大阪のまちづくりぶろぐ

大阪でまちづくり活動をおこなっているみなさんの情報発信や交流を行うためのブログです。

絵になる建物・絵のある建物(1)~都市景観資源探訪その3~

2012年06月29日 | 都市景観資源
 大阪には多くの建物があります。最新技術の粋を集めた超近代的なビルからレンガ造の近代建築遺産、また、一方では動くカニが看板代わりの食堂ビルもあります。
 建物の外観は多種多様で、人間の顔と同じく、建物の持つ機能、またはオーナー・設計者の強い思いを反映し、個性を表現しています。とはいうものの、やはり一番多いのは、開口部はガラス、アルミサッシを用い、壁はタイル貼り、石貼りまたはペンキを塗った、四角な外観が多いようです。(おそらくこのタイプが一番安くできるようです)
 今回は大阪にある一風変わった個性豊かな建物の中から、絵を描いてあるような建物を小生の好みと偏見でもって5件選び、2回にわたってご紹介したいと思います。

○いかにも水族館 -海遊館(大阪市港区天保山)―
  設計:ケンブリッジ・セブン・アソシエイツ
  壁画デザイン:アイヴァン チャメイエフ(イギリス生まれ)

 環太平洋生命体(リング・オブ・ライフ)を主コンセプトにし、大水槽の周りを回遊しながら海の生き物を見学できる、何回行っても飽きない水族館です。「海遊館」というネーミングもすばらしいと思います。
 外壁のタイル壁画は、濃いブルーが印象的です。水族館であることが子供にもわかるよう、内部の機能を外観にわかりやすく示していることも気に入っています。

(海遊館)

(タイル貼りの壁画、単純に楽しい)

○ここは遊園地? -舞洲工場・舞洲スラッジセンター(大阪市此花区北港)-
  外観デザイン:フンデルトヴァッサー(オーストリア生まれ)

 この建物が完成した頃は、USJと間違えてこられる観光客もおられると聞きましたが、ここは遊園地か?メルヘンのお城か?と思いました。世界的に有名な環境保護芸術家の設計であり、壁や屋上に植栽を施し自然との調和を図っているようです。好き嫌いが分かれ、また高コストの議論もあり、評価は賛否両論があるようですが、市民の日常生活に不可欠にも関わらず迷惑施設的な扱いとなるごみ関連施設を、この圧倒的なデザインで、魅力のあるものに構成し、「どうだ、まいったか!」というように感じるのであります。この話題性・デザインで観光資源にも活用できそうで、これぞ大阪的と自慢して良い施設のように思います。
 同建物は平成24年に大阪市の都市景観資源(※)に登録されました。


(舞洲工場、とにかくデカイ)

(煙突にも木が生えている)

(舞洲スラッジセンター)

(川が流れ魚もいる)

 先日テレビで見たのですが、オーストリアに同氏の手によるブルマウ温泉村(1997)(いわゆる、スパ&リゾート施設)があります。産業の少ない村に建設されますが、奇抜なデザインが話題性を産み、他の所では経験できない環境が魅力と感じる多くの人々が訪れ、また利用者からは大好評で大いに繁盛しているようです。デザイン力の大切さを感じました。

○舞洲工場・舞洲スラッジセンターの場所
  所在地
   大阪市此花区北港白津1丁目2番28号、2丁目2番7号
  地 図


(※)都市景観資源について
大阪市では景観的に優れた、新しい建物や歴史的建造物、橋や樹木等を「都市景観資源」として登録しており、現在、162件が登録されています。「大阪のまちづくりぶろぐ」では「都市景観資源」を取り上げ、大阪の魅力を紹介していきます。詳しくはHPをご覧ください。

大阪歴史博物館に行ってきました!

2012年06月21日 | その他
 先日のブログ「通天閣は開業100周年を迎えます!」でもお伝えしましたが、大阪歴史博物館にて開催されている特別展「ザ・タワー~都市と塔のものがたり~」を見てきました。特別展の内容とあわせて同博物館についてもご紹介したいと思います。

○特別展「ザ・タワー~都市と塔のものがたり~」について
 展示ではパリのエッフェル塔と東京・浅草の凌雲閣、大阪の初代通天閣の3つの塔が中心に取り上げられています。エッフェル塔の落選したコンペ案(石造の塔で当時「太陽の塔」と呼ばれていたそうです。)や今では消失して見ることのできない凌雲閣と初代通天閣の2つの塔の記録が紹介されていましたが、それぞれとても風変わりな造形だと感じました。エッフェル塔は建設当時、批判的な意見もあったようですが、今ではパリを語る上では欠かせない存在になっています。もし、それらが仮に現存していたとすればどのような印象をうけているのでしょうか?
 その他の展示では、塔の起源としてバベルの塔と仏塔が挙げられ、また、戦後復興の新しい時代の象徴として東京タワーの誕生と2代目通天閣の再建、そして現代の東京スカイツリーが紹介され、高いものや眺望に対する人々のあこがれの歴史となってつづられています。
 東京タワーと通天閣はともに築50年を経過した今、東京、大阪を代表する存在となっていますが、東京スカイツリーは今後、どんな歴史をつくり、人々にとってどのような存在となっていくのでしょうか?


(1階では通天閣ロボットがお出迎え)


○大阪歴史博物館について

(建物外観)

 大阪歴史博物館は大阪城公園と難波宮跡に向かい合う位置に立地します。建物は同博物館と「NHK大阪放送会館」の2棟のタワーとそれらをつなぐ球形をしたガラスのアトリウムが特徴的な外観をしてますが、設計にはシーザー・ペリ氏が携わっています。同氏はクアラルンプールの「ペトロナスツインタワー」といった高層建築をはじめ、世界各地でさまざまな建築物を手掛ける建築家で、大阪では「国立国際美術館」や「中之島三井ビルディング」が有名ですが、ビルの高さ日本一となる「あべのハルカス」の外観デザインにも関わっています。
 常設展示では古代から現代に至る大阪の歴史が紹介されています。最上階の10階には難波宮の大極殿が再現され、窓からは難波宮跡が一望できます。また、スマートフォンやタブレット端末を用いて専用のアプリを活用すれば、AR(拡張現実)技術により、難波宮の復元画像と現実の風景とを重ねて見ることができます。詳しくはHPをご覧ください。


(再現された大極殿)

(中からは難波宮跡が一望できます)

 他の階では江戸時代の街並みがミニチュアで再現されているほか、大正~昭和時代の大阪の街なみも原寸で再現されています。

(昭和初期の街並みの再現)

(昭和初期の街並みの再現)

(大正15(1926)年に完成した阪神電鉄梅田駅の模型。
現在のハービスENTの場所にあったようです。)

 
 また、この博物館が建つ敷地には難波長柄豊碕宮という宮殿が置かれており、一部は掘り出したままの状態で残っており、見学も可能です。

 展示の量が豊富で、さまざまな体験を通じてじっくりと大阪の歴史が学べることから大人からこどもまで楽しむことができる内容となっています。

 大阪歴史博物館についてさらに詳しく知りたい方は次のホームページをご覧ください。
 大阪歴史博物館のホームページ


靱公園~都市景観資源探訪その2~

2012年06月15日 | 都市景観資源
 今回は西区にある都市景観資源(※)のひとつである靭公園(うつぼこうえん)を紹介します。緑の美しさや色とりどりのバラの香りに誘われて何度となく訪れた方も多いと思います。敷地は東西に細長く伸びており、四ツ橋筋からなにわ筋を越えてあみだ池筋に至っています。この細長い敷地の特徴には理由がありました。ここはかつての大坂随一の魚市場、雑喉場魚市場(ざこばうおいちば)および靭塩干魚市場の跡地にあたるそうです。とても繁盛していたそうですが、1931年の大阪市中央卸市場ができた後に閉鎖され大阪大空襲で廃墟となり、戦後、占領軍の飛行場として靭飛行場として利用されていました。東西に細長い公園の敷地は、滑走路跡地の名残なのです。
 四ツ橋筋から公園にはいると相当の樹齢を感じさせる楠と遠近感を醸し出しているけやき並木遊歩道が迎えてくれます。昼休み時間にベンチに腰掛け弁当を頬張ったり、ウォーキングをしたりして都会のど真ん中にあるとは思えない静けさと緑を楽しんでいる人などでいっぱいでした。

(楠)

(けやき並木遊歩道)

 
 一方、大阪市内でも有数の規模を誇るこの靭公園は、いざという時のために「災害広域避難場所」に指定されており、西船場、江戸堀、靭エリアに住む方だけではなく、さらに広域の市民が避難できるように計画されています。住民や事業所、「西区未来わがまち会議」などのネットワーク活動を行っている人々、NPO法人などが連携して、災害時の体制づくりが始まっているようです。

(広域避難場所の指定)


 とても珍しいアンツーカーのテニスコートを過ぎて公園の中央部に近づくとなんだかとてもよい香りがしてきました。それもそのはず、色とりどりのバラが美しさを競うかのように咲き誇っていました。ここのバラ園は第14回「世界バラ会議大阪大会2006」において、世界で最も美しいバラ園の一つとして「優秀庭園賞」を受賞したそうです。大勢の人がお昼のひとときをのんびりとバラを観賞しながら過ごしていました。

(テニスコート)

(バラ園その1)

(バラ園その2)


 バラ園からけやき並木遊歩道にもどるとおもしろいものを見つけました。はじめは、ご夫婦が子供を連れて散歩しているのかのように思いましたが、近づいても全く動いている様子はありません。なんと人造のオブジェでした。静的な雰囲気の中に動きを感じさせてくれるなかなかユニークでおもしろい発想だと思いませんか。

(人造のオブジェ)


 なにわ筋を横切るとあみだ筋との間に世界スーパージュニアテニス選手権大会などの国際的な大会が行われる靭テニスセンターがあります。約5千人の観客を収容できるセンターコート1面、サブセンターコート1面、一般コート14面の16面のテニスコートが有り、照明設備も整っています。

(靱テニスセンター)

 
 管理棟の近くには靭海産物市場跡の石碑があり、かつての名残を感じさせます。公園内では毎年、植木市、花と彫刻展、おやこ彫刻教室などのイベントが開催されているそうですので、昼休みや帰宅途中の散策だけではなく、そういったイベントに参加してもおもしろいのではないでしょうか。

(靱海産市場跡の石碑)


 ○靱公園の場所
   所在地
    大阪市西区靭本町1丁目、2丁目
   地 図




(※)都市景観資源について
 大阪市では景観的に優れた、新しい建物や歴史的建造物、橋や樹木等を「都市景観資源」として登録しており、現在、162件が登録されています。「大阪のまちづくりぶろぐ」では「都市景観資源」を取り上げ、大阪の魅力を紹介していきます。詳しくはHPをご覧ください。

備えあれば憂い少なし~免震構造~

2012年06月13日 | その他
 東日本大震災(2011.03.11)から早くも1年と3カ月がたちました。新聞、TVの報道を見ても、被災範囲があまりも広く、復興はようやく緒についたばかりという状況のようです。建築業界でも、震災後の被災事例から、今までの設計法・基準等の見直しがなされ、制震・制振・免震など建築物の新しい耐震技術についても、初めて経験した大地震後の評価がなされています。そこで今回は、免震構造について取り上げます。

○免震構造とは?
 建物と地盤の間に、免震装置を設置して、地震による地盤の動き(主に横ゆれ)と建物を縁切りすることにより、地震の被害を少なくしようという構造のことです。
(かたい話をすれば、地震動の周波数(通常短い:1秒以下)と免震構造の周波数(長い:5~6秒程度)が異なることにより、地震による応答が小さい。)

 免震装置は2つの機能をもつ装置から成り立っています。一つめは、鉛直方向に構造物を支持しつつ水平方向に自由に変位できるアイソレーター(isolater)と言い、代表的なものは、金属板とゴムを交互に重ねた積層ゴムアイソレーターが多く用いられています。最近では、滑り材により滑るもの、またボールベアリングのような転がるタイプのものもあります。水平に自由に移動するだけでは、揺れは収まりませんので、二つ目の装置として、揺れのエネルギーを吸収できるダンパーがあります。代表的なものは、鉛、鋼材、オイル、または特殊な粘性体を用いたものがあります。この2つの装置を組み合わせて、地震時の挙動を小さくしようとするのが免震装置です。最近では、積層ゴムの内部に、鉛のダンパーを仕込んだ、一体型のものも多く用いられています。
 車で例えたら、走行中の地面からの振動を吸収するために、バネとショックアブソーバーを組み合わせてサスペンションを構成するようなものとイメージしてください。免震構造は主に建築の話ですが、機械の世界の話のように感じられるかもしれませんね。そのとおりで、免震装置は、主に機械のメーカーがつくっています。

○東日本大震災での免震構造の被害について
 先日、一般社団法人免震構造協会の報告会がありましたので、聞いてきました。震災後の調査の結果、合計327件の事例の報告があり、このうち、宮城県の事例が60件、福島県の事例が10件ありました。宮城県の事例では、観測された変位で最も大きいものは41.5cm(平均で20cm程度)ありましたが、建物構造体の被害はありませんでした。免震装置の被害として、津波によるさび、ボルトのゆるみ、鉛ダンパーのひび割れ、鋼材ダンパーの塗装剥離、ボルトゆるみが、少々報告されました。一方、免震部分と非免震部分をつなぐジョイント部(エキスパンションジョイントと言います)については、人的被害はなかったものの多くの被害報告があり、今後、おさまり詳細の再検討等の改善が必要のようです。(なお、免震装置が万が一損傷しても、取り換えればよいので、大きなコストもかからなく修繕工事ができることも、大きなメリットです。)
 総括すると、免震構造は、被害は多少ありましたが、設計の期待どおりの挙動をして、大きな被害はなかったことは、大いに評価できるのではないでしょうか。

 ひとつ事例として、石巻赤十字病院の事例がありますので、紹介します。
 病院は、災害が発生した場合にも、治療を安心して継続して行う必要があります。
 石巻赤十字病院は、地域の災害時の拠点病院として2006年に完成しました。地下1階・地上7階、延べ面積32,486m2、ベッド数402床の大きな病院です。災害拠点病院として、設計時に、多くの取り組みがなされています。事例を、箇条書きにします。
・地震時の病院機能の維持のため、免震構造の採用。
 (建物構造は被害なく、また、重要な設備、医療機器にも被害がなかった。)
・敷地近傍の河川からの洪水対策としての盛り土を構築。
 (これが、今回津波を防ぐことができた。)
・暴風雪対策として玄関に大庇を設置、および1階ホールに医療ガスの予備を設置。
 (これで、1階ホールで簡易的な救急医療ができた。)
・電気の引き込みの多重化、自家発電設備、余裕をもった受水槽容量等の設備の工夫等々。
 以上の取り組みにより、被害の大きかった石巻において、震災直後においても、病院機能を維持でき、継続的に治療が可能となり、多くの人命を救うことができました。詳しくは、日本免震構造協会のHPに紹介されています。

○免震構造の広がり
 免震構造の目的は、大地震時における、人命および財産の被害を防ぐことにありますので、病院だけでなく、多くの建物に採用されるようになってきました。その事例としては、地震後の復旧活動の拠点となる官庁・防災拠点建物のほか、BCP(事業継続計画)の観点から、計算機センター・精密機械等の特殊な工場などが挙げられます。
 最近では、オフィス、マンションにも採用されてきており、建設中の中之島フェスティバルタワーではホールの上に免震装置を設置した、いわゆる中間層免震が話題に上がっています。
 また、既存建物を免震化する免震レトロフィットの事例も増えてきています。有名な建物として、東京・上野の国立西洋美術館、大阪・中之島では大阪市中央公会堂があります。さらに、美術品・仏像等の設置台を免震化したものもあり、貴重な文化遺産を守ることができます。
 このように免震構造は、結構身近なものとなってきています。

○最後に
 以上、免震構造について記しましたが、良いことばかりではなく、デメリットもありますので、お示ししておきます。
・地震時に横揺れには効果あるが縦揺れには効果がない。
・長周期地震動の場合は、場合によっては共振することもある。
 (遠くで発生した地震であるのにもかかわらず、揺れることがある。東日本大震災で、大阪の高層ビルがよく揺れたのと同じ。)
・コストが高い。

 最後に、小生の感想ですが、地震国日本としては、コストが高いものの、今後、ますます免震構造が増えるように思います。災害に強い日本、また、安心・安全のまちづくりのためにも、必要な技術であり、より一層技術開発が進むことを期待しています。


通天閣は開業100周年を迎えます!~都市景観資源探訪その1~

2012年06月08日 | 都市景観資源
 先日(2012(平成24)年5月22日)、東京スカイツリーが開業し、東京の新名所として新聞やテレビなどで取り上げられていますが、タワー人気にあやかって、今回は大阪のタワーの名所、通天閣を紹介したいと思います。皆さんはまもなく初代通天閣が開業100周年を迎えることをご存知でしょうか?
 初代通天閣が誕生したのは1912(明治45)年7月3日のことです。内国勧業博の会場跡に新世界・ルナパークとともに完成しました。現在の姿とは異なり、パリの凱旋門の上にエッフェル塔を乗せたような外観で、開業当時(1912(明治45))はルナパークとロープウェイで結ばれていたようです。1943(昭和18)年、火災に遭い解体を余儀なくされ、現在の2代目が再建されたのは1956(昭和31)年のことです。
 2代目通天閣の設計は内藤多仲(ないとうたちゅう)氏によるもので、東京タワーや名古屋テレビ塔など数多くの電波塔や展望塔の設計を手掛け、「塔博士」と呼ばれていた人物です。
 高さは103mで、東京スカイツリー(634m)の1/6にも及びませんが、地元の高い熱意がきっかけで再建された通天閣は50年を超えた現在においても、映画やテレビで数多く取り上げられるなど、大阪のシンボルとなっています。この通天閣は平成15年に大阪市の都市景観資源(※)に登録されました。
 私が訪れた週末は、通天閣をバックに記念写真を撮る観光客の姿があちこちで見受けられ、海外からも多数訪れているようです。タワーの足元、新世界では派手な看板や行列のできる串カツ屋がたちならぶほか、チンドン屋の行進もあり、雑然としたなかに独特の雰囲気が味わえます。

(通天閣と新世界のまちなみ)


 また、タワーの展望台へは80分待ちとの案内があり、大変盛況な様子でした。展望台では今年5月に登場した3代目ビリケンさんが金髪頭のフレッシュな出で立ちで迎えてくれています。
大阪の名所としてあまりにも有名すぎて訪れたことのない、まさに「灯台もと暗し」の方も多いかもしれませんが、一昔前にタイムスリップしたような感覚はその場でしか味わえないものです。一度、現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(通天閣を見上げる)


○通天閣の場所
  所在地
   大阪市浪速区恵美須東1丁目18番6号
  地 図


 通天閣について、さらに詳しく知りたい方は・・・

 大阪歴史博物館にて特別展「ザ・タワー ~都市と塔のものがたり~」が7月16日まで開催されておりますので、あわせてご覧ください。

 また、6月8日~10日の「大阪市公館」の一般公開にあわせて「新世界&天王寺動物園百年祭ブース」が設置され、アニメ「キン肉マン」をシンボルキャラクターとした「まちおこし」プロジェクトなどの紹介がされます。詳しくはHPをご覧ください。

(※)都市景観資源について
 大阪市では景観的に優れた、新しい建物や歴史的建造物、橋や樹木等を「都市景観資源」として登録しており、現在、162件が登録されています。「大阪のまちづくりぶろぐ」では「都市景観資源」を取り上げ、大阪の魅力を紹介していきます。詳しくはHPをご覧ください。