†Burn After Reading†

2009年10月18日 | ■MOVIE

Burn After Reading

好きな人は好き、嫌いな人は絶対無理って言う感じの映画。
モンローは見事にハマっちゃった。

ざくっと言えば、完全にシュール。
登場する人物達の事情が とにかく、くだらなすぎる。

元CIAの男コックスが、自分は自伝を書くと言い出して
回顧録をPCにて作成し始めるんですが
その回顧録のデータを奥さんがこっそりパクって
CDに焼く。そんでそのCDの行方が・・・

実にわけ分からん方向に展開して行きます。

CIAの人が、事件の展開を見つめながら、物凄く、呆れた様子で
構えてるのが めちゃおもろい。

様々な登場人物が出てくるんですが、一つの事件に皆が
絡んでいるのに、本人同士が顔を合わせても、
このややこしい事件の流れは、映画を見ている人にしか分からない。
普通は、登場人物達が繋がりを持ち始めると、じょじょに事件の内容が
自分達で分かり始める物だけど、この映画は違う。
登場人物達は、何が何か分からぬまま 話がどんどん展開していきます。

その、登場人物たち一人一人に、個性あり過ぎ。
癖、強いです。
中でもユニークなのが やっぱりブラッド・ピット演じるスポーツ馬鹿のチャド。
うますぎ。馬鹿さが最高にうまい。さすがって感じです。
ジョン・マルコビッチが演じる、元CIAのオズボーン・コックス、
こちらマルコビッチは、あくのある感じのキャラなのに、
演技がくどくなくて、ひきこまれます。頷くときとか凄い好き。
他にも、ジョージ・クルーニーのファラー。彼は、ちょっと下品な
エロさも かますんですが、そこは特に好き嫌いハッキリしそう。
下品なエロさ嫌いな人には笑えない冗談やってくれます。

でも、この映画、とにかく笑える。
地下でこっそり作業に没頭し、奥さんにミステリーマンとまで言われた
ファラーが 実際に作ってた物・・・有得ませんから。
その地下でこっそり何をしてるんだ? って思わせる引っ張り方が
後で余計笑えて来る。
いつも追い回されてるファラーの様子も滑稽。
チャドが クローゼットから へらへらした笑顔で出てくるのもイイ。
もうあれしか彼には方法が無かったんでしょう。

とにかく、この映画、観てる間も笑いますけど
見終わった後は もっと笑える。
後から徐々に そう言えば・・・あいつ・・・
みたいな感じで 凄い笑えてくる。

めっちゃおもろかったです。

また出てる俳優さんたちが コーエン兄弟との仕事は光栄です、
みたいなコメントをされてる、公式Webの方も なかなかユニークなページでした。
http://burn.gaga.ne.jp/

ちなみに、凄い気に入ってるのが、Endingtheme。
CIA MANって曲、おもろい。
あの映画の後に聴くと 余計ハマりますなww

映画はコメディ作品です。

製作年 2008年
製作国 アメリカ
監督   コーエン兄弟


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