大阪のまちづくりぶろぐ

大阪でまちづくり活動をおこなっているみなさんの情報発信や交流を行うためのブログです。

船場を愉しむ5日間「船場博覧会2012」 が開催されます!

2012年11月15日 | イベント
 平成24年11月19日(月)から11月23日(祝・金)の5日間、大阪市中央区の船場地区で「船場博覧会2012」が開催されます。

(チラシ)

 船場地区では、芝川ビル、生駒ビルヂングといった魅力的な近代建築を生かしたまちなみづくり・まちづくりを進め、まちの魅力をより向上させるための大阪市の事業(大阪市HOPEゾーン事業)が実施されています。


(芝川ビル)

(生駒ビル)


 「船場博覧会」は、この一環として、市民・企業・各種まちづくり団体等の方々からなる船場地区HOPEゾーン協議会が中心となって年に一度開催される‘まちの魅力発信イベント’です。
 昨年から、同じく船場を舞台に活躍する‘堺筋アメニティ・ソサエティ’、‘まちのコモンズ実行委員会’とタッグを組んで、内容も期間もぐぐっと充実。船場のまちなみの魅力や歴史、文化等をテーマとした展示やセミナー、普段は公開されていない建物をオーナーにご案内いただくまち歩きツアーやコンサート等、多彩なプログラムで船場を堪能いただけます。


(船場のステンドグラス)


(昨年の様子-辰野ひらのまちギャラリー-)


(昨年の様子-近代建築ツアー-)

○船場博覧会2012 開催概要
主 催
船場地区HOPEゾーン協議会、まちのコモンズ実行委員会、堺筋アメニティ・ソサエティ

後 援
大阪市

期 間
平成24年11月19日(月)~23日(金・祝)

主なプログラム
<メイン会場>辰野ひらのまちギャラリー(中央区平野町1-5-7 辰野平野町ビルB1F)
◇展示 - 開催期間中常時展示(入場無料) -
「船場‘いま’‘むかし’展vol.5 船場のステンドグラス~近代建築を彩るガラス芸術(アート)~」
「ガラス芸術(アート)」をテーマに、大正から昭和初期の近代建築の窓を飾るステンドグラスなどを中心に建物の魅力やオーナーの想いとともにパネルご紹介。
◇セミナー - 23日(金・祝)13:30~14:30(無料・申込不要) -
「船場の近代建築に残るステンドグラス」
ステンドグラスをこよなく愛する大阪産業大学吉田淳一教授が、船場の近代建築に残るステンドグラスの魅力をデザインや特徴、時代背景など、事例を交えて分かりやすく解説。

<OPEN HOUSE ツアー> 船場地区各所(参加費200円・申込要)
 大阪市HOPEゾーン事業を活用して、まちなみ修景を実施した建物や、今回のテーマ「ステンドグラス」のある近代建築を中心とした5つのコースがある。

・くすりのまちを巡るツアー(19日(月)13:30~15:15)
道修町界隈、旧小西家住宅等
・三休橋筋そぞろ歩きツアー(19日(月)15:00~16:15)
三休橋筋のまちなみ、綿業会館
・船場遊歩ツアー(21日(水)13:30~15:30)
大阪ガスビル、浪花教会、芝川ビル等
・かわいい洋館から重厚な銀行建築を巡るツアー(22日(木)13:30~15:15)
北浜レトロビルヂング、新井ビル等
・吉田先生と巡るステンドグラスツアー(23日(金)13:30~16:30(ツアーは14:45~))
生駒ビルヂング、伏見ビル、青山ビル等

 他にも、「高麗橋まちなか寄席」、「ワインセミナー」、「ステンドグラス教室」、「ギャラリーツアー」、「まちあるき&グルメツアー」、「まち歩き&街角コンサート」等盛りだくさんの内容が用意されています。
 旧き良き船場、知らなかった船場、新しい船場、いろいろな船場を発見できる5日間。お好みのプログラムを選んで、秋の一日、船場のまちを愉しんでみてはいかかでしょうか?

 詳しくはウェブでご確認ください! (船場博覧会2012

「水都大阪フェス2012」が開催されています!

2012年10月18日 | イベント
 「水都大阪フェス2012」が開催されています。

 10月13日(土)~10月21日(日)のチャレンジウィーク期間中を中心に、中之島公園エリアや船着場&まちなかエリアで、水辺のまちあそびをテーマにさまざまなプログラムが行われています。今回はその様子を少しご紹介したいと思います。

 まずは中之島公園の芝生広場から。
 芝生のあちこちにパラソルが設置され、のんびりと時間を過ごすことができます。当日は友達、カップル、家族連れなどさまざま方が来られて、思い思いに楽しんでおられるようでした。


(芝生公園の様子)

 芝生公園には「おおさかカンヴァス推進事業」の一環として、期間中、さまざまなアート作品が展示されてます。
 特に目を引くのが「イッテキマスNIPPONシリーズ“花子”」という巨大なこけしです。


(「イッテキマスNIPPONシリーズ“花子”」全景)

(「イッテキマスNIPPONシリーズ“花子”」周辺の様子)

 このほか「グラサンパンダ」という作品が各所で見つけることができ、いつもと違う景色となって、場をユーモラスにしてくれています。


(「グラサンパンダ」:写真右上)

 参加型の作品もあります。
 「GREEN to CLEAN」はグリーンに見立てた川に浮かぶ船に向かって、ゴルフボールを打ちこみホールインワンを狙おうという参加型作品です。

(「GREEN to CLEAN」:ゴルフボールを打ち込む様子
ボールは水溶性で水質に配慮したボールを使用)

 「輪唱の○」はらせん状に組まれた木でできた巨大木琴で、ボールを転がせて音を奏でて楽しむことができます。

(「輪唱の○」:こどもたちが遊ぶ様子)

 水上散歩を楽しむ方もおられました。

(水上散歩を楽しむ様子)

 右に見える黄色いものはおなじみのあの方です。

(あの方の後ろ姿)

 写真を撮るなど大変にぎわってました。実物は是非会場でご覧ください。

 バラ園に移りました。
 注目したのが「中之島ホテル」です。「中之島ホテル」とは中之島公園内、バラ園にある公衆トイレの一部を取り込んでホテルを建設し、宿泊できるようにする作品です。

(「中之島ホテル」全景)

(「中之島ホテル」内部の様子:写真右のピクトを見ればトイレであることに気づかされます。)
 作者の西野達さんは2011年のシンガポールビエンナーレでマーライオンの一部を取り込んだ「ザ・マーライオン・ホテル」を発表しています。
 宿泊は予約で埋まっているとのことなので、体験はできませんが、昼間は内部を公開しています。

 中央公会堂前では屋台が設置され、アートエリアB1(京阪電車なにわ橋駅)では、鉄道芸術祭vol.2 やなぎみわプロデュース「駅の劇場」が開催されています。また、中之島ガーデンブリッジでは「北新地ガーデンブリッジカフェ」という社会実験も実施されてます。

(中央公会堂付近の様子)

(アートエリアB1:駅のプラットホームと線路が再現されてます。)

(北新地ガーデンカフェの様子)

 平日の昼間にも関わらず、どの会場も多くの方が来場され、思い思いに楽しんでいる様子がうかがえ、大阪の水辺空間の豊かさに改めて気付かされました。また、会場のみならず周辺のお店もいつもより賑わっており、少なからず波及効果を受けているようでした。このような取り組み(にぎわい)がまちの活性化に繋がっていくことを実感した一日でした。
 尚、「水都大阪フェス2012」は日によって実施プログラムが変わります。既に終わっているものもありますが、今週末までは多くのプログラムがあり、大人から子どもまで楽しむことができます。詳しくはHPやパンフレットをご確認の上、大阪の豊かな水辺空間をご堪能ください。

○HPの紹介
 ・水都大阪フェス2012
  http://www.osaka-info.jp/suito2012/
 ・おおさかカンヴァス
  http://osaka-canvas.jp/
 ・アートエリアB1
  http://artarea-b1.jp/

「ミュージアムウィークス大阪2012―わたしのお気に入りは、これ!―」が開催されています!

2012年09月27日 | イベント
 大阪市立の博物館・美術館・動物園等では、平成24年9月21日(金)~10月4日(木)までの14日間、統一テーマを設けて所蔵品を公開する共同キャンペーン「ミュージアムウィークス大阪2012―わたしのお気に入りは、これ!―」が開催されています。


(リーフレット)

 「ミュージアムウィークス大阪」は、大阪市博物館群8施設が所蔵する一級のコレクションをその年ごとのテーマで同時に公開する、年に一度のキャンペーンで、今年は、来館者に「わたしのお気に入り!」の一品を投票する催しとなっています。
 大阪市博物館群8施設とは大阪市立東洋陶磁美術館、大阪市立科学館、大阪市立美術館、天王寺動物園、大阪城天守閣、大阪歴史博物館、大阪市立近代美術館建設準備室、大阪市立自然史博物館で、「大阪てくてくミュージアム」の愛称がつけられています。施設と投票テーマは次の通りです。

・大阪市立東洋陶磁美術館:どの文様がお気に入り?
・大阪市立科学館:技術の進歩を感じる家電製品!
・大阪市立美術館:屏風絵の世界を旅することができたなら・・・
・天王寺動物園:アフリカサバンナゾーンのお気に入り!
・大阪城天守閣:虚実はさておき、とにかく気になるキャラクター!
・大阪歴史博物館:ユーモアたっぷりのNO.1!
・大阪市立近代美術館建設準備室:発表!みんなのコレクション、みんなの選択(投票はありません)
・大阪市立自然史博物館:生き物になりきって体験しよう!
・関連展示 大阪文化財研究所:あなたが選ぶ!なにわの考古学大発見

 前回のブログで紹介した「ザ・大阪ベストアート展」では近現代のアート作品からの投票でしたが、今回は陶磁器や屏風絵をはじめ、家電製品や動物など幅広い分野を対象に投票ができます。興味のある分野を選んで、その中からあなたのお気に入り見つけて、投票してみてはいかがでしょうか?

○ミュージアムウィークス大阪2012の概要
開催期間
平成24年9月21日(金)~10月4日(木) (14日間)
 
開催場所(参加施設)
大阪市立東洋陶磁美術館、大阪市立科学館、大阪市立美術館、天王寺動物園、大阪城天守閣、大阪歴史博物館、大阪市立近代美術館建設準備室(展示は心斎橋展示室)、大阪市立自然史博物館

主 催
公益財団法人大阪市博物館協会、公益財団法人大阪科学振興協会、大阪市

関連事業
期間中、ソーシャル・ネットワーキング・サービスFacebookで「大阪てくてくミュージアム ミュージアムウィークス2012」専用ページを開設します。

結果発表
投票結果は「大阪てくてくミュージアム」チラシ等で発表いたします。

問合せ先
大阪市総合コールセンター(なにわコール)
電話06-4301-7285  ファックス06-6644-4894

参考HP
http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000182199.html

「ザ・大阪ベストアート展 -市&府モダンアートコレクションから-」が開催されています!

2012年09月25日 | イベント
 平成24年9月15日(土)から11月25日(日)まで大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室にて、「ザ・大阪ベストアート展 -市&府モダンアートコレクションから-」開催されています。


(告知パンフレット)

 同展は今年4月29日から7月31日まで、大阪市立近代美術館コレクションと大阪府20世紀美術コレクションを代表するモダンアート作品100点を候補に、「ホンモノを見てみたい、私の好きな作品」を募集し、リクエストにより選ばれた50作品を展示するものです。
 投票結果は次のHPで紹介されています。
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu120/artrip/love-osaka.html
 投票結果は第1位:佐伯祐三「郵便配達夫」、第2位:アメデオ・モディリアーニ「髪をほどいた横たわる裸婦」、第3位:佐伯祐三「レストラン(オテル・デュ・マルシェ)」・・・と続きますが、小学生、中学生、高校生、大学生の部門別の投票結果も掲載されており、第1位はそれぞれ異なる作品となっており、年代ごとの投票結果の違いがわかります。
 また、投票に際して寄せられたコメントが紹介されるほか、クリエイティブディテクターの佐藤可士和さんやピアニストの西村由紀江さんなど各界の著名人からのリクエストやコメントも寄せられています。アート作品にはさまざまな見方があり、これらのコメントを読みながら、作品を眺めることで、印象も変わってくるかもしれません。

○「ザ・大阪ベストアート展 -市&府モダンアートコレクションから-」の概要
会 期
平成24年9月15日(土)~11月25日(日)
 
休館日
毎週水曜日 ただし10月21日(日)は臨時休館 
10月3日(水)、11月7日(水)は関連イベントあり
開館時間
午前11時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
会 場
大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室
大阪市中央区南船場3-4-26
出光ナガホリビル13階(旧出光美術館大阪)
(地下鉄「心斎橋」下車約260メートルまたは「長堀橋」下車約290メートル、クリスタ長堀 北7番または北5番出口すぐ)
観覧料
当日券/一般500円(400円)/高校・大学生300円(200円)/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※大阪府下在住65歳以上の方および(要証明)障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
主 催
大阪市、大阪府、読売新聞社
協 賛
損保ジャパン
H P
http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000166029.html

大植英次プロデュース「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」が開催されます!

2012年08月31日 | イベント
 平成18年度からはじまって今年で7年目を迎える「大阪クラシック」。今回は9月2日(日)から9月8日(土)の1週間、御堂筋や中之島界隈のオフィスビルやカフェ、ホテル、音楽ホールにて開催されます。

(チラシの画像)

 「大阪クラシック」とは、大阪フィルハーモニー交響楽団の当時音楽監督であった大植英次氏の「大阪の街を音楽で溢れさせたい」という提案を大阪市と大阪フィルが事業化した催事です。「クラシックはホールで聴くもの」という概念を破り、オーケストラ(アンサンブル)が街に出かけて、オフィスビルのエントランスやホテルのロビー、公共施設等さまざまな場所で演奏するにあたり、多くの企業・団体の支援・協力を得ながら、継続し、また発展してきています。
 7回目となる今回は、大阪フィルハーモニー交響楽団に加え、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、相愛オーケストラが新たに参加。また、公演回数が昨年の83公演から90公演に増え、普段クラシックに触れる機会の少ない親子連れ向けの公演も開催されます。観光施設の割引もあり、今までになく充実した魅力ある内容となっています。
 朝から晩まで1日中御堂筋に音楽があふれる、そんな初秋のひとときをお過ごしになりませんか。


○大阪クラシックの概要
期 間
平成24年9月2日(日)~9月8日(土)の 7日間

場 所
御堂筋や中之島界隈のオフィスビルやホテル、カフェなど全26箇所・28会場
主 催
大阪クラシック実行委員会
・大阪市
http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000176456.html
・公益社団法人 大阪フィルハーモニー協会
http://www.osaka-phil.com/oc2012/
・御堂筋まちづくりネットワーク
http://www.midosuji.biz/news/2012/2012_09_02.html