2012年1月21日(土)に「まちづくり活動発表・交流会」を開催しました。
(会場の様子)
まちづくり活動発表・交流会とは、以前に紹介した大阪市まちづくり活動支援制度により、大阪市の支援を受けて活動中のまちづくり推進団体が、支援を受けて策定したまちづくり構想や取り組み内容を発表するとともに、参加者同士が交流することで、まちづくり活動の魅力について考え、明日からのまちづくりに役立つ情報をお互いに交換する場です。
まちづくり活動発表・交流会は第1部の活動発表と第2部の交流会で構成されています。今回は、参加者による交流会の様子をご紹介いたします。
なお、第1部の活動発表の様子もこのブログにてご紹介しています。詳しくは「まちづくり活動交流発表会を開催しました(活動発表編)」をご覧ください。
交流会では、活動発表をされたまちづくり団体の方々に加えて、傍聴者の方々も参加し、2つのグループに分かれて意見交換や情報交換を行いました。
(交流会の様子)
私の参加したグループでは、企業で社会貢献を手掛ける部署に所属されている方や社会福祉協議会の方、まちづくり推進団体のアドバイザーとして大阪市から派遣されている専門家の方、区役所職員の方などが参加され、自己紹介の後、つぎのような意見が交わされました。
・企業からの参加者A
・まちづくり団体からの参加者A
・まちづくり団体からの参加者B
・社会福祉協議会からの参加者
・まちづくりコンサルタント
・企業からの参加者B
いろいろな意見が活発に交わされましたが、まちづくり団体同士や企業等との連携について多く話題に上がりました。
特に印象に残ったのは、企業の方から地域のまちづくり団体と連携して社会貢献活動を行いたいというご意見があった一方で、まちづくり団体の方から企業を活動に巻き込むことが出来なくて困っているというご意見が出たことでした。
このようなミスマッチを解消するための取り組み事例として、中央区役所の方から、中央区の社会福祉協議会がボランティア活動をしたい企業の窓口になることで、区で実施しているまちづくりイベントに協力してもらっている事例をご紹介して頂きました。
まちづくり団体にとって企業の情報を手に入れることは難しいと思いますし、企業にとってまちづくり団体の情報を手に入れることも難しいものだと思います。お話をお伺いして、地域での様々なまちづくり活動情報をとりまとめ、それぞれのニーズをつないでくれる窓口があると、このようなミスマッチの解消に繋がるのだと感じました。
中央区では社会福祉協議会がその役割を果たしつつあるとのことですが、このような取り組みが広がることが期待されます。
それぞれのグループの議論を報告し合った後は、コメンテーターである近畿大学総合社会学部の久教授による総括がありました。
その様子については次回更新時に御報告したいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/12/08c08a59c2fdb1c23bafefb7e3853c19.jpg)
(会場の様子)
まちづくり活動発表・交流会とは、以前に紹介した大阪市まちづくり活動支援制度により、大阪市の支援を受けて活動中のまちづくり推進団体が、支援を受けて策定したまちづくり構想や取り組み内容を発表するとともに、参加者同士が交流することで、まちづくり活動の魅力について考え、明日からのまちづくりに役立つ情報をお互いに交換する場です。
まちづくり活動発表・交流会は第1部の活動発表と第2部の交流会で構成されています。今回は、参加者による交流会の様子をご紹介いたします。
なお、第1部の活動発表の様子もこのブログにてご紹介しています。詳しくは「まちづくり活動交流発表会を開催しました(活動発表編)」をご覧ください。
交流会では、活動発表をされたまちづくり団体の方々に加えて、傍聴者の方々も参加し、2つのグループに分かれて意見交換や情報交換を行いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1e/d3b151eac90e26bd6036dea92abe9518.jpg)
(交流会の様子)
私の参加したグループでは、企業で社会貢献を手掛ける部署に所属されている方や社会福祉協議会の方、まちづくり推進団体のアドバイザーとして大阪市から派遣されている専門家の方、区役所職員の方などが参加され、自己紹介の後、つぎのような意見が交わされました。
・企業からの参加者A
企業として社会貢献のために、地域のまちづくり団体と連携して活動したいと考えているが、資金援助のみ要請されるなど取り組みを理解してもらえず壁を感じている。企業の持っている情報力を活かしてまちづくりに協力したい。
・まちづくり団体からの参加者A
まちづくり活動に企業を巻き込みたいと考えているがなかなか上手くいかない。
・まちづくり団体からの参加者B
地域内で活動している他のまちづくり団体との連携をしたい。その際には、それぞれができることを分担し合うことが大切だと考えている。
また、地域のまちづくりに興味がある人ならだれでも参加可能な “ワイワイガヤガヤ会議”を開催しているが、参加者が固定されて交流の輪が広がらないのが悩みだ。
また、地域のまちづくりに興味がある人ならだれでも参加可能な “ワイワイガヤガヤ会議”を開催しているが、参加者が固定されて交流の輪が広がらないのが悩みだ。
・社会福祉協議会からの参加者
社会福祉協議会(以下、社協)でも、横断的にいろいろな分野で連携を図りたいと考えている。
・まちづくりコンサルタント
社協は色々なネットワークを持っているので、社協から働き掛けを行うと連携のきっかけをつくりやすいと思う。防災や安全・安心は誰もが興味がある分野なので、まちづくり団体や企業などと連携するひとつの切り口になると思う。また、子どもと一緒にビオトープをつくる等の取り組みも活動の輪を広げる手法の一つだ。
・企業からの参加者B
ゴミの減量や放置自転車問題などが大きな課題だと感じており、市民意識を向上させる必要があると考えている。
いろいろな意見が活発に交わされましたが、まちづくり団体同士や企業等との連携について多く話題に上がりました。
特に印象に残ったのは、企業の方から地域のまちづくり団体と連携して社会貢献活動を行いたいというご意見があった一方で、まちづくり団体の方から企業を活動に巻き込むことが出来なくて困っているというご意見が出たことでした。
このようなミスマッチを解消するための取り組み事例として、中央区役所の方から、中央区の社会福祉協議会がボランティア活動をしたい企業の窓口になることで、区で実施しているまちづくりイベントに協力してもらっている事例をご紹介して頂きました。
まちづくり団体にとって企業の情報を手に入れることは難しいと思いますし、企業にとってまちづくり団体の情報を手に入れることも難しいものだと思います。お話をお伺いして、地域での様々なまちづくり活動情報をとりまとめ、それぞれのニーズをつないでくれる窓口があると、このようなミスマッチの解消に繋がるのだと感じました。
中央区では社会福祉協議会がその役割を果たしつつあるとのことですが、このような取り組みが広がることが期待されます。
それぞれのグループの議論を報告し合った後は、コメンテーターである近畿大学総合社会学部の久教授による総括がありました。
その様子については次回更新時に御報告したいと思います。