大阪のまちづくりぶろぐ

大阪でまちづくり活動をおこなっているみなさんの情報発信や交流を行うためのブログです。

2012年3月18日に大阪港にクイーン・メリー2がやってきます!

2012年03月16日 | クイーン・メリー2
これまでにもお伝えしている通り、超大型客船クイーン・メリー2が、昨年に引き続き、大阪港天保山岸壁に入港します。

(クイーン・メリー2)


予定されている入出港日時は次の通りです。
・入港:2012年3月18日(日) 朝7時
・出港:2012年3月18日(日) 深夜24時
※ 入出港の時間は変更されることもありますのでご注意ください。


この日の大阪港周辺では、様々なイベントが開催されています。
「着物体験」や「わらぞうりなどの手作り体験」の他、港区在住の歌手の方たちによる「和太鼓と日本の歌」、港区の企業である(株)間口の相撲部による「ちゃんこ鍋」、港区でまちづくり活動に取り組んでいる3710(みなと)フォーラムと吉本興業のコラボレーションによる築港高野山での「みなとフォーラム寄席」など、港区住民の方々による様々な歓迎イベントが行わるとともに、大阪港周辺の色々なお店を巡ってお店自慢のフードを楽しめる食べ歩きイベント「港町バル」も実施されています。


「港町バル」は3月16日~18日までの3日間、地元商店会や飲食店が連携して実施されるもので、築港エリアの40店、弁天町エリアの13店が参加します。詳細は下記のホームページよりご確認ください。
「港町バル」のホームページ

海外からやってくる大型客船を地域の魅力としてとらえ、住民の方が主体となり様々な歓迎の取り組みをおこなうことで、地域の魅力を広く発信することができるのではないかと思います。大阪の港町としての魅力を体感できる一日になると思うので、是非足を運んでみてください。

なお、大阪港天保山岸壁への最寄りの駅は、大阪市営地下鉄 中央線「大阪港」駅です。1番出口からまちに出ると、すぐに巨大なクイーン・メリー2を見ることが出来ます。お出掛けの際は、公共交通機関をご利用ください。

また、クイーン・メリー2が入港する大阪港天保山岸壁のすぐ側にある旧サントリーミュージアムでは、ツタンカーメン展が3月17日から開催されていますので、こちらも、ご興味のある方は足を運んでみてください。

2011年の初寄港の様子は、このブログでも詳しくレポートしていますので、ご興味のある方は下記をご覧ください。

クイーン・メリー2が大阪港にやってきます

クイーン・メリー2が大阪港にやってきた!

クイーン・メリー2大阪港入港レポート

2012年もクイーン・メリー2が大阪港にやってきます!

2011年12月28日 | クイーン・メリー2
2011年に大阪港に初寄港したクイーン・メリー2が2012年3月18日(日)に大阪港天保山岸壁に帰ってきます。そして、今回の寄港では市民を対象とした船内見学会が実施されます!

(クイーン・メリー2:2011年3月10日の初寄港時の写真です)

クイーン・メリー2といえば、全長345m、幅39.9m、乗客定員3,090名、乗組員数1,229名、総トン数151,400tの世界最大級の豪華客船です。

この船がどれくらいの大きさかというと、世界最大級のジャンボジェット機であるエアバスA380がこんなに小さくみえるくらいに大きいのです。タイタニック号ですら、すっぽりと入ってしまうくらいです。

(クイーン・メリー2の大きさ)

今年の3月に初寄港した際には、船内は一般に開放されておらず、外から眺めることしかできませんでした。もちろん、それだけでも十分にその迫力を味わうことができたのですが、無理とわかっていても船内の様子を一目見てみたいと強く思ったものでした。

そんな声に応えてかどうかはわかりませんが、今回の寄港では市民を対象とした船内見学会が開催されます。現在、参加者を募集していますので、ご興味のある方は是非応募してみてください。(応募締め切りは 2012年1月13日(金)必着です。)

なお、下記の応募条件がありますのでご確認のうえ応募ください。
○応募条件
応募者及び同伴者が次の(1)~(4)のすべてを満たす方とします。
(1)大阪市 在住・在勤・在学の方
(2)ご健脚の方(階段での移動を伴う約1時間程度の団体行動が可能なご健康な方)
(3)平成24年3月18日の時点で、有効な旅券または運転免許証で本人確認が可能の方
(4)平成24年3月18日の時点で、満16歳以上の方
その他、応募に関する詳細については下記のホームページをご覧ください。
大阪市のホームページ:「クイーン・メリー2」市民船内見学会の参加者を募集します

見学会に参加できる人数に制限はありますが、港やクルーズ船を身近に感じるとともに、超豪華客船の船内を一目見る貴重なチャンスですので是非活用してください。

(2011年3月10日の初寄港時の天保山の様子)

なお、昨年の入港時には、天保山マーケットプレイスの周辺で歓迎イベントが開催されるとともに、めったに見ることが出来ない豪華客船の姿を一目見ようと多くの方々で賑わいを見せるなど、お祭りムードを楽しむこともできました。
日頃見過ごされがちな大阪の港の魅力を体験する良い機会でもあると思いますので、3月18日には是非とも天保山に足を運んでみてください。

なお、2011年の初寄港の様子は、このブログでも詳しくレポートしていますので、ご興味のある方は下記をご覧ください。
クイーン・メリー2が大阪港にやってきます
クイーン・メリー2が大阪港にやってきた!
クイーン・メリー2大阪港入港レポート

クイーン・メリー2大阪港入港レポート

2011年03月18日 | クイーン・メリー2
先日よりクイーン・メリー2の大阪港初寄港についてご紹介していますが、残念ながら私が見学することが出来なかった入港の様子について、都市大阪創生研究会(注)で一緒に活動をしているIAO竹田設計の高見さんがレポートを書いてくれたので、ご紹介したいと思います。
(注)都市大阪創生研究会とは民間企業と行政が共同して、これからの大阪のまちづくりを考えて行くための研究や提案、実現に向けた活動を行う勉強会です。このブログを運営している大阪市都市工学情報センターが事務局をしています。

○ クイーン・メリー2大阪港入港レポート

2011年3月10日早朝。英国の豪華客船クイーン・メリー2(以下、QM2)の大阪港への初入港を、都市大阪創生研究会のメンバーで見学してきました。

AM6:23/地下鉄中央線「大阪港」駅到着。
横浜ベイブリッジを潜れないほど巨大な船だと聞いていたので、中央突堤へ向かう足取りも無意識に早足に。中央突堤にはすでに見物客(20名ほど)が集まり、目を凝らしながら大関門(注1)付近を見ていました。
注1)「大関門」:大阪港の玄関口の通称。天保山の南西沖合約3kmに築かれた防波堤の切れ目部分で大阪港への入港航路になっている。北側(夢洲)の白灯台、南側(咲洲)の赤灯台が目印。

AM6:46/見物客の1人が「見えてきた!」と叫ぶ。
すると、周囲の人々もざわつき始め、目を凝らしてみると海の時空館の脇から白い物体が少しずつ大きくなって大関門へ近づいて来る様子がわかりました。その後、弾む気持ちを抑えメンバーとの集合場所である海遊館西の「サンセット広場」へ向かうのですが、その足取りはまるで小学生のように早足でした。サンセット広場へ到着すると、広場や大階段に大勢の見物客やマスコミ関係者が集まっており、創生研メンバーとも無事合流。

AM7:00/QM2大関門通過。
大きな汽笛を響かせながら、QM2が大関門を通過。すると、消防艇が放水して歓迎しています。咲洲付近でブラスバンドも演奏していたのか、私たちのいる天保山にまで演奏が聞こえてきます。

AM7:13/力強い汽笛が天保山に響き渡る。
QM2はみるみるうちに大きくなり、私たちのいる天保山へと近づいてきました。ボォーボォーと響かせるQM2の力強い汽笛は、天保山の街中に響き渡り、わたしの体内にも振動で伝わるほどでした。

AM7:30/天保山岸壁に着岸。
QM2は全長345mという大きさですが、曳航船の力をほとんど借りることなく、無事、天保山岸壁着岸しました。女性音楽隊による歓迎演奏もあり、とてもにぎやかな様子でした。船上では大勢の乗客や船員がベランダやデッキから優雅に入港を見学していました。


AM7:45/おススメ眺望スポット発見!
QM2は横浜ベイブリッジを潜れない高さがあり、ハーバービレッジや海遊館よりも高いのです。しかし、唯一、QM2を見下ろすことのできる穴場スポットを発見。そう、「天保山大観覧車」。朝日に照らされた水辺や周囲のまちなみとセットで一望できるベストスポットです。

IAO竹田設計 高見

早朝の入港だったにもかかわらず多くの方が大阪港に出迎えに来られて、歓迎ムードに包まれていたようです。これからも大阪港には大型客船が沢山寄港する予定です。寄港予定日などは大阪市港湾局のホームページで調べることが出来ます。大阪港がクルーズポートとして活性化することにより、大阪はもちろん、関西そして日本を元気づけることにつながって欲しいと思います。

クイーン・メリー2が大阪港にやってきた!

2011年03月15日 | クイーン・メリー2
先日、「クイーン・メリー2が大阪港にやってきます」でもご紹介いたしましたが、世界最大級の豪華客船クイーン・メリー2(以下、QM2)が大阪港に初めてやってきました。QM2がどんなにスゴイ船なのかについては、先日のブログをご覧ください。

(クイーン・メリー2の様子)

せっかくの機会なので船が入港するところを見たかったのですが、残念なことに朝から用件があったため断念しました。このため、停泊している姿だけでも一目見てみたいと、2011年3月10日(木)の夕方から天保山に行ってきました。

大阪市営地下鉄中央線の大阪港駅で下車し、海遊館や天保山マーケットプレイスに向かう出口から駅の外に出ると、すぐにQM2を見つけることが出来ました。

(天保山マーケットプレイスへと向かう道路から見たクイーン・メリー2)

何もなかったところに10階以上もある巨大なマンションがいきなり現れたといった感じで、あまりの大きさにこれが船だとはなかなか思うことが出来ませんでした。さらに近くに寄ってみると巨大な壁がそびえ立っているようでした。

(天保山マーケットプレイスのデッキからの眺め1)

平日にもかかわらず、小さなお子様を連れたご家族や若いカップル、年配の御夫婦など多くの方々がQM2を一目見ようと天保山にいらっしゃっていました。また、QM2のお客さんなのか、外国の方もたくさんいらっしゃいました。

(天保山マーケットプレイスのデッキからの眺め2)

マーケットプレイス前の広場では歓迎イベントとして盆踊りが開催されたり、天保山マーケットプレイスの中ではQM2のパンフレット販売や豪華客船についてのパネル展示が行なわれたりするなど、お祭りムードが漂っていました。

(広場での盆踊りの様子)

残念ながら船の中は見学することが出来ませんでしたが、歓迎ムードにあふれた天保山一帯からはクルーズポートとしての大阪港の魅力を感じることが出来ました。

私が天保山に到着した時間帯は、QM2のお客さんが観光を終えて、バスで続々と帰ってこられる頃合いでした。何処を観光されているのか気になったので調べてみると、やはり京都に日帰り観光に行かれるお客さんが多いそうです。また、広島も人気があるそうです。もちろん、大阪観光をされるお客さんも多くいらっしゃるそうです。

今回の天保山に足を運んでみて、QM2の寄港は地域を元気づけることのできる魅力的な資源だと実感しました。そして、訪れてくれた人たちを歓迎するという”おもてなし”のこころや文化を大切にすることも、地区の活性化につながるものだとも思いました。

その一方で、私の周りにはQM2の寄港を知らなかった方がたくさんおられました。
大阪市では、2011年をクルーズポート元年(クルーズポート2011)と位置づけ、市民・経済界・観光業界・関西の観光地との連携を強化し、受入体制の充実やクルーズ客船の誘致に積極的に取組んで行くとのことですので、今後はさらに情報発信に力を入れてもらい、より多くの方に大阪港の魅力を知ってもらえればと思います。

ところで、QM2は3月12日の朝に長崎港へ入港予定でしたが、東日本大震災の影響により津波警報が継続中であったため、入港が中止となったそうです。大震災の影響は遠く離れた長崎にも及んでいます。(QM2は14日の朝に中国天津に着岸したそうです。)
被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。まだまだ予断を許さない状況が続いています。ひとりでも多くの方のご無事、一刻も早い復旧を願っています。

クイーン・メリー2が大阪港にやってきます

2011年03月08日 | クイーン・メリー2
2011年3月10日(木)に世界最大級の豪華客船クイーン・メリー2が大阪港に初めて寄港します。

(クイーン・メリー2)

入港予定時刻は7時00分、出港予定時刻は24時00分です。着岸する場所は海遊館や天保山マーケットプレイス北側の岸壁です。(大阪市営地下鉄中央線「大阪港」駅から徒歩5分の場所です)

クイーン・メリー2の大きさは全長345m、幅39.9m、乗客定員3,090名、乗組員数1,229名、総トン数151,400tです。カジノやスポーツセンターを始めとしてプラネタリウムまで備える様子はまさに「洋上の宮殿」です。

数字で言われても大きさが伝わりにくいと思いますが、この船がどれくらい大きいかというと、世界最大級のジャンボジェット機であるエアバスA380がこんなに小さくみえるくらいに大きいのです。ちなみに黒い船影はタイタニック号です。

かつて、総トン数109,000トン、全長290m、全幅38mの大型客船であるスタープリンセスが入港した際、「巨大なビルが動いている様だった」と見に行かれた方が仰っていたので、さらに大きなクイーン・メリー2はまさに一見の価値ありです。

残念ながら船内を見学することは出来ないそうですが、外から眺めるだけでも十分にその迫力を味わうことが出来ると思います。私はクジラとかクレーンとかアヒルとか桁違いに大きなものを見るとテンションあがるタイプなので、絶対に見に行こうと思っています。

大阪市では2011年を大阪港のクルーズポート元年と位置付けており、外国籍の船が昨年の3倍以上(2010年:6隻→2011年:21隻)も入港します。大阪を訪れる乗客は延べ約29,000人、乗組員は17,000人にのぼると試算されており、その経済波及効果は大きいものと期待されています。

当日はクルーズポート2011「クイーン・メリー2 入港歓迎イベント」として各種イベントが開催されます。
・「クイーン・メリー2」大阪港寄港記念シンポジウム&海上見学会
記念シンポジウムと大阪港帆船型観光船サンタマリアによる海上見学会
・夢咲に乗って!「クイーン・メリー2」海上見学会
 停泊中のクイーン・メリー2を大阪市の広報船「夢咲」から眺める見学会
・大阪港クルーズ客船フォトコンテスト2011
 「大阪港とクルーズ客船」をテーマにしたフォトコンテスト
などなど、すでに応募が終了しているものもありますが、お時間のある方は是非とも参加して下さい。詳細については大阪市のホームページをご覧ください。

地域の中にあるものだけでなく、外からやってくる人や物も地域の資源になります。客船が寄港するクルーズポート大阪港の魅力を体感しに大阪港に足を運んでみてください。