大阪のまちづくりぶろぐ

大阪でまちづくり活動をおこなっているみなさんの情報発信や交流を行うためのブログです。

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「まちづくり活動発表・交流会」が開催されます

2013年01月31日 | お知らせ
 2013年2月2日(土)に「まちづくり活動発表・交流会」が開催されます。
 まちづくり活動発表・交流会とは、大阪市まちづくり活動支援制度により、大阪市の支援を受けて活動中のまちづくり推進団体が、支援を受けて策定したまちづくり構想や取り組み内容を発表するとともに、参加者同士が交流することで、まちづくり活動の魅力について考え、明日からのまちづくりに役立つ情報をお互いに交換する場です。
 全体は2部で構成されており、第1部では、まちづくり推進団体の皆様から、日頃、地域で取り組んでおられる「安全・安心のまちづくり」、「まちのルールづくり」等の取り組みについて発表が行われ、第2部では、「交流タイム」として参加者同士による情報交換が行われます。
 コメンテーターは、各地で市民協働型のまちづくりに取り組んでおられる、近畿大学の久隆浩教授です。
(第1部の発表予定団体)
・心斎橋筋まちづくり推進協議会(中央区)
・中大江西地区まちづくり研究会(中央区)

(これまでの「活動発表・交流会」の内容はこちら)





◎まちづくり活動発表・交流会の概要
 日 時
  平成25年2月2日(土)午後1時30分~午後4時30分
 場 所
  大阪市立難波市民学習センター 講堂
  大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階
   地下鉄:御堂筋線、四つ橋線、千日前線「なんば」駅下車
   JR:「JR難波」駅上
   私鉄:近鉄、阪神「大阪難波」駅、南海「難波」駅下車
  ※事前の申し込みは不要(先着50名まで)
 主 催
  大阪市計画調整局開発調整部開発誘導課(まちづくり支援担当)

詳しくは、大阪市のHPまで。
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第32回大阪都市景観建築賞(大阪まちなみ賞)が決定しました

2013年01月10日 | その他
 平成24年7月1日から7月31日までの1ヶ月間にわたり、広く一般から募集され、167名の方々から124件に及ぶ建物・まちなみの推薦があり、大阪市長賞、大阪府知事賞、審査員特別賞、緑化賞、奨励賞(3作品)が、平成24年12月10日に決定しました。
 大阪都市景観建築賞(愛称:大阪まちなみ賞)とは、大阪市・大阪府・(社)大阪府建築士会・(社)大阪府建築士事務所協会・(社)日本建築家協会近畿支部の5者で構成される大阪都市景観建築賞運営委員会により、周辺環境の向上に資し、かつ景観上優れた建物やまちなみ、緑化に対して、表彰が行われるものです。
 また、平成25年1月15日(火)~4月3日(金)にかけて、府内の各所で順次、「第32回大阪都市景観建築賞(大阪まちなみ賞)パネル展」が開催されます。
 詳しくは、大阪まちなみ賞のホームページをご覧ください。 


(塩野義製薬医薬研究センターSPRC4の写真)

大阪府知事賞:塩野義製薬医薬研究センターSPRC4
単調になりがちな長大壁面をアルミルーバーのダブルスキンで覆うことで統一感と変化をもたらしている。(総評より)


(大阪ステーションシティの写真)

大阪市長賞:大阪ステーションシティ
大阪駅とノースゲートビルディング、サウスゲートビルディングを大屋根でつなぎダイナミックな景観を生み出している。(総評より)


(南海ビル・高島屋の写真)

審査員特別賞:南海ビル・高島屋
昭和7 年に完成した南海ビルのオリジナル・ファサード・デザインを復元するとともに、それに調和すべく高島屋大阪店の新築デザインを施している。(総評より)


(摂津市立コミュニティプラザ・摂津市立保健センター・J.S.B. 摂津エコセンタービルの写真)

緑化賞:摂津市立コミュニティプラザ・摂津市立保健センター・J.S.B. 摂津エコセンタービル
阪急摂津市駅から3 階へ直接アプローチできる大胆な屋上緑化の工夫を行っている。(総評より)

 今回のパネル展では、これらの作品を含めた入賞作品のパネルが展示されます。
 市内でのパネル展の日程は下記の通りです。

 1/15(火)10:00~1/21(月)9:00・・・大阪府庁・本館(1階ロビー)
 3/4(月)13:00~3/11(月)13:00・・・大阪市中央区役所
 3/12(火)11:00~3/20(水)15:00・・・アイ・スポット(淀屋橋odona2階)
 3/21(木)13:00~3/28(木)13:00・・・大阪市役所(本庁1階市民ロビー)
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大阪の超高層ビル

2012年12月20日 | その他
 先日、阿倍野で建設中の「あべのハルカス」(高さ300m、地上60階、地下5階)の上棟式が行われました。皆さんもご存じのとおり、「あべのハルカス」は完成すると、現在日本一の横浜ランドマークタワー(296m)を抜いて、日本一の高さの超高層ビルになります。

(あべのハルカス:天王寺公園入口から)

(あべのハルカス:生駒山麓額田山展望台から)

 超高層ビルには明確な定義はありませんが、日本で初めて100mを超えた霞が関ビルが超高層ビルの最初と言われています。
日本では、霞が関ビルが建設されるまでは、大正9年制定の市街地建築物法施行令にもとづいて、建築物の高さは約30m(通称:百尺規制)に制限されていました。昭和25年に市街地建築物法は建築基準法に替わりましたが、31mという高さの規制は継続されました。
 ただ、そのおかげで、100尺の高さに統一された連続するスカイラインのまちなみが、御堂筋をはじめとした全国の都市の中心部で形成されています。
 
 昭和36年には、規定の容積率や高さ制限を適用せず、別途、都市計画で容積率・高さなどを定める制度である特定街区制度が創設され、霞が関ビルは、この制度の第1号指定を受けて建てられたものです。
 その後、昭和38年の建築基準法改正によって、容積率規制が導入され、高さ制限が撤廃されると、31mを超えるビルが次々と建設されるようになりました。

 大阪市内でも、この特定街区制度を活用して建てられた超高層ビルがあります。「大阪大林ビルディング(中央区北浜東:120m)」、「大阪国際ビルディング(中央区安土町二丁目:125m)」、「NTTデータ堂島ビル(北区堂島三丁目:120m)」の3つです。これらは、いずれも昭和45年に特定街区の都市計画決定が行われています。
 今でこそ、周りの高層ビルに埋もれてしまっていますが、当時は、大阪万博が開催されるなど高度成長期の真っ只中で、これまでに誰も見たこともないような圧倒的な高さのビルは、これから広がる大きな未来を感じさせてくれるものであったことが想像されます。

(大阪大林ビルディング)

(大阪国際ビルディング)

(NTTデータ堂島ビル)

 この後、市内で最も高いビルは、「中之島センタービル(北区中之島六丁目:129m)」、「大阪駅前第3ビル(北区梅田一丁目:142m)」、「TWIN21 OBPパナソニックタワー・MIDタワー(中央区城見二丁目:157m)」、「OBPキャッスルタワー(中央区城見二丁目157m)」、「阪急茶屋町ビルディング(北区茶屋町:161m)」、「ORC200(港区弁天町一丁目:200m)」、「大阪府咲洲庁舎(住之江区南港北一丁目:256m)」と移り変わってきました。そして、2014年には、「あべのハルカス(阿倍野区阿倍野筋一丁目:300m)」が日本で一番高いビルになります。

 「あべのハルカス」は、都市再生特別地区という制度を活用しています。これも都市計画手法の一つで、平成14年の都市再生特別措置法の制定により創設されました。この制度は、既存用途地域等に基づく用途や容積率等の規制を除外した上で、新たに、容積率の最高限度や高さの最高限度を定めるもので、自由度の高い建築計画が可能となるものです。
 大阪市内には、この制度を活用して数多くの建物が建てられています。最近では、阪急百貨店(うめだ本店)が入居する「梅田阪急ビル(北区角田町)」が11月21日にグランドオープンし、「中之島フェスティバルタワー(北区中之島二丁目)」は11月28日に低層部の商業施設が開業、来年の4月10日にはフェスティバルホールのこけら落とし公演がはじまります。同じく、来年の春には「グランフロント大阪(北区大深町)」がまちびらきを迎えます。

(梅田阪急ビル)

(梅田阪急ビルグランドコンコース)

(中之島フェスティバルタワー)

(中之島フェスティバルタワーエントランス)

(グランフロント大阪)


関連ホームページ
 ・あべのハルカス:http://www.abenoharukas-300.com/ ・梅田阪急ビル:http://www.umedahankyu-bldg.com/index.html
 ・中之島フェスティバルタワー:http://www.festivaltower.jp/ ・グランフロント大阪(うめきた先行開発地域プロジェクト):http://www.grandfront-osaka.jp/
 これらの建物は、もちろん高い、大きいというだけでなく、高機能なオフィスや魅力的なショップ、特色ある文化・情報発信施設などが入っているとともに、居心地のよいオープンスペースや利便性の高い通路など上質な都市空間が生み出され、都市の活性化のシンボルとなるものです。

 ちなみに、大阪市内には、現在日本一の高さのマンションである「The Kitahama (中央区高麗橋一丁目:209m)」もあります。また他にも、「オークプリオタワー(港区弁天町一丁目:167m)」と「クロスタワー大阪ベイ(港区弁天町一丁目:200m)」も、竣工当時はそれぞれ日本一の高さを誇っていました。

(The Kitahama)

 この他にも、大阪には、新梅田シティなどの個性的なビルがたくさんあります。個人的には、分譲マンションなどは難しいとしても、その他のビルはできるだけ最上部を一般に開放してほしいと思います。そういう意味で、地上300mから広く大阪を見渡せる展望台が出来る「あべのハルカス」は非常に楽しみです。
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港区の小学校で環境教育学習を行ってます。

2012年12月07日 | まちづくり活動情報
 「環境にやさしい交通をすすめるプロジェクトみなと」では港区の小学校5年生を対象にフードマイレージを扱った「買い物ゲーム」を行ってます。
 フードマイレージとは食べ物が生産地から消費される食卓まで輸送される際の環境負荷のことで、「距離×重さ」で表されます。「買い物ゲーム」を通じて、お店で売られている食材は産地からの距離に応じて環境負荷がかかっていること、また、買い物に行く際も交通手段によっては多くのCO2を排出していることを学び、日常生活と環境問題の関係について考える機会としています。

(授業の様子)


 授業は次の様な手順で進行します。

 はじめに5~6人の6つのグループに分かれ、
・夕食の献立を考え、予め用意された食材カードの中から使用する食材を選びます。
・必要な食材をどのお店に、どのような交通手段で行くかを決めます。

(食材選びの様子1)

(食材選びの様子2)


 その後、食材ごとに設定されたフードマイレージの大きさにもとづいて、購入した食材が食卓に運ばれてくるまでに排出されるCO2量を計算するとともに、買い物の際の移動によるCO2排出量と合わせて、各グループの買い物によるCO2排出量を計算します。

 そして、グループごとのCO2排出量を発表し合ったあと、他のグループとの違いを比べながら、自分たちのグループの買い物がどうだったのかについて話し合いを行います。

(発表の様子)


 子どもたちの話し合いと発表を通じて、
・買い物に行く時には自家用車を使うのではなく、バスや電車などの公共交通機関を利用したり、近くなら徒歩や自転車を使ったりすることでCO2排出量を減らすことができる。
・産地が近い食材を選ぶことでフードマイレージを減らすことができる。
ことなどに気付いたようでした。

 「フードマイレージを扱った買い物ゲーム」は平成20年度よりはじまり、毎年1~2校で実施してきました。学習後に行ったアンケートでは参加した先生・子どもたちから高い評価を得ており、家族や周囲の大人への波及効果も期待できる内容となっていることから、今年度は港区内の全小学校へ呼びかけを行い、7校で実施することとなりました。
 このような取り組みは継続して実施することが大切ですが、「フードマイレージ」や「買い物ゲーム」についてはまだ経験のある先生の数が少なく、プロジェクトメンバーが中心となって授業を行っているため、現在のところは部分的な取り組みにとどまっています。
 今後は、できるだけ多くの小学校で取り組んでいただけるように働きかけを行うとともに、授業の実施を通じてその担い手を増やしていくことで、この取り組みが広がっていくことを目指して、「環境にやさしい交通をすすめるプロジェクトみなと」では活動を続けていきたいと思います。

 なお、買い物ゲームの詳細については、過去に紹介しているので、詳細については下記をご覧ください。
 フードマイレージを学ぶための買い物ゲームの紹介
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大阪市内の文化財

2012年11月28日 | その他
 まちづくりを考える中で、地域の魅力・資源を発掘することは、非常に重要です。なかでも、文化財は、地域固有のもので、歴史もあり、たくさんの人々にその価値が認識されていることから、地域の資源としてこれを活用しない手はないと思います。

 国においても、平成20年5月には、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」が制定されており、この法律では、「地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境」を「歴史的風致」と定義し、その維持・向上を目的としています。
 これまでも文化財の保護や土地利用規制を中心とする法律はありましたが、この歴史まちづくり法は、歴史的な建造物の修理・復元やその活用を促進する施設の整備、歴史的風致を損なっている建造物等の景観上の改善、伝統的行事の活性化等のソフト面への支援が含まれた点が特徴となっています。

 文化財と言っても、いろいろな種類がありますが、そのなかで、まちづくりに直接関連深そうなハードものとして、国が「建造物」として指定・登録しているものを調べてみました。文化庁のホームページによると、平成24年10月Ⅰ日現在、都道府県別の件数は、下記のグラフのとおりです。


 関西の府県は、どこも件数が多く、関西には全国の約3割が集中しています。そのなかで、大阪府は、637件で、京都府、兵庫県についで、全国で3番目に多い件数です。その後に、奈良、滋賀が続き、関西でベスト5を占めています。

 大阪市内にある「建造物」を、「大阪府の文化財」(大阪府HP)で調べたところ、平成24年5月1日時点で、107件(うち、建築物が104件、工作物が3件)ありました。

 そのなかには、建築物としては、市内唯一の国宝である住吉神社本殿をはじめ、大阪市中央公会堂・大阪府立中之島図書館などの公共建築物、大江橋及び淀屋橋・毛馬第一閘門などの都市基盤施設、四天王寺・杭全神社などの神社・寺院、綿業会館・コニシ株式会社(旧小西儀助商店)などの民間建築物などが、また、工作物としては、通天閣・四天王寺鳥居などがそれぞれ指定・登録されています。

 その一覧は以下のとおりです。

○国宝(1件)
住吉大社本殿

○国重要文化財(21件)
泉布観                     旧造幣寮鋳造所正面玄関
大阪府立図書館                 大阪市中央公会堂
大江橋及び淀屋橋                淀川旧分流施設
大阪城大手門等                 旧緒方洪庵住宅
コニシ株式会社(旧小西儀助商店)        綿業会館
愛珠幼稚園園舎                 大江橋及び淀屋橋
四天王寺鳥居                  四天王寺本坊西通用門等
勝鬘院塔婆                   杭全神社本殿(第二殿)
杭全神社本殿(第三殿)             奥田家住宅
杭全神社本殿(第一殿)             住吉大社摂社大海神社本殿
住吉大社南門等

○国登録文化財(69件)
水道記念館                   奥山家住宅
池永家住宅                   大阪天満宮
住友家住宅                   吉田家住宅
ミナミ株式会社(旧川崎貯蓄銀行福島出張所)   鴉宮
コニシ株式会社(旧小西儀助商店)        生駒時計店
新井ビル                    三木楽器
青山ビル                    大阪城天守閣
北浜レトロビルジング              岸本瓦町邸
船場ビルディング                宇野薬局
日本フリーメソジスト教団大阪日本橋キリスト教会 少彦名神社
伏見ビル                    大阪ガスビルディング
北野家住宅                   芝川ビルディング
三ツ山家住宅                  山本能楽堂及び能舞台
旧大阪市中央消防署今橋出張所(今橋ビルヂング) 小川香料大阪支社社屋
日本基督教団島之内協会             南海ビル
日本基督教団大阪教会              金光教玉水教会会堂
山内ビル                    木村家住宅主屋
江戸堀コダマビル                土肥家住宅主屋
大阪セルロイド会館               四天王寺八角亭
念佛寺本堂                   心光寺
稱念寺                     源聖寺    
萬福寺                     光明寺
心光寺                     超心寺
大光寺                     稱名寺
通天閣                     ギャラリー再会
源ヶ橋温泉浴場                 御幸森天神宮
源正寺楼門                   寺西家阿倍野長屋
寺西家住宅                   佐野家住宅
萬代家住宅                   梅谷歯科医院
鯛よし百番                   大念仏寺本堂
武束家住宅                   末吉家住宅
小林新聞舗店舗兼住宅              遠藤家住宅
高谷家住宅                   池田家住宅
大阪市立大学本館(一号館)           日本基督教団大阪住吉教会
住吉大社神館

○府有形文化財(6件)
都島神社 石造 三重宝篋印塔           日本聖公会川口基督教会
旧黒田藩蔵屋敷長屋門              勝鬘院
住吉大社                    生根神社

○市有形文化財(10件)
鶴満寺本堂                   大阪倶楽部
久本寺番神堂                  本町橋 
統国寺                     金台寺
大阪市立工芸高校本館              連歌所
大念佛寺山門                  旧加賀屋新田会所   


 最近では、日本基督教団島之内協会(H21)・小川香料大阪支社社屋(H21)・南海ビル(H23)・本町橋(H24)などが登録されています。
大阪歴史博物館では、平成24年12月5日(水)から平成25年2月25日(月)まで、8階特集展示室で特集展示「平成22・23年度 大阪市の新指定文化財」が開催され、平成22・23年度に新たに指定された文化財の実物資料や写真パネルによる紹介が行われます。詳しくは、http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/yutoritomidori/0000190059.html(大阪市ゆとりとみどり振興局HP)まで。

 これらのなかで、国の登録文化財である古い建物を、その文化的価値を残しながら店舗等として活用している事例を3つ紹介します。

 はじめは、新世界、通天閣のすぐ横にある「ギャラリー再会」です。
 昭和28年に、建築家・石井修氏の設計で純喫茶「再会」として建てられ、平成9年に、ギャラリーに改修されました。
 外観は、南欧風のしゃれたデザインで、バルコニーのねじり柱が特徴的です。定期的に開催されるライブ時には、飾り柱やらせん階段などある優雅な内観を見学できるそうです。

(「ギャラリー再会」外観)

(登録文化財を示すプレート)

(バルコニーのねじり柱)

(玄関付近)


 つぎは、地下鉄御堂筋線昭和町駅前にある「寺西家阿倍野長屋」と「寺西家住宅」です。二つの建物は道路をはさんで建っており、「寺西家住宅」は大正15年、「寺西家阿倍野長屋」は昭和7年に建てられました。どちらも改修されて、現在は飲食店としてそれぞれ使われています。
 「寺西家阿倍野長屋」は、平成16年に改修工事が行われましたが、建設当初の外観を復元し、質の高い改修工事が行われたことなどが評価され、第26回おおさかまちなみ賞の市長賞にも選定されています。
また、この昭和町駅周辺では、「【昭和の日】に【昭和町】にある【昭和の建築】で【昭和】を味わう」をコンセプトに平成18年から「どっぷり昭和町。」というイベントが開催されています。

(「寺西家阿倍野長屋」外観)

(登録文化財を示すプレート・まちなみ賞を示す碑)

(「寺西家住宅蔵」外観)


 最後は、JR環状線寺田町駅の東にある生野本通商店街から路地を入ってすぐの突き当たりにある「源ヶ橋温泉浴場」です。銭湯で指定されているのは珍しいそうで、昭和12年に建てられ、現在も営業しています。
 レトロモダンな外観とともに、自由の女神や屋根の上の鯱など洒落っ気あふれる装飾が特徴で、内装も細工が施された格子天井やシャンデリア風の照明などがあるそうです。ぜひ一度中にも入ってみたいです。
 

(「源ケ橋温泉浴場」外観)

(温泉マークを掲げている自由の女神と金の鯱)


 文化財といっても、小規模な住宅から大規模な建築物、公共施設や神社・寺院など、様々な種類の建物があり、今回ご紹介しましたユニークに活用されているものもあります。また、今はまだ埋もれているものの、今後の指定・登録をきっかけに活用が図られるものもあるでしょう。民間所有のケースなどで保存が困難なケースも出ていますが、国の法制度も充実してきており、これらの大阪の貴重な財産である文化財をきっかけとしたまちづくりが、今後もひろがっていくことを期待したいです。

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