大阪のまちづくりぶろぐ

大阪でまちづくり活動をおこなっているみなさんの情報発信や交流を行うためのブログです。

西中島まちづくり委員会の取り組み その1

2011年02月25日 | まちづくり活動情報
今回から2回にわたり、大阪市淀川区でまちづくり活動をされている「西中島まちづくり委員会」の取り組みを紹介します。
1回目の今回は主に放置自転車対策の取り組みについて紹介します。放置自転車対策は多くの地域が抱えている課題であるとともに、完全に解消することが難しい課題です。行政や事業者などを巻き込みながら、粘り強く対策を実施している西中島まちづくり委員会の取り組みは、まちづくりをされている多くの方の参考になると思います。

(西中島まちづくり委員会の活動範囲)

西中島まちづくり委員会は、平成17年9月から地区の環境改善に取り組んできた「新大阪駅・西中島・町づくり実行委員会」を母体に設立され、平成18年10月より大阪市のまちづくり活動支援制度の認定団体として活動しているまちづくり団体です。

西中島地区では、放置自転車や風俗店の看板などによる環境や景観についての課題を抱えており、町会ごとに要望書の提出を行うなどの活動を行っておられましたが、なかなか改善されない状況が続いていました。
そのような中、地区で一体になって取り組むことが必要だと感じ、新大阪駅・西中島・町づくり実行委員会を設立されたそうです。
その後、市議会議員からの紹介により大阪市にまちづくり活動支援制度があることを知り、西中島まちづくり委員会を設立し、まちづくり活動支援制度の認定団体として活動することになったそうです。

活動当初より力を入れて取り組んでおられるのは、放置自転車対策です。
西中島地区では、新大阪駅前に山積みになっていた放置自転車と西中島南方駅前における放置自転車が大きな問題となっていました。

まず、新大阪駅前の放置自転車対策についてですが、問題の広場は、大阪市とJRの土地が入り組んだ状態となっており、権利関係の問題から放置自転車の処分が進まず、山積みになっていたそうです。

(新大阪駅前の放置自転車の状況)

新大阪駅は新幹線の停車駅であり、その駅前は大阪の玄関口となる場所です。そのような場所に放置自転車が山積みとなっている状態は大問題であるということで、3年くらいかけて大阪市とJRに働きかけて土地の交換をしてもらい、権利関係を整理した上で、放置自転車の処理をしてもらったそうです。今でも放置自転車はなくならないそうですが、それでもかなりすっきりとした駅前になったそうです。

新大阪駅前での行政と交通事業者との連携をきっかけとして、平成20年10月に新大阪・西中島駅前自転車対策連絡協議会を立ち上げられました。区役所、建設局、消防署、警察の他にもJR西日本、交通局、阪急電鉄が参加し、官民で協力して放置自転車対策に取り組んでおられます。現在も月に2回の会合を設けて、連携して対策を実施しておれられるそうです。
さらに、西中島まちづくり委員会としても平成20年にサイクルサポーター制度に認定され、月に1回ボランティアサイクルサポーターとして啓発活動を行っておられます。

(サイクルサポーターによる活動の様子)

西中島南方駅前での放置自転車対策については、ボランティアでのサイクルサポーター活動に加えて、平成21年4月から建設局より有償のサイクルサポーターを4名派遣してもらい(平日の7時~10時半)、駐輪場への駐輪を促す等の啓発活動を行っておられるそうです。

(放置自転車対策実施前の西中島南方駅前の状況)

サイクルサポーターによる啓発活動は、駐輪場の利用件数増加など一定の効果が見られるそうですが、別の場所に自転車が置かれたり、駐輪場へ止めるように呼びかけても、「何処に駐輪したらいいのかわからない」と対応してくれない人もいたりするそうです。
このため、駐輪場の管理会社に1時間無料化を働きかけて実現するとともに、駅の入口と駐輪場を横断歩道で直接つないでもらうように行政に呼びかけるなど、駐輪場を利用しやすい環境づくりにも取り組んでおられます。(横断歩道の設置は建設局の歩道拡幅工事に合わせて平成23年度に実施予定とのことです)
それでも、サイクルサポーターのいない時間帯については、自転車を放置する人がいるため、建設局に働きかけて、放置自転車の撤去を月2回から月3回に増やしてもらうとともに、これまでは撤去がなかった土曜日の撤去を実現するなど次々と対策を実施しておられます。撤去の実施時間や実施曜日が一定とならないようにしてもらうことで、自転車を放置しにくい環境づくりに取り組んでおられます。

(放置自転車対策実施後の西中島南方駅前の状況)

それでも、放置自転車を完全になくすことは出来ていないそうです。このため、歩道上に機械式駐輪機を設けてみてはどうかと、設置事例(阪神電鉄 尼崎駅前、阪急電鉄 塚口駅前)の視察を行うなどの勉強もされています。
放置自転車対策の実施にあたっては、事業所を含めた地域の人たちにアンケートを実施し、放置自転車に対する問題意識を確認するなど、地域内の多くの人に理解を得られやすいかたちで対策を進めることを心掛けておられます。(営業上の問題から少しくらいの放置自転車は仕方ないと考えているお店の人もいるそうです)
このため、駐輪場の1時間無料を事業所の人達にもアピールすることで、放置自転車対策を進めるとともに、事業所の人達ともコミュニケーションをとり、一緒にまちづくり活動が出来るような関係づくりを進めたいと考えておられるそうです。

西中島まちづくり委員会では、効果を検証しながら次々に対策を実施することで少しずつでも状況が改善するよう、粘り強く放置自転車対策に取り組んでおられます。また、行政や事業者を巻き込んで活動をすることで、まちづくり団体単独では実施が難しい対策も可能になり、有償のサイクルサポーター派遣や駐輪場の1時間無料化など放置自転車を減少させるために効果のある対策を実施することが出来ています。
あきらめずに周囲を巻き込みながら活動を進めて行くことが、問題解決につながって行くものだと思います。

西中島まちづくり委員会では、放置自転車対策以外にもまちを良くするために様々な取り組みをされています。3月1日(火)に更新予定の記事にて、引き続き西中島まちづくり委員会の取り組みを紹介いたします。

御堂筋Talkin’About 「御堂筋界隈の記憶」の御案内

2011年02月22日 | 御堂筋Talkin'About
2011年2月28日(月)に、御堂筋odona2Fにある、まちづくりの情報発信施設「アイ・スポット」において、御堂筋Talkin’About inアイ・スポット『御堂筋界隈の記憶』が開催されます。詳細は下記のホームページをご覧ください。

『御堂筋Talkin’About inアイ・スポット-御堂筋界隈の記憶-』案内ページ


御堂筋Talkin’Aboutとは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集まり語り合う“サロン”です。

2011年1月28日(金)には「サロン文化考」をテーマに開催されています。ナビゲーターである山納さんを交えた参加者同士で、サロンとはどのような場所か、サロンをつくるにはどうすれば良いかについて意見を語り合いました。様々なバックグラウンドを持った人たちが集い、語り合うことで、新鮮な発見を得ることが出来ました。その時の様子はこのブログでも紹介しています。詳しくは下記のページをご覧ください。

御堂筋Talkin’Aboutレポート

今回のテーマは「御堂筋界隈の記憶」です。大阪のメインストリートである御堂筋とその界隈に住まい、働いている様々な人たちと語り合うことで、一緒に御堂筋界隈の重層性について考えてみませんか?これがきっかけとなって、新しいネットワークやアイディアが生まれるかもしれません。

ご興味のある方は、是非アイ・スポットに足を運んで下さい。
概要は下記の通りです。

日 時:2011年2月28日(月)午後7時~午後9時

会 場:アイ・スポット(大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona 2階)
 
ナビゲーター:生駒 伸夫(生駒ビルヂングオーナー)
小川 清(平岡珈琲店店主)
山納 洋(大阪ガス)

参加費は無料です。事前に申し込みの必要はありませんが、定員は30名です。(先着順)受付は当日の6時30分からになります。

フードマイレージを学ぶための買い物ゲームの紹介

2011年02月18日 | まちづくり活動情報
先日御紹介した「環境にやさしい交通をすすめるプロジェクト みなと」における取り組みの中で、小学校でフードマイレージ(※)を学ぶための買い物ゲームを実施したことを御紹介しました。

※フードマイレージとは
食べ物の生産地から消費される食卓までの輸送に要した「距離×重さ」を表しています。

この買い物ゲームは、楽しみながら地球温暖化の原因と日常生活に活かすことが出来る環境にやさしい知識を学ぶことが出来るので、地域の子どもとのコミュニケーションや子どもの教育をテーマに活動しておられる方にも活用してもらえるものだと思います。

そこで、今回は2010年11月11日(木)に磯路小学校にて小学校5年生を対象におこなった買い物ゲームの様子を紹介します。

まずは、導入として地球温暖化の脅威とその原因の多くが温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)にあること、CO2が増加している原因が身近なところにあることを説明しました。そして、普段の生活の中でCO2の削減が必要であり、食事についても食材の輸送と買い物をする際の移動によりCO2が排出されることを理解してもらいました。

(買い物ゲームの様子)

次にグループに分かれてくじ引きを行い、それぞれがどのお店にどんな交通手段で買い物に行くのかを決めました。買い物に行くお店と交通手段の組み合わせは下記の通りです。
1. 近くの商店街・スーパーへ、徒歩もしくは自転車で買い物に行く
2. 近くの商店街・スーパーへ、クルマで買い物に行く
3. 遠くのデパート・ショッピングセンターへ、電車で買い物に行く
4. 遠くのデパート・ショッピングセンターへ、バスで買い物に行く
5. 遠くのデパート・ショッピングセンターへ、クルマで買い物に行く
グループごとに買い物に行く場所と交通手段が違うことにより、CO2排出量にどの様に影響するのかを学ぶことが出来ます。

(何処にどんな買い物に行こうかな?)

何処にどんな交通手段で買い物に行くか決まったら、食事のメニューであるカレー、サラダ、デザートに使用する材料を食材カードの中から選んで買い物しました。同じ食材でも産地や値段が違うものがあり、どれを選ぶのが良いかグループのみんなで考えました。

(食材カードの中からメニューに使う食材を考えよう!)

買いたいものが決まったら、各グループでどんなカレー、サラダ、デザートをつくるのか、そのためにどの食材を買うのか、何処にどんな交通手段で買い物に行くのかを発表しました。

(グループごとに買いたいものを発表!)

次に、買い物によりどれくらいのCO2を排出したのかを計算しました。食材カードに記載されている産地からの輸送によるCO2排出量と買い物における移動によるCO2排出量をそれぞれ計算して足し合わせました。

(どれくらいCO2を出しているのか計算しよう!)

グループごとに買い物によって排出したCO2の量を発表しました。同じメニューであっても、最も少ないグループで140グラム、最も多いグループで3,176グラムとCO2の排出量は大きく異なりました。

その後、なぜCO2の排出量に差が出たのかをグループで話し合うことで、買い物に行く場所や交通手段により大きな差が出ること、同じ食材でも産地が違うと大きな差が出ることに気づくことが出来ました。以下に授業を受けた生徒の感想(抜粋)を記載します。(原文のままです)

・買い物のときどこでつくられたのかをちゃんとみてかわないと地球温だんかがどんどんすすんでいくからCO2のことをきにしないとだめだということがわかった。
・車で行ったらすごくCO2が出るから、出来るだけ徒歩でいったらいいんだなと思いました。
・この授業のことを家族にはなしてスーパーに行くときの交通手段を考えてみようと思いました。
・自分はおかい物にいったときCO2のことをぜんぜん気にしていなかったから、これからはCO2のことをきにしようと思った。
・じゅぎょうがとても楽しくてよかったです。

買い物ゲームにより、クルマの利用を控えて徒歩や公共交通手段を利用すること、近くでとれた食材=フードマイレージの小さい食材を選ぶこと等によって二酸化炭素の排出量を削減し、環境にやさしい生活を送ることが出来ると気が付いてくれたようです。

授業を受けてくれた40名を対象に実施したアンケート結果によると、9割を超える生徒が「興味深い内容で楽しく学習することが出来た」と回答しており、8割を超える生徒が「もっと詳しく調べてみたい」、「フードマイレージについて家族と話をしたい」と回答していました。このことから、生徒周辺への波及効果も含めた高い学習効果が期待できることがわかりました。


買い物ゲームは、環境にやさしい生活をおくる動機付けを行うとともに、親子や地域のコミュニケーションを促すツールになると思います。機会があれば是非実践してみて下さい。

なお、今回御紹介した買い物ゲームは、大阪大学松村准教授が考案されたフードマイレージ「買い物ゲーム」をもとに、磯路小学校の先生と意見交換をすることで、授業に合わせたアレンジを施しています。松村先生が考案されたオリジナルの「買い物ゲーム」はあおぞら財団が開設している「フードマイレージを学ぶ-優しいくらしづくりの実践 食と交通と環境」のホームページで詳細が紹介されています。学習の流れや目的、教材について、わかりやすく解説されていますので、興味のある方は是非ともご覧下さい。

第2回まちづくり活動発表・交流会の御案内

2011年02月15日 | まちづくり活動発表・交流会
第2回まちづくり活動発表・交流会が開催されます。

まちづくり活動発表・交流会とは、以前に紹介した大阪市まちづくり活動支援制度により、大阪市の支援を受けて活動中のまちづくり団体が、支援を受けて策定したまちづくり構想や取り組み内容を発表するとともに、参加者同士が交流することで、まちづくり活動の魅力について考え、まちづくりの気運を盛り上げるとともに、明日からのまちづくりに役立つ情報をお互いに交換する場です。

2010年12月18日に開催した第1回まちづくり活動発表・交流会では、5つのまちづくり団体が発表を行うとともに、傍聴者の方も含めた参加者のみなさんによる交流会によりおおいに盛り上がりました。このブログにてレポートを掲載していますので詳細は「第1回まちづくり活動発表・交流会」をご覧ください。

(写真は第1回まちづくり活動発表・交流会の様子)

開催概要は下記の通りです。
日 時 2011年2月19日(土)13:30~16:30
場 所 大阪市立難波市民学習センター 講堂   (大阪市浪速区湊町1-4-1 OCATビル4階)
問合せ 大阪市計画調整局開発調整部まちづくり支援担当
    Tel.(06)6208-7855

第1回と同様に近畿大学の久教授がコメンテーターを務められます。
久先生からはすぐにでも取り入れることが出来る実践的なアドバイスを頂けるので、みなさんのまちづくり活動を活性化させるための参考になると思います。

まちづくり団体による活動発表も参考になりましたが、参加者のみなさん同士で活動における工夫や苦労などを直接話し合える交流会が特に良かったと思います。体験に基づいたアドバイスをもらえたり、お互いの話に共感出来たりと活動を進める上でとても参考になるものでした。また、まちづくり活動をされているみなさんのネットワークづくりの機会にもなると思います。

参加費は無料、事前の参加申し込みも不要です。まちづくりに関心のある方なら、どなたでも参加いただけます。(先着順100名)

このブログをご覧のみなさんも是非ご参加ください。

御堂筋Talkin’Aboutレポート

2011年02月08日 | 御堂筋Talkin'About
先日このブログでも御紹介した御堂筋Talkin’About実験企画inアイ・スポット『サロン文化考』に参加しました。

この企画は、「サロンは現代において、大阪において可能か?」をテーマに参加者自身が語り合うサロントーク企画です。

(会場の様子)

私が参加したのは、告知期間が短く(2週間程度)、大阪市のホームページなど限られた方法でしか告知されていない企画であり、しかも、著名な講師の講演を拝聴するのではなく、参加者自身がテーマについて話し合うというような企画が成り立つのか?成り立つとしたらどんな人が集まるのだろうかという好奇心からでした。また、日頃は閉じられた人間関係の中で生活しているため、「全く違うバックグラウンドを持った人たちと話をしてみたら新鮮な発見があるかも」ということにも少し期待を持っていました。

まず勝手に心配していた参加者数ですが、ナビゲーターを務められる山納さんも含めて10名の方が集まりました。限られた告知の割にはなかなか集まったと思います。
ちなみに、集まったのは、珈琲店や時計店の方、電鉄会社の社員の方、自称暇人(?)の方など様々でした。さらに、参加されたきっかけも、ホームページの告知をみて面白そうだと感じられた方から、ナビゲーターの山納さんに惹かれてという方など様々でした。

最初にみなさんで自己紹介を行った後、山納さんから企画についての説明がありました。

今回の企画は、かつて行われていた扇町Talkin’Aboutがベースになっていること。扇町Talkin’Aboutはマルク・ソーテが行なった哲学カフェ(※)にインスパイアされて始めたが、哲学はやったことがないので雑学カフェという設定にしたことなどをお話していただきました。
※哲学カフェ:哲学的な議論をするための一般公衆を対象にした草の根の公開討論会で、哲学者マルク・ソーテがフランスのパリで創立した。

さらに、知の創発を生み出す場としてのサロンに焦点を当てて、文献などの引用からサロンのあり様について解説していただきました。

その後、参加者全員でサロンとはどういう場所であるか、サロンをつくるにはどうすれば良いかについて話し合いました。
・サロンとは創作の場である
・議論することで意見が集約していく
・だれかの意見に参加者が共振することで、みんなが納得できる答えを出すことが出来る
・異なる業界の人が集まることによって創作につながる
・サロンとはプライベートとフォーマルの中間地点にあるもの
・サロンをするにはカフェが理想的
・参加者がまちでの肩書をはずして、フラットな関係で議論できることがよい
・オープンなはずのサロンも参加者が固定化してくると閉塞感が漂う
・閉塞感を感じさせないようにする工夫が必要
・テーマを設定することで人が集まってくる
・魅力的なテーマが設定されていても、参加するには勇気がいる
・集まりやすい場所が必要
・シンプルなルールを定めることが、サロンを継続させるコツ
などなど、様々な意見を参加者で交わしました。

山納さんがまんべんなく話を振って下さったおかげで、参加者された全員からお話をお伺いすることが出来たとともに、様々な視点から語られるサロンに対する思いに触れることが出来ました。

これまでは、知らない人の集まりには参加しづらいと感じていましたが、この企画に参加することで、知らない人と意見を交わしたからこその新鮮な発見が得られるとともに、懸念していた居心地の悪さの様なものはなく、楽しい時間を過ごすことができました。

また、参加する前には「このような企画が成り立つのかな?」とも考えていましたが、無事に成り立つことが実証されました。(ナビゲーターである山納さんの力量によるところもありますが…)何事も難しく考え過ぎずに思い切ってやってみるというのは大切かもしれないですね。

これまで考える機会がなかったサロンについて話し合いをしたことで、自分とは関係のないものと考えていたサロンが少し身近なものに感じられるようになりました。そして、地域の中にも気軽に立ち寄り、地域の人たちとコミュニケーションがとれるサロンがあれば良いのにと感じるようになりました。
町内会の集まりなどでは、既に出来上がっている人間関係の中に入って行きにくかったり、参加すると面倒くさい役割を押しつけられたりするのでは?などと警戒して参加していない方は多いと思います。(特に平日は地域にいないサラリーマンの方等)
地域の人が集まって気軽に話が出来る喫茶店や飲み屋さんなどを決めることから始めてもいいのでは?そこから人の輪が広がって何か面白いことが出来るかもしれません。
みなさんも気軽にサロンをつくってみませんか?