教育委員会のウケや、子供たちのウケばっか気にしてる。
また、やってくれちゃったのね・・と、思いつつも、やりた~~い!!とハイテンションの下の子を説得するのは無理だな・・とそのときに思った  
まあ、副校長のアホさはおいといても、行政の考えることは、本当にわからない
「職業体験」にしても、今回のことにしても、ちゃんとしたヴィジョンがないのに、「自己宣伝」のために、目新しいことをして、世間の注目を集めることだけ考えてるような気がする。
「頭」が変わらない限り無理なのか、「頭」が変わっても、ああいう人たちの考えることは一緒なのかはわかんないけど、こういったことで子供たちを利用することはやめてほしいよね。
うちの下の子、「防災ビデオ」に出るよりは、「吉本興業」に行った方がいいような気がするcoconutである。
    

学校給食を考える2

2005-07-05 15:28:50 | 学校
雨もあがって、上の子は、6時半前に家を出ていった
昨日は早く寝ろと言ったのに、スマスマなんか見て、大笑いして、寝たのは11時半過ぎだったので、5時半に起こしに行ったときには、どろどろのだらだら状態で、なかなか起きてこなかった
ぐずぐずしていたので、コンタクトをする暇がなく(未だに、時間かかってるんだもんなあ・・)眼鏡を掛けて飛び出していきました。
京都・奈良も、今日は雨もあがって、薄日が差しているという話です。
楽しんでくるといいんだけど・・・・


ちょっと気になっていることがあって、夕べは、ほとんど寝られなかった
それでも今日は、仕事に行かねばならず、鉛のような体で飛び出していった。
その後、中学校で給食試食会があったので、シャワーだけ浴びて、頭もびしょびしょのまま学校に行った
失敗だったでしょ?と言いたくなるような民間委託も2年目、どうなっているか確認したかったのだ。
今年は、栄養士の先生も替わって、マッチョな男性から、新卒の女性になった。
余談だが、去年までの栄養士さんは、ボディービルダーだったそうな・・・
で、話を戻すと、去年までの栄養士さんは、自校方式から民間委託を経験し、悩み苦しんできた人で、「おいしかった自校方式」も「これはエサだわ!民間委託」も両方知ってる身としては、学校給食の味は、栄養士さんの責任ではないというのを、痛感している。
彼は、去年の給食試食会の時に、自分だけではどうにもならないジレンマを、保護者の前でぶつけていたし、「栄養士」「委託会社」という内部のドロドロも、かいま見えた。
持てる力のありったけを使って闘ったのだと思うが、結局、不味い給食は不味いまま、終わってしまった
ところが、今年入った栄養士のお嬢ちゃんは、
「おいしくて、安全な給食を目指しています。ご家庭でも協力してくださぁ~い。」
と、あくまで脳天気風・・・
委託会社の挨拶も、「このお嬢ちゃん、与し易し!」と思っているのか、余裕かましてる。
献立は、「焼きそば、エビチリソース」「華風キュウリ」「ポパイパンケーキ」「牛乳」
焼きそばだったら、なんとかなるかな?と思っていったのが甘かった!!  
どれもこれも、見事にマズイのであるっ  !!
強いて言えば、食べられたのは「華風キュウリ」だけかなあ・・・
焼きそばは、茹でまくって、のびきった麺に無理矢理焦げ目をつけたって感じで、その上に、とろみの全くないチリソースモドキ(何を使ったら、こんな味になるの?って聞きたいくらいの味付け)が乗っかってる。
ポパイパンケーキは、生地にほうれん草が練り込んであるのだろうけど、味が全くなく、ぼそぼそしてて、口の中がぱさぱさになって食べられたもんじゃない。
きっと、さとちゃんが食べたら、激怒するだろうなあ・・と思いながら、無理矢理口に突っ込んだ。
周りのみんなも、
「牛乳かけちゃおうか?」
とか、
「ちょっとこれ、食べられたもんじゃないよね~・・」
とか言ってる。
食事時間も、実際に、子供が体験してる、「配膳から、食事、片付けまでで30分」という、トンデモナイ体験をさせられた。
こりゃ、可哀想だわ~~!!
ところが・・今日は、子供が「職場体験」に行ってしまった2年生の先生方も一緒に食べたのだが、コメントを求められて、
「非常においしかったです。」
とか、
「うちのクラスの子供たちは、先を争っておかわりしています。何を言っても聞かない子供たちですが、『給食を減らすぞ』というと、言うことを聞きます。」
とか、嘘でしょ?ってな、「給食賛歌」をやらかしてくれちゃってる。
周りのみんなも、
「嘘でしょ?」
「日頃、よっぽどヒドイもん、食べてるんじゃないの?」
などと言い合っていた
それが、本当の気持ちかどうかはわからないが、ここでちゃんと声を上げておかないと、来年もまた、この業者になるじゃんね~!!
だから、ちゃんと書いてきたよ、アンケート。
「栄養的には素晴らしいのだと思いますが、申し訳ありませんが、ハッキリ言ってマズイです。それに、今年度は、量的にもかなり少ないと思います。中3の男子などは、こんな量では全く足りないと思います。」
実際問題、中3男子にしては、かなりの小食のうちの上の子も、
「今年度の給食は少ない・・」
と、常日頃、ぼやいている。

郵政民営化と一緒にしてはいけないとは思うけど、
「何でもかんでも民間に!」
って言うのは、考えた方がいいんじゃないかなあ・・・
民間委託でも、成功してるとこもあると思うけど、業者の選定は、保護者も混ぜるとか、金額だけじゃなくて、様々な角度から考えた方がいいと思うんだけどなあ。
上の子はもう仕方ないけど、下の子は、まだまだこの学校にお世話になるんだから、おいしい学校給食を食べさせてあげたいと思うのよ。
ど~にかならないのかねえ、この問題。

すれ違う二人

2005-06-30 14:12:23 | 学校
上の子の、第1回進路希望調査票の提出期限が今日だった。
卒業後の進路を、進学か就職かを書き、進学の場合、進学したい学校名を、第1希望、第2希望と書く欄があって、将来就きたい職業なんぞも書く欄がある。
最後の方に、その希望する将来に向かって努力が必要だと思うところを書く欄があり、一番最後に、保護者の意見を書くところがある。
上の子は、もらってきてすぐに、
「書けない。」
と、紙を投げてよこし、保護者の意見を書くように言ってきた。
「冗談じゃない。これって、あなたが書いたことに対する意見を書くとこでしょ?白紙の紙になにを書けっていうのよ?」
ところが、ダンマリ、むっつり、何も言わない。
仕方なく、コメントを書いた。
今日が提出期限なのに、何も書けない上の子、
「上の方も書いてよ。」
と言うので、
「バカなことを言うんじゃない。あんたの進路でしょ?なんでおかあさんが書くのよ?」
と言うと、
「だって、書きたいように書いたら、どうせなんやかんや文句を言うんでしょ?文句を言われるくらいなら、あなたのいいようにしますから、そうしてください。」
と、嫌味たっぷり、これ以上はないくらいの憎らしい口ぶりで言う
「そりゃあ、おかあさんだって、意見は言うよ。だって、それなりに長く生きてきているし、考えが甘いと思うところもあるし、だから、お互いに意見を言い合って、妥協線を見つけるというか、納得できる線を見つけるために書くんじゃないの?」
「自分の意見を言っても否定されるくらいなら、あなたの言うとおりにします。」
と、また、憎らしさ満開で言う
この子は、失敗を極度に恐れる、
石橋を、叩いて、叩いて、たたき壊して、
「ほら、渡れなかったでしょ?」
と、言うタイプである。
努力もしないで、他人に選択肢を選ばせておいて、失敗したら、他人のせいにするヤツである。
高校受験についても、いい学校を受けて、落ちたらどうするんだとか、もし入れても、中で苦労をするくらいなら、そこそこの学校に行った方がいいとか言うのである。
そんな根性だったら、そこそこの学校に行っても、成績は落ちるばっかりでしょう
上の子は、向上心がないというか、頑張ることをしたくないというか、苦労しないで生きていきたいタイプで、いつの間にか、私の我慢できないタイプの考え方の人間になっている。
話しても話しても平行線である。
seraphimの兄貴の息子さんの話なんぞを聞いていても、目標を持って頑張っているし、どうして目先のことしか見えないのかと、悲しくなる。
受験は、誰にでも来る試練だし、人間、人生のうち、何回かは、頑張らなければならない時があるじゃないと思うんだけど、彼には通じないらしい。
中学受験をさせておくんだった・・・と、臍を噛んだことも、一回や二回じゃない。
所詮、彼の人生なんだから・・とは思うけど、納得できない。
兄貴の息子さんのように超優秀ではないけれど、そんなにおバカではないし、頑張れば、それなりにできる子だと思うのだけど、頑張りたくないのか、頑張る気になれないのか、そのへんもわからないけれど、現実逃避に走ってる気がしてならない。
あの子に、それなりの学校に行ってもらいたいというのは、私自身の世間に対する見栄なのかと、自分自身を責めることもあるけれど、それだけではなく、あの危なっかしい考え方が見ていられないというのもある。
中学生、15歳で、先々のことを全部決められるとは思っていない。
自分の未来を考えるための時間稼ぎとしても、高校、大学に行って学ぶと言うことは、大きな意味があるのではないのか。
貧乏ではあるけれど、頑張る気持ちがあるのならば、いくらでも後押しできるくらいのお金は使える覚悟をしているが、あんな感じでは、どこに行かせても無駄金に思える。
ようやく行きだした塾でさえ、もう、行きたくないといいだしている。
何かを全うするってことをしてみなさい!
本当に、悲しくて情けない。
彼自身も、悩み苦しんでいるのだとは思うけど、考え方が、こちこちに凝り固まっているようにしか思えないのである。
今、書いたこと、決めたことを、絶対に守らなきゃイケナイ、方向転換はできない、ってわけじゃないんだから、もう少し気楽に考えたら?っていうのが通じない。
日本語が通じない、宇宙人と話しているようである。
こんなすれ違う状態が、いつまで続くのか、神経を病みそうなcoconutである。

開かずの踏切

2005-06-23 15:11:29 | 学校
うちの子供たちの通う中学校のほんの手前に、踏切がある。
その踏切を渡ってしまえば、もう、学校に着いたも同じであるのだが、その踏切は、朝夕のラッシュ時には、開かずの踏切となる。
月曜日の朝や、雨の日など、踏切の開かない時間は、とてつもなく長くなるらしい。
うちから学校までは、徒歩で20分弱と言ったところであるが、下の子は、さすがにまだ1年生だし、7時40分くらいには家を出るのだが、昨日は、あの子が踏切についた時点から40分も開かなかったそうで、遅刻してしまったそうである。
8時くらいに家を出る上の子は、言わずもがなである。
狭い道路で、踏切自体も、車がすれ違うのは難しいくらいの幅であるので、踏切が開かなかった日には、一体がそこの中学生で溢れかえるらしい。
子供たちは毎日、とんでもなく重たい荷物を持って学校に行くので、そんなもんを持ったまま、踏切の開くのをじっと待っているのも可哀想な話なのであるが、踏切が開かなかったせいで遅刻した場合も(「踏切遅刻」という名称が着いているらしいが・・)遅刻扱いとして、成績表にしっかりつけられるという、ダブルで可哀想な思いをするのである  
実際、30分も40分も踏切が開かなかった日は、クラスの半数近くが遅刻するらしいし、教職員の中にも遅刻する人が出てくるようだ。
昨日なんかは、上の子の話だと、踏切が開いたのが8時40分頃で、あやうく1時間目が始まると言ったトンデモナイ時刻に、集団で教室になだれ込んでいったらしい(もちろん、うちの子も一緒に・・である
この、「踏切遅刻」に関しては、うちの子たちが入学するずっと以前から、保護者の間で問題視されていて、学校の方に何回も、踏切遅刻は遅刻扱いしないで欲しいという申し入れがなされたが、ことごとく却下されてきたらしい。
学校側の説明によると、
・踏切遅刻の子供を遅刻扱いしないようにした場合、本当に「踏切遅刻」なのか、「踏切遅刻の子供たちに便乗した、本当の遅刻」なのか、判断できなくなってしまう。
・実社会に出た場合、「踏切が開かなかったので遅刻しました。」は言い訳にならないので、そういったことに対応できる子供にすることも教育の一環である。
ということらしい。
ただ、そうすると、踏切を挟んで、学校側に住んでいる子と、反対側に住んでいる子との間に格差が生じるだろうという指摘をしたところ、今度は保護者の側から反対意見が出た。
「踏切の学校側に住んでいる人間にとっては、踏切が開かないことによって、電車に乗れないということが生じています。条件は同じだと思います。」
・・・・・・・・・・・
でもさあ、今、問題になっているのは、「学校に遅刻する」ということであり、学校側に住んでいる人間の「便不便」を問うていることじゃないわけじゃない?
議論のすり替えというか、論点をぼかしてるというか・・・  
その件に関してだけ言えば、踏切の向こう側から改札に行ける地下通路を近々建設するらしいし、そ~したら、その問題はクリアになるじゃないのよね。
その地下通路が本当にできあがった場合でも、朝のラッシュ時に、通学のための子供たちに「線路を渡る」目的のためだけで使わせてくれるかは疑問だし、使わせてくれたとしても、数百メートル大回りしなければならなくなるのよね。
3年生の男の子あたりは、電車が来ないのを見計らって、踏切をくぐって行ってしまう子もいるらしいのだが、それに対して、真面目な女子から先生方に猛抗議もあったらしい。
「なんで、社会的なルールを破って、踏切をくぐった男子が遅刻を免れて、ルールを守って踏切が開くのを待っていた私たちが遅刻になるのですか
の猛抗議だったらしい。
指導者同志なんぞは、踏切遅刻は遅刻じゃないようにしましょうよと、かなり前から主張しているクチなんだけど、一向に議論は進展しないようである。
「一部、ズルする生徒は出てくるかもしれないけれど、子供を信じましょうよ。」
と、学年会のときも話していた。
もちろんそういったことも重要だが、そうやって、踏切をくぐっていく子の中で、もし万が一、事故が起きたらどうするのだというのが、一番の心配の種である。
歩道橋のような、線路上を渡る通路のようなものを造れないのか聞いたのだが、それを造る地面がないというのと、実際造る場合、行政と鉄道会社で費用を負担しなければならないので、両者が渋っているというところらしい。
大きいとはいえ、まだまだ子供であるし、電車の動きは予測できないときもある。
轢かれて、死傷した場合、取り返しがつかないことになる。
お金を惜しんで、ニュースになるような事故が起きてから慌てて建設するくらいなら、最初からやってしまったほうがいいではないか。
それができないのなら、せめて、踏切遅刻は遅刻じゃないということにして、子供の心にゆとりを持たせてあげたっていいじゃないか。
子供が信じられなければ、踏切遅刻をした子の親に、うちの子は、何時何分くらいに家を出ましたと一筆取ればいいだけの話ではないの?
  
これから梅雨本番、雨が降るたびに、子供たちが踏み切り遅刻しそうになって無茶しないか、ドキドキするのは本当にイヤである。
校長が替わったので、もしかしたら、踏切遅刻は認められるかもしれないと、前回の学年会で指導者同志は話していたが、その後、一向に進展はなさそうである。
早くこの問題、なんとかした方がいいと思うんだけどなあ。
    

謎は謎のまま

2005-06-17 00:42:47 | 学校
ザビエルとの(というわけではないが・・笑)親睦会があった。
上の子のクラスは、40人もいるのに、来た親は14,5人だったが、今日のは、34人しかいないクラスなのに、22人も来た
1年生の親は、まだ、関心が高いのか、学年委員のOさんの人徳か、どちらであろう(笑)
上の子の場合も、1年の時はそれなりに来たけど、2年の時は、やはり40人のクラスで、来たのは8人だったという惨憺たる有様だった
今年はまた、受験もあるということで、多少は復活したのかなという感じである。
まあ、それに、ザビエル自身が謎に包まれているので(爆)様子を見るために行った人もいるのかな?(って、それはcoconutだけだったりして・・自爆)
ザビエルは、所謂、教師らしい教師って感じなのかなあ・・
とにかく、上の子の学年の先生方が、いい人ばかりなので、ついつい比較してしまうのが悪いのかもしれないが、やはりcoconutにはちょっと苦手かも・・
上の子の学年の先生方は、よくぞここまで!と思うくらい、みなさん、社会人経験をしてから教師になられているので、考え方がまともである。
指導者同志に至っては、昨日の学年会で、ご自分で発言なさっていたのだが、高校卒業後に仕事に就いたそうで、その後、猛烈に勉強したくなって、大学受験をし、卒業後も、塾の講師をしたり、紆余曲折を経て、今の「指導者同志」になっているということ。
「ボクみたいな道を歩んじゃうと、学費から何から、みんな自分持ちだし、年は食っちゃうし、いろいろあるんですよ。だから、親がお金を出してくれるって言ってるうちに学ぶことは学んじゃいなさいよって子供たちには常々言うんですけど、理解しやしないんですよね~。」
と、おっしゃっていた。
多分、下の子の先生方にしても、比較対照する相手がいなければ、こんなもんでしょうと諦めもついたのだろうけど、同じ学校の先生なのに・・と、ついつい思ってしまうんだよね。

話は大きく変わるけれど、親睦会の準備をするにあたって、学年委員のOさんに、
「お手伝いしようか?
とメールをしたところ、
「各委員さんにお願いしたけれど、もし、来られるならば、20分前に来てください。」
と返事があったので、早めに学校に行った。
場所は、学校の中の和室の会議室だったのだけど、長い間使われていなかったらしく、物凄い埃だった。
とりあえず、掃除機をかけないと何もできないと言う結論に達し、とある人が掃除機をかけることになった。
そうしたらその人は、隅の方から丁寧に丁寧に掃除機をかけ始めた。
和室は、20畳かもう少し広いくらいだったけど、あと10分で開始の時刻になる。
その間にテーブルを出して、茶菓の用意をしなければならない。
みんな、その姿を見て、言いたいことはあれど、言い出せないでいた。
と、遅れて入ってきたKさん、
「ざっとでいいから!ざっとで!!」
「でも、隅の方の埃が凄いんですけど・・・」
「時間がないからね~。」
と、誰もが言いたくても言えなかったことを、ずばっと言ってくれた(爆)
そうしたら、その掃除機をかけていた人、四隅は諦めたみたいで、全体的にかけはじめたのだけど、畳の目を無視して、縦横無尽に掃除機をかけていて、coconutは目が点になってしまった。
た・・・畳に掃除機をかけるときには、畳の目に沿ってかけるほうがいいのでは・・と言いたくてたまらなくなったが、ここでそんなことを言ってはならない!と、自分自身に言い聞かせて、掃除機をかけ終わったとおぼしきあたりから、テーブルを出して、茶菓の用意をすることにした。
こういうのが、「姑根性」になって、「嫁いびり」とかに繋がるのかなあ・・と怯えつつも、やっぱ気になることは気になるのよね

親睦会に戻ると、学級通信では、あんなに厳しいことを書いているのに、
「まあ、まとまりのあるクラスではあります。」
と、ザビエルは言っていた。
あと、特出すべきは、足が速い!ということらしい。
確かに、体育大会のクラス全員リレーでは、ぶっちぎりの1位だったし、長距離走も、女子はワンツーフィニッシュだったし、男子も上位入賞。
個人個人の100m走も、半分以上の子が1位だった。
「でも、なんで総合優勝できなかったのか、子供たちに考えさせましたけどね。」
確かに、そんな状態で、4クラス中3位ということは、他の種目がかなり悪かったと言うことである。
「全く全部、駄目駄目だったら、反省も何もないけれど、こんなにスゴイ状態だったのに、他の競技のときに手を抜いたり気を抜いたり、していたんじゃないの?と言いましたね。」
はあ・・・・・
ど~も、ザビエルの話は、素直に聞けない自分がいる
ほとんどザビエルが一人で喋り、司会役のOさんがときどき口を挟むと言った展開だったが、ただ一人、準備に遅れてきたKさんが、絶好調で喋りまくっていた。
彼女は、このクラスの役員、委員決めの時に、司会をして、なおかつ一人喋り続けた人である(爆)
喋るだけ喋って、
「仕事ですから。」
と、とっとと帰ってしまった
このクラスも、面白い親が多いのかも・・・

途中で、車椅子の子の話になった。
クラスの子は、彼に対してとても優しいのだそうである。
彼の症状は、私が思っていたよりも、ずっと重いらしく、半身不随と言うよりは、首から下の不随に近いものらしい。
神経系統に障害を負っているので、言葉が出てくるまでにも、とても時間がかかるそうだが、彼が喋り始めると、クラス中がし~~んとなって、彼の言葉を聞き取ろうとする姿勢に、ザビエルは感動しているらしい。
そんだったら、文句ばっか書かないで、学級通信に、そういったことを書いてよ!!
介助の方の件は、聞かなかった。
出所を聞かれて、先生同士の仲が悪くなってもイヤだったからね~。
それにしても、2時間以上話をしたけれど、やっぱザビエルはcoconutにとっては謎のままだったわ~
慣れ親しくしたい!という気持ちは全くないが、何かあったときに相談できるような関係に、先生方とはなっていたいと思うが、どうなることやら・・

激貧に見舞われたcoconut、仕事を増やそうと思い、17日、面接を受けることになりました
10何年かぶりに履歴書なんか書いてしまい、テンパって、3回も書き直してしまった
だって、履歴書の他に、職務経歴書まで出せと言うし、電話をかけてきた人、
「パソコンの操作はできますか?」
とか、
「事務経験はありますか?」
とか、いろんなこと聞いてくるので、緊張してしまったよぉ~
パソコンなんて、自己流で使っているから、正しい使用方法なんて知らないし、うちのパソは、一太郎、花子なので、世間一般通用する、ワードやエクセルなんてできないんだも~ん(って、威張ってどうする・・・)
ああ・・・マジで、igu-iguにちゃんと習っておけば良かった
年齢で引っかかるような気がするのだが、人間、チャレンジだぁ~!
もしかしたら「性格」で落とされるかもしれないけど、だとしても、落とされた理由は
「coconutが美しすぎるから!」
ということにしておこう!

自分のことじゃないの?

2005-06-16 11:06:01 | 学校
昨日の学年会は、今までとはちょっと雰囲気が違っていた。
それはひとえに、「指導者同志」の話の内容のせいだと思うんだけどね。
悪いとか、そういうことじゃなくて、先生方も本当に手一杯なんだろうなあと同情した。
修学旅行の話なのだが、160名いる3年生が、6人ずつくらい「行動班」というグループ分けされて、自分たちで2日目の自由行動日の予定を立てる話は、保護者会の時の話でしたと思うけど、昨日は、その、全部の予定表を見せてくれて、そんなのを基に話をしてくださった。
京都のガイドブックや、京都の市バスの時刻表なんかを参考に、子供たちが予定を立てる訳なんだけど、バスなんか、定刻に着くなんて事はないでしょうと大人は思うんだけど、子供たちは、その時刻表を見ながら、分刻みでスケジュールを立てている
神社仏閣などの、拝観時間12分・・とか、それじゃ~ムリっしょ?と思えるようなことが平気で書いてあり、バスとバスの乗り換え時間なんぞも、全然考えていない。
女の子だけのグループなんぞは、昼食の場所をメインに、辻褄合わせのように、前後のスケジュールを決めている班もあるようである(爆)
指導者同志はじめ、3年生の担任の先生方は、すべてのスケジュールをチェックして、
「乗り換え時間を考えなさい。」
とか、
「この広さの神社仏閣が、この時間内で拝観できないでしょ。」
とか、
「バスが来なかった場合の待ち時間を考えなさい。」
とか、いちいち、アドバイスして戻しているらしい。
お疲れさま・・というか、ご愁傷様です・・と言いたいような状況らしい。
そうやってできたスケジュールを、旅行会社の人に見せて、ムリがないかチェックしてもらわないとイケナイらしく、そんなんでも焦っている。  
さらに、27,28日は、期末テストがあるので、問題づくりもしなきゃならないし、終わったら終わったで、採点して、成績もつけなきゃならない、もう、あっぷあっぷの状態らしいのだ。
うちの子供のいる班は、男女混合の班らしいけど、女の子の方が強くて、実権を握っているらしい(爆)  
ただ、スケジュールを立てる作業は苦手らしく、指導者同志曰く
「○○くん(うちの子)は、スケジュール係じゃなかったんだけど、私の方から、○○くんに手伝ってもらいなさいと担当の子に言いましたよ。」
とのこと。
道理で、他の班は全くいなかったのに、うちの子の班だけ、電車での移動があった
行き先に、梅小路機関区がなかったのだけでも奇跡だと思って、本人に聞いたら、梅小路機関区は、全員一致で却下されたそうだ・・・
そりゃ、当然だ・・・
てな感じで、昨日の学年会は、ほとんどが修学旅行の話と、進学の話で終わってしまった。
進学の話というのはやはり、高校と中学の信頼関係の話(推薦を蹴るなと言う話だね、つまり)や、暗黙の了解で、推薦で落とされても、その子が一般入試を受ければ、絶対に入れるという確約を高校側からもらう場合があるという話や、背伸びして、いい学校に入った場合、潰れる子もいるという話や(これ、ちょっとグサだったかも・・)、反対に、レベルの高くない学校に入ってしまったがために、発奮して、いい学校に編入した子の話など・・
「でもね~、そんな苦労をするくらいなら、今のうちから勉強しとけよ!って子供たちには折に触れて言ってるんですけどね~。自分のこととして受け止めていないんですよね~
・・・・・・・・さもありなん

実はもう一つ、というか、うちの行政らしいなあという話が指導者同志からあった。
中味は同じなんだけど、事例の1つとして、今、一緒に学年委員をやっている人のお子さんで、知的障害をもっている子がいる。
というか、お子さんがそういう状態なので、親として、積極的に学校に関わっているようで、続けて学年委員をやっているようである。
全然普通の・・というか、普通以上にひょうきんなおかあさんで、お子さんに障害があるなんてことを感じさせない人なのだが、学校外に出る活動の時には、ずっと付き添いで行っていたらしい。
去年のスキー教室の時にも、子供たちに混じって、一緒に参加して、今回の修学旅行にも、一緒に参加する予定である。
彼女(母)が参加するにあたって、行政に対して、何故、彼女が参加する必要があるのか、中学校側として、数多くの書類を出させられるのだそうだ。
書類をたくさん出させられて、何回か、役所の窓口にまで出向くそうなのだが、スキーの時には、必要な人員として、行政の方から、彼女の旅費については、なにがしかの補助が出たそうだが、今回の修学旅行に対しては、一切の補助を出さないと言う返事が来たのだそうだ。
そういう状態なので、彼女としては、全額自費になったとしても参加するつもりなのだが、これに対しては、指導者同志も、副校長も、何回も、役所に猛抗議したのだそうだが、今のところ撤回するつもりはないようだとのことで、指導者同志は怒りまくっていた。
「補助を全く出さないのなら、校長の判断で行かせられるのに、あれだけ書類を出させて、窓口まで出向かせて、補助は一切ありませんとは、こんなふざけた話はないでしょう!
と、憤懣やるかたないといった様子で話した。
「申し訳ありません。お手数おかけしています。」
と、彼女は、ひたすら、平身低頭で謝っている。
もう一つは、下の子のクラスに、交通事故で車椅子生活で通っている男の子がいる。
保護者会の時の、彼の母親の話だと、何日も意識不明で、このまま駄目かと思ったときもあったそうだけど、奇跡的に息を吹き返したそうだが、下半身不随になってしまったそうである。
子供から話を聞くと、体は不自由だが、とても聡明な男の子で、女子から人気もあるらしい。
その子に関しては、両親が、毎日、交代で付き添っていたのだが、先月の終わり頃になって、行政の方から、介助の職員の若いお兄ちゃんが派遣され、彼の身の回りの世話を引き受けていたようである。
子供の方も、
「今日から、××さんという人が来て、世話をしてくれるので、みんなも仲良くしましょうねってザビエルに言われた。」
と言っていたのだが、その、××さん、今月の末に、別の学校の介助を必要とする子供の所に行くことになったそうである。
「これから、プールも始まるのに、××さんがいなくなったら、誰が彼を着替えさせるのか、誰が彼をプールサイドまで運ぶのか、役所は何を考えているのか!
と、これにも怒り心頭って感じだった  
介助の彼の方も、この学校に残りたいという希望があるのだが、教員を目指して勉強中なので、役所の言うことには逆らえないらしいのだ。
一応、この学校を希望しますという依頼は出したそうで、次の学校の子供をみたあとは、また戻りたいと言っているそうだが、彼の願いが叶うかは不明である。
××さんが、他の学校の子の介助をするために異動するのは、行政の説明によると
「一人の子の介助を、同一人物がずっとすると、癒着が起こるので、それを防ぐためである。」
という理由からだそうだ。
癒着ぅぅ~~??    
どっか、ろくでもないところと癒着してるのは、下半身暴れん坊将軍、あんたのことじゃないの??  
これについても、学校側として、猛抗議したのだけれど、受けいれられなかったそうである。
しかも、後任が決まっておらず、学校側としても、かなり苦慮しているようだ。
「いやあ、私、何回も教育委員会にたてついたので、学校側に文句の電話が来たそうですよ。別に、そんなもん、怖くも何ともないですけどね~。」
と言って、指導者同志は、がははははと大笑いしたけど、事態は、笑うどこの話じゃないよね
下半身不随で、着替えもだけど、当然、下の世話とかもされるわけだから、その介助の人間が、次々と替わったら、介助される彼の心の負担も大きいだろう。
慣れたと思った頃に、また次の人が来るんじゃ、本当に可哀想な思いをさせることになると、行政は判断できないのであろうか・・・
去年の地教で、下半身暴れん坊将軍の家にも、障害児がいて、障害者団体からは絶大な支持を受けているというような話を聞いたことがあったが、障害児のいる家庭の父親が長をしている行政の、障害児に対する仕打ちがこれですか???
ますます、暴れん坊将軍に対する不信感が募ったcoconutであった。


また、別問題だけど、うちの中学校の新しく来た校長と、副校長、仲悪いを通り越して、犬猿の仲だそうで、地教連の最中も、周りの空気が凍り付いてるよ~、と、昨日偶然会った青少年委員のIさんが言っていた
前の校長が大雑把で、
「よきに計らえ・・」
って感じで、やりたい放題やっていた副校長だったけど、今度の校長は、細かすぎるくらい細かい人で、そんな二人があうわけないよね~とみんな言っていたし、総会の「事件」もあったりして、心配はしていたんだけどね・・
あの学校、この先、どうなるのか・・・
スリルとサスペンスだわ~~~(爆)

今どきの修学旅行

2005-06-14 15:47:18 | 学校
昨日、修学旅行と進路指導の保護者会があった。
メインは「進路指導」なのだろうし、時間的にも、そっちに多大な時間を割いていたけれど、ハッキリ言ってちんぷんかんぷんだった
こんなに理解できないっちゅ~のは、己の頭の悪さの証明か!と、愕然としたが、わかんないものはわかんない  
公立高校にも、いろんなタイプがあり、単位制だったり、定時制というと、私なんかは「夜間」のイメージだけど、定時制、午前部・午後部・夜間部と3部制になっていたり、私たちの頃にはなかった「公立の推薦入学」も、普通の推薦の他に、文化・スポーツ特別推薦ってぇのがあったりするらしい。
学校によっても、試験の成績重視や、内申書(というか、調査書というらしい)重視や、自己PRカードというわけのわからんもの重視や、いろんなとこがあるらしい。
私立の推薦も、「単願推薦」「併願推薦」「スポーツ推薦」「特待生推薦」等々あるらしい。
もう、お子さんを高校に入れてしまった方は、
「そ~んなこともわからないの?」
って思われるかもしれないけど、本当にわからないのだ・・・
推薦の場合、出願後に家庭や本人の考え方が変わったり、入学後に本人に問題行動があった場合には、中学校とその高校との信頼関係が損なわれ、今後の受験生にも影響が及びますので、安易な考えでこの制度を使わないでくださいとか、当たり前っちゃ~当たり前のことも、先生は真剣に訴えていた。
今月中に第一回の進路希望調査があり、来月に二者面談(先生と子供)があり、その後、9月以降は、毎月進路希望調査があり、11月、12月にそれぞれ三者面談があって、12月の三者面談で、受験校を決めるらしい。
その間にも、何回か、進路指導保護者会があるようで、今年は、学校に行くことがかなり多くなりそうである  

そっちは、かなり真剣な感じの保護者会だったのだが、その前に行われた修学旅行の説明会は、いろいろと面白かった
食事のメニューまで、突っ込んだ話が出たのだけど、自分の頃はどうだったのが、とんと思い出せない
子供たちが泊まる宿では、メインディッシュから1品、サイドディッシュから1品、サラダや麺類から1品、その他から1品の計4品をチョイスして夕食にするらしいのだが、その「例」が保護者全員に配られた。
写真付きのメニューなのだが、
メインディッシュ・・・「和風ステーキ」「京味噌ちゃんこ鍋」「ミニしゃぶしゃぶ」「京風飲茶」「ゆば鍋」
サイドディッシュ・・・「バラエティーフライ」「五目揚げそば」「野菜たっぷりのシチュー」「サーモンのソテー」「シーフードグラタン」
サラダと麺・・・「バラエティーサラダ」「シーフードサラダ」「三輪そうめん」「冷麺」「わんこそば」
その他・・・「肉じゃが」「ふろふき大根」「茶碗蒸し」「筑前煮」「京風炊き合わせ」
など、すんごい豪華なのである  
修学旅行担当の先生、
「子供たちの実行委員会でメニューを決定したんですけど、どうなったと思いますか?」
ざわざわざわざわ・・・・・
「1日目、和風ステーキ、シーフードグラタン、バラエティーサラダ、肉じゃが・・・・」
ざわざわと笑いとうっそぉ~!などの声が挙がる。
「2日目、京味噌ちゃんこ。ボクは、ミニしゃぶしゃぶあたり来るんじゃないかと思っていたんですけど、渋く京味噌ちゃんこだったんですよ~。7月ですよ・・あの暑い時期に、盆地の京都でちゃんこですよ・・
ぎゃはははは・・・と、あちこちで笑いが起こる。  
「それから、2品目は、五目揚げそば、3品目は冷麺っていうので、おいおい、麺類2個はキツくないかぁ?どっちか変えろよ、と言ったら、五目揚げそばがバラエティーフライになりました。」
またまた、ぎゃはははは  
「あとは、茶碗蒸しですか・・・」
先生、うんざりした顔で、
「私たちも、必然的に同じものを食べるわけですが、若いっていいなぁ~と思いますよね。なんでこんな組み合わせを思いつくのか・・・
ちなみに、朝ご飯も、和食と洋食を選べ、和食の場合は、卵焼き、ハム、きんぴらごぼう、のり、香の物、ご飯、ヨーグルトの他に、鍋焼きうどんか湯豆腐が選べる、洋食の場合は、プチクロワッサン、ロールパン、ジャム、ベーコンエッグ、野菜サラダ、ポタージュスープ、オレンジジュースの他に、ハンバーガーかサンドイッチを選べるらしいのだが、1日目は和食、選択は鍋焼きうどん、2日目は洋食、選択はハンバーガーだそうだ(爆)
夕食は、選択コースの他に、すきやきか御殿鍋ということもできたらしいが、その場合、1グループに1つ、大皿に盛った肉が出てくるので、
「賭けてもいいですが、絶対に、肉の争奪戦が起こり、揉めなくてもいいところで揉めるのは、目に見えていましたので、こっちはなしとしました。」
・・・・・・・・さもありなん(爆)

2日目の、完全自由行動日の予定についても、とあるグループの計画表が参考資料として出ていたのだが、これもまた、面白かった。
朝の8時に出発して、4時半の宿舎に帰る時間までをチャート式に書いてあって、「移動手段」「かかる時間」などが、それぞれ書き出されているのだが、余白に先生が書いたと思われるコメントが出ており、「大丈夫か?」とか「ムリ!」とか、笑わせてくれる
確かに見ていると、乗り換え時間や待ち時間について考慮されていなかったり、バスが全くの定時に発着することを基準に予定を立てられているので(しかも、分刻みで・・笑)こりゃ~厳しいっしょ・・と思わせる。
「一番人気はどこだと思います?」
・・・・・・・わからん・・・・・
養源院なんですよ~。知ってます?」
いや、知らん・・・養源院なんて、聞いたこともない・・・
「鳥居一族が自決をしましてねえ、その血痕が残る血天井っていうのが有名でしてねえ。子供たちみんな、それを見たがっているのですよ。なんだかですねえ・・・・
先生、複雑な表情。
そんなグロイもの、見たがるのかぁ・・・  
その他、子供たちが楽しげに立てている計画の話を聞いたりもしたが、お小遣いが5000円、2日目、3日目の昼食代が、その他の費用(行動中に飲むジュースなど)も込みで2000円ずつ、グループ毎に異なる拝観料、入場料のたぐいをあわせると、結構な出費になるなあと思ったよ。
拝観料なんて、ぼったくりだぁ!と思うほどのところも多いもんね・・
八つ橋の作成体験や、清水焼の絵付け体験なんぞを組み入れているグループもあるらしい。
私たちの頃とは、全く違った修学旅行になるのだろうなあと言うことだけはよくわかった。
上の子は、対人関係がうまくないので、旅行自体も楽しみにしていないようだし、この間の一件でショックを受けたことからも回復していないし、行動班を決めるときに学校を休んだので、苦手な子と同じ班だと鬱になっていたりしたが、ここまできたら、中学校最後の旅行として、楽しんできて欲しい。

明日は体育大会

2005-05-26 11:19:08 | 学校
明日は、子供たちの中学校の体育大会である。
毎年、この時期の金曜日に開催していたが、授業時間の関係で、来年からは、土曜日か日曜日の開催を余儀なくされるらしく、金曜日開催の体育大会は、今年度が最後になるらしい。
全く、行政ときた日には、教育に関しては(関しても?)一貫したヴィジョンがないと思われるときが多くて、授業時間確保のために、「行事」は大幅に見直しを検討されたり、廃止になったり、定期テストのあとに、授業を行うなど、学校側も、苦慮してることが伺われる。
この、体育大会に関しては、土曜日に行っている中学校も多いのだが、昨年の話で言えば、各学校の話し合い等は全くなされていないようで、近隣の小学校や中学校と、同日開催なんてことがあって、小学校と中学校の両方に子供がいる親は、プログラムを片手に、時間の計算をしながら、あっちこっち掛け持ちで見て回るなんてこともあり、私たち役員も、「来賓」として招かれていたのだが、自分の子供も出ていない中学校の体育大会を見るよりも、小学校の運動会に専念したいといったジレンマがあったりして、校区の担当の副会長および、自分の子供が同日開催の中学校に通っていた大会長は、その日は、本当に大変な思いをしたもんだった。  
ただ一人、coconutは、金曜日に開催された上の子の通う中学の体育大会も「来賓席」という特等席で見られたし、下の子の小学校も、来賓へのお茶だし接待なんちゅ~仕事はあったものの、比較的ゆっくり見られていい思いをしてしまったのだったが・・
そんなわけで、今年度は、開催日時をずらしてもらってるはずなのだが、いかがなもんであろう?

学校側として、金曜日開催がいい理由として、「他校の中学生は出入り禁止」ということが徹底できるということもあるみたいだ。
体育大会なんだから、そんなこと言うのはおかしいじゃないかと思われる向きもあるが、昨今の事情を考えると、警備の関係からも、「部外者お断り」にせざるを得ないようである。
子供の方にも、
「体育大会にお友達を呼ばないでください。他校の中学生は、立ち入り禁止です。特に、1年生のみなさんは、小学校時代のお友達に声を掛けたいと思いますが、学校同士の取り決めで、よその学校には入れないことになっていますので、せっかく来てもらっても、中に入れることはできません。」
といったお手紙を配られた。
そのくらい・・・と、思われる方もいらっしゃるかもしれないが、離任式の時にも、中に入れろ入れないでもめ事があり、生活指導の先生を始め、去年の生活指導主任のま~るまるに指導者同志など、強面の先生方が、校門で見張りをしていたくらいで、体育大会の時も、校門で、すべての人の出入りをチェックして、保護者も保護者であることを確認してから、中に入れてもらえるらしい。
なんとも、余裕のない時代になったもんである。

話は変わるが、子供たちが小学校に上がって、運動会で驚いたことがあった。
よその地域に関してはわからないが、当地では、運動会の日のお弁当は、子供たちは教室で食べるのである。
私が子供の頃は、家族揃って、埃っぽい校庭で食べたりして、それがまた楽しかったりしたもんだが、今は、親が来られない子に配慮して、全員で教室で食べるようになっているらしい。
一時期、過剰な「平等」「横並び」教育をしていたことがあったじゃない?
かけっこも、みんなで一直線に並んで一緒にゴールしましょうとか、運動会でも、勝敗をつけないとか、これって変じゃん!と思うことがいいことのように言われていたじゃない?
でも、これって誰が考えても変じゃない。
運動が得意な子もいれば、勉強が得意な子もいる。
いろんな子がいて当たり前で、そんな教育をしたら、実社会に出たときに、それこそ使い物にならなくなるような子を増産するようなもんじゃないねえ。
同じように、親が運動会に来られる子もいれば、商売をやっていて、どうしても見に来られない家庭もあれば、母子家庭や父子家庭、両親がいなくて、祖父母に育てられている子もいるだろうし、みんな違って当たり前なのである。
親が来られない子は、昔だっていたけど、そんな子は
「こっちにおいで。一緒に食べようよ。
と、声を掛けてあげれば済むことなんじゃないの?

それとは別角度から考えると、今回の子供たちの中学校の場合、平日(金曜日)、しかも教室で食べるなら、わざわざお弁当にしないで、給食にしてくれればいいのに・・・と思う。
子供たちが教室で食べるから、親の方は、近所の飲食店で昼食を済ますことになる。
小学校の場合は、親同士で体育館で食べたり、去年の場合は、私は、みんなとPTA室で食べたりしたが、中学校の場合は、そういった場所もないので、自然と外で食べて、午後の競技までに帰ってくることになる。
そんだったら、給食実施してよ~~!!
私は一応作るけど、親の中には、コンビニ弁当を持たせたり(「買い弁」というらしい。お金を持たせて、学校に行く途中で買わせるらしい)する人もいるらしいので、それこそ「平等」に反するじゃな~い。
「親だったら、そういうときにお弁当をちゃんと作って当たり前だ。そういった一部の人がおかしいのだ。」
という意見を言う人もいるだろう。
それはそれで、まっとうなご意見だと思うけど、何を言おうが、きれい事を言おうが、実際問題、そういった親がいるのである。
体育大会のみならず、社会科見学なんかのときにも、そういったことはあるみたいである。
「外に行くときにはともかく、平日の体育大会、給食の方がいいんじゃないですかねえ。」
と前回の学年会でちらっと話したら、それに関しては、指導者同志も
「ボクもそう思いますね。」
と言っていた。
ま、今年はもうどうしようもないから、お弁当作るけどさあ(笑)

お天気は大丈夫みたいだけど、昨日の天気予報だと、寒気が入って不安定になるので、午後からは、落雷を伴った豪雨に注意!だって
あんまりいい天気だと、紫外線対策も必要だし、びみょ~ですなあ・・・(笑)
    

おまえなあ・・(-_-メ)

2005-05-22 01:08:53 | 学校
今日(もう、昨日か・・)は、個人面談があったりして、精神的に結構疲れた。
ストレスなのか、胃がキリキリ痛んで、その痛みが波のように押し寄せたり引いたりしている。
夕食の片づけをして、お風呂に入って、テレビを見ながら、だらだらごろごろしていた。
それで、そろそろちゃんと寝るべかと思って、例によって、雑然とほったらかしになっていた下の子の荷物を片づけていたら、数学の宿題のプリントが出てきた。
だらしないなあ・・・と思いながら、ひょいと見たら、19問中正解が18問だった。
数学はできないから、毎回、上の子や私に怒られながら、泣きながらやっている。  
わからないから塾に行きたいという爆弾発言はあるものの、自分でちゃんとやっている。
間違いが一個だったら、よかったじゃない、頑張ったじゃない・・・と思いながら、ひょいと見ると、点数の隣に、赤字でコメント(?)が書いてある。
それを読んで、私の方が、頭に血が上ってしまった    
答え見てない?
そこには、そう書いてあったのだ・・・
これが、担任教師の言葉かよぉ~~!
おまえがわからないような教え方するから、毎回、泣きながら宿題やってるんだぞ!
上の子や私に怒られながらも、ちゃんとやってるんだぞ!!
そんな子に対しての、おまえのコメントはこれかよ?
こういう無神経な一言で、子供は傷つき、さらに数学が嫌いになるじゃないか!(激怒)
ザビエルには、あの子がバカに見えるのか、何なのか、私にはわからないけど、
「答え見てない?」
とは、どういうことだ!!
ふざけんな!
寝ようと思ったけど、怒りが沸々とこみ上げてきて、寝られなくなったじゃないよぉ~!
こんな奴を担任と思って一年間つきあっていくのか?わしは・・・
そして、これから3年間、あの子はおまえに数学を習っていくのか??
こんなロクデモナイ奴が多いから、公立学校は人気がなくなるんだよぉ~!
ザビエルとのつきあい方も(つきあいたくはないが、担任だから仕方ない・・号泣)含めて、改めて鬱になったcoconutでした。
ああ・・・こんなことで寝られるのかしら・・・