猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

前橋日赤へ受診に出かけたら小麦の穂が出ていました。がんの治療を始めて4年、主治医に健康管理を褒められました。

2023-04-13 06:30:48 | なっからさくい生活

小麦の穂が出ていました。大麦ばかりか、小麦までもが4月の前半に出穂です。二毛作の麦は毎年見慣れているのですが、こんなに早い小麦の出穂を見るのは初めてです。驚いています。

 
昨日は午前9時から前橋赤十字病院の外科外来で食道がんの手術をしてくれた主治医のМ医師の診察を受けました。それから、耳鼻咽喉科で喉の腫瘍の状態を内視鏡で検査してもらいました。ユキ子さんの車で送り迎えしてもらったのですが、その車窓から見た朝倉田んぼの小麦、みごとに穂が出てたんです。

 赤城山も霞の中、ぼんやりと姿を見せていました。朝は晴れていたのですけれど、10時ごろから空は雲に覆われ、山は姿を消しちまいました。

 家に戻るとCOCOがすぐに膝にのってきました。<あんね、上毛新聞のおくやみ欄には当分の間ヒゲの名前は載りそうにないです。М先生は「手術部に異常はありません。がんの再発も認められません。血液検査でも、CTの画像でも、新しい病変は見つかりませんでした。大丈夫ですよ」って言ってくれたらしいんです。まだしばらくは生きてていいみたいなんです。で、オレが座るところが当分確保されたんだいね…>

 

 
着替えをしてクロスバイクに乗って出かけようとしたら、ご近所さんが「どちらまでお出かけですか?」だって。「ちょいと高崎まで…」、「えっ、ええッ!」。平成大橋で利根川渡って、滝川沿いに箱田町抜けて高崎の新保田中町へというコースを辿りました。


空き地に白いのがいっぱい、花かなと思ったら違いました。ノボロギクの綿帽子みたいです。

 
堰の工事で流れが止められている染谷川へ出ると、溜まり水にカワウがいました。餌の魚がいるのかな…

 
染谷川の土手は、ナガミノヒナゲシがいっぱい咲いているところや、セイヨウタンポポの綿帽子だらけの場所や、ナヨフジグサがのさばってムラサキの花を咲かせているゾーンなど、帰化植物の陣取りゲームになっていました。

 

 行った先は日高町の「Brawon Works Coffee」、コーヒー豆の調達です。さくらブルボン、パプアニューギニア、Brawonマウンテンブレンドの三種を買いました。焼き菓子も少し。

 帰りは新保田中町で小麦の様子を見て行くことにしました。小麦が栽培されている田んぼを探して走っていると、道端にアイリスの花がいっぱいでした。


小麦が栽培されている田んぼです。ここでももう出穂していました。緑の穂がしっかり出てきていました。

 
まだつぼみです。花はいつごろ、かな、一般的には出穂して5~6日で開花するはずですけど、こんなに早く出穂しても同じかどうかは分かりません。今度の日曜日あたりに、ていねいに麦畑を当たってみます。麦の穂を見ていたら、モンシロチョウが求愛行動をしていました。「愛の花咲く麦畑♪」、息子たちの少年野球の面倒を見ていた頃の流行り歌を思い出しました。

 


帰りは南部大橋で利根川を渡りました。川岸の木に絡んだ野生のフジがいっぱいの花を咲かせていました。


自転車を停めて、しばしフジを眺めていました。

 

 家に戻るとすぐにCOCOが膝にのってきました。すっかり曇ってお天道さんがいなくなっちまったからだと思います。<あんね、これから雨降りになるんだって。雨があがるとその後は黄砂だって。もう出かけない方がいいぜ…>だ、そうです。

 COCOの忠告に従って家にいることにしました。遅い昼食は。少しピリ辛の肉味噌を作りキャベツを茹でて、ジャージャーメン風のうどんを作って食べました。おいしかったです。

 

 家にいると、COCOがひっつき虫状態、PCいじくっていても、本を読んでいても、膝の上に乗りたがります。まあ、仲良しは良きことです。

 雨は一時パラパラとちらついた程度、道もほとんど濡れていませんでした。外へ出たら、玄関先のコデマリの葉の上にテントウムシがいました。フタツボシでした。

 

 
夕食は舞茸と鶏肉のキムチ炒め、新タマネギとトマトのサラダ。この4年間、自分の身体に合う食べ物をって、食べやすい食べ物をって、考えて作り続けてきています。

 
鶏のモモ肉のから揚げ、白菜と春雨のスープです。鶏肉は薄く開いて、酒に少しの醤油を加えた液に2時間ほど漬けこんで、水気を切って片栗粉の衣をつけたら15分ほど置いてから揚げています。肉は柔らかく、しかもカリッとあがっているといいなってことなんです。

 舞茸入りの玉子チャーハンは十六穀米を使っていますので真っ黒けです。今日の診察で、トレーニングや運動、食生活、感染症予防…、主治医から健康管理について褒められました。血液検査の結果では赤血球量と血色素量とが標準値を下回っていること以外は指摘がありませんでした

 

 今朝は5時に目が覚めちまいました。しっかりストレッチをしてから「さくらブルボン」を淹れて飲んでいます。桜の風味はありません。
食道がんの治療を始めてから4年間が過ぎました。まだしばらく生きていることを許されたみたい、そうであれば、ちっこい楽しみを探しながら生きていたいと思います。そのための努力は惜しまないようにしましょう。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
4月9日に開催いたしました第79回美登利会公演と第4回三代目若柳吉駒リサイタル、たくさんの皆さまにご観覧いただくことができまして、大変にありがたく心から御礼申し上げます。また、会の開催にあたり様々なご支援をいただきました皆さまに心からの感謝を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
5月4日と5日に石川県小松市からご招待をいただき、「第24回日本こども歌舞伎まつり」の舞台で美登利会の子どもたち6人が「雨の五郎」と「手習子」の歌舞伎舞踊二題をご披露させていただく機会をいただきました。前橋市及び前橋市文化協会のご支援もいただきまして、みんな張り切っております。元気よく行ってまいりたいと存じます。
             

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、次回の来春の公演は80回目を迎えます。会員一同精進を重ねてまいりますので、皆様のお力添えをお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


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