大阪のまちづくりぶろぐ

大阪でまちづくり活動をおこなっているみなさんの情報発信や交流を行うためのブログです。

ミナミに欧米に広場・水辺の賑わいと楽しさを~CITEトークセッション2012 第3回のご案内~

2012年11月20日 | CITEトークセッション2012
 CITEトークセッションとは、公民連携による「新しい時代に向けた活力と魅力あるまちづくり」をスローガンに、会員組織として設立されたCITEさろんと(財)大阪市都市工学情報センターの共催により開催されるまちづくりをテーマにした講演会です。
 今年のトークセッションは全4回のシリーズとして開催され、共通テーマは「大阪をブランディングする ~まちの魅力を創造・発信する人々~」です。
 
 第1回は講師に株式会社ケイオスの澤田充氏をお迎えして、「街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案」をテーマとして2012年10月4日(木)に開催されました。

(第1回会場の様子)


 第2回は、千島土地株式会社 代表取締役社長の芝川能一氏を講師にお迎えし、「名村造船所大阪工場跡地から北加賀屋クリエイティブビレッジへ」をテーマとして、11月5日(月)に開催されました。 

(第2回会場の様子)


 第3回となる今回は、講師に大阪市中央区長の柏木陸照氏をお迎えしまして、「ミナミに欧米の広場・水辺の賑わいと楽しさを」をテーマにミナミへの思いを語っていただきます。
 柏木区長は、1969年京都生まれで、1993年に京都大学法学部卒業後に民間会社に就職。2010年ロシア駐在の株式会社デンソー・セールス・ロシア社長を経て今年の9月に中央区長に就任しました。
 うめきた・梅田、阿倍野での大規模な開発が注目を集める中、地理的にその間に位置するミナミにおいて、独自のブランドを築き、まちに活気をもたらし維持していくためには何が必要か。これまでの国内外での豊富な経験と就任3カ月の直感をもとに柏木区長に語っていただきます。

(第3回のチラシ)


 ご興味をもたれた方は是非ともご参加ください。
 なお、参加費は無料ですが、事前にお申し込みが必要となりますのでお気を付けください(定員は30名・先着順)。
 みなさまのお申し込みをお待ちしています。

○第3回 「ミナミに欧米に広場・水辺の賑わいと楽しさを」の概要
日 時
11月28日(水)18時30分~20時30分
場 所
アイ・スポット(淀屋橋odona 2階)
大阪市中央区今橋4-1-1 
地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅 10番出口直結
京阪本線「淀屋橋」駅 3番出口から徒歩1分
講 師
柏木陸照氏(大阪市中央区長)
主 催
CITEさろん/(財)大阪市都市工学情報センター共催
定 員
30名(要事前申込・先着順)
参加料
無 料
申込方法
お名前ならびに連絡先(電話またはメールアドレス)を明記の上、メール、電話、FAXのいずれかで下記までお申し込みください。
Mail: cite-salon@osakacity.or.jp
TEL: 06-6949-1911 FAX: 06-6949-1925
(CITEさろん事務局 担当:山本・坂)

名村造船所大阪工場跡地から北加賀屋クリエイティブビレッジへ~CITEトークセッションのご案内~

2012年10月19日 | CITEトークセッション2012
 CITEトークセッションとは、公民連携による「新しい時代に向けた活力と魅力あるまちづくり」をスローガンに、会員組織として設立されたCITEさろんと(財)大阪市都市工学情報センターの共催により開催されるまちづくりをテーマにした講演会です。

 今年のトークセッションは全4回のシリーズとして開催され、共通テーマは「大阪をブランディングする ~まちの魅力を創造・発信する人々~」です。

 第1回は講師に株式会社ケイオスの澤田充氏をお迎えして、2012年10月4日に開催されました。「街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案」をテーマとしたお話の詳細は、下記をご覧ください。

街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案~CITEトークセッション2012 第1回レポート~
 第2回となる今回は、千島土地株式会社 代表取締役社長の芝川能一氏を講師にお迎えし、「名村造船所大阪工場跡地から北加賀屋クリエイティブビレッジへ」をテーマとして、11月5日(月)に淀屋橋odonaのアイ・スポットで開催されます。 

(案内チラシ)

 今回の講師の芝川能一氏が代表取締役社長を務められている千島土地株式会社は、 大正区や住之江区内をはじめとして数多くの土地・建物を所有され、不動産経営を広く展開されているとともに、名村造船所跡地の活用、船場にある歴史的建造物「芝川ビル」の保存・活用、アヒルプロジェクト(ラバーダック)などの地域創生・社会貢献事業に取り組まれております。

 そのなかでも、大阪ベイエリア工業地帯の一角にある名村造船所跡での取り組みは、小原啓渡氏のプロデュースにより、音楽スタジオや劇場、ギャラリー等が集まる「アート創造の場」として蘇らせ、その動きは周辺にも広がりました。古い旅館や空き家をアーティスト専用の宿泊施設や店舗、アトリエ等にコンバージョンするなど、北加賀屋一体が芸術・文化エリアとして生まれ変わろうとしています。地主の立場からどのような視点やプロセスで再生をめざされたのか。人口減少に伴い、空きビルや空き地が増加するこれからの時代における、地域に根ざしたまちの活性化について語っていただきます。

 ご興味をもたれた方は是非ともご参加ください。
 なお、参加費は無料ですが、事前にお申し込みが必要となりますのでお気を付けください。(定員は30名・先着順)みなさまのお申し込みをお待ちしています。


○第2回「名村造船所大阪工場跡地から北加賀屋クリエイティブビレッジへ」の概要
 日 時
  11月5日(月)18時30分~20時30分
 場 所
  アイ・スポット(淀屋橋odona 2階)
 講 師
  芝川能一氏(千島土地株式会社 代表取締役社長)
 主 催
  CITEさろん/(財)大阪市都市工学情報センター共催
 定 員
  30名(要事前申込・先着順)
 参加料
  無 料
 申込方法
  お名前ならびに連絡先(電話またはメールアドレス)を明記の上、メール・電話・FAXのいずれかで下記までお申し込みください。
   Mail: cite-salon@osakacity.or.jp
   TEL: 06-6949-1911 FAX: 06-6949-1925
   (CITEさろん事務局 担当:山本・坂)

街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案~CITEトークセッション2012 第1回レポート~

2012年10月17日 | CITEトークセッション2012
 2012年10月4日(木)に開催されたCITEトークセッション2012「街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案」に参加しました。

 今年度は4回シリーズで開催され、その第1回目となる今回は株式会社ケイオス代表取締役の澤田充氏がゲストスピーカーとして登場され、「街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案」をテーマとした講演をされました。

(会場の様子)
 澤田氏は、株式会社リクルートに入社された後、株式会社ケイオスを設立され、淀屋橋WESTをはじめ、これまで、国内の様々なまちのプロデュースに携わっておられます。また、船場地区HOPE ゾーン協議会理事や北船場くらぶ代表を務められるなど、船場地域でのまちづくりの現場でもご活躍されています。

(今回のゲストスピーカー:澤田充氏)
 会社設立以降に携わられた様々なプロジェクトや船場地域での取り組みについて、本音も交えた裏話なども含めて、興味深いお話をいろいろお聞かせいただきました。(以下はお話の要約です)

○会社のモットー
 「機嫌ようくらす」を会社のモットーとし、「くらす」人のための場としての街づくり。単に効率を重視しただけの一過性のものではなく、年々成長のあるような開発をめざしている。また、「使い手の視点からものをつくる」、「ハードではなくソフトからアプローチする」、「既成概念にとらわれない」、「手間を惜しまない」、「関わった人がハッピーになる」などを会社の方針としている。

○プロジェクトごとにテーマを決める
 プロジェクトごとにシンプルなテーマを設定し、途中で問題が生じたり、行き詰まった場合には、いつもそこに立ち戻って考える。テーマが間違っていれば、それを変える。
 "通り抜ける路になる"⇒イーマ
 "わが街のブランディング "永遠に完成しない街づくり"⇒淀屋橋WEST
 "キタの路面立地"⇒淀屋橋odona
 "現代のくだりもの"⇒東京ビルディング トキア

○イーマについて
 梅田地区は、事前調査で、圧倒的に地下を人が移動している「もぐらのまち」であったため、地上が意識できる自然光が多く入るように、駅の反対側であるにも関わらず、南側を正面として設計している。

○淀屋橋WESTについて
まちに開かれた店づくりを目指して、「ビルの共用部を通らずにダイレクトに店に入ることができる」、「まわりに店内の明かりがもれる」、「建物の風格を活かしながらコンバージョンする」をコンセプトに街をブランディングしている。

○淀屋橋odonaについて
 淀屋橋WESTの一環として、街と呼吸する店づくりを意識して、1, 2階の各店舗には外部から出入り口を設置し、また逆に、全ての店舗の中から、外側の緑や向かい側の建物など街の風景が見えるように設計している。

○北船場くらぶについて
 北船場地域において、「北船場ウォールアートプロジェクト」やライフスタイル雑誌「大阪北船場スタイル」の発刊など、「くらす」イメージを発信していく活動を実施している。「くらす」とは、「単に住むことでも、働くことととも違う。愛着をもってそのまま使いこなすこと」と定義している。

○まちのブランド化
 まちのブランド化とは、どんな人をひきつけるか、どのような人が集まるかである。コンセプトは供給側で勝手に決めることができるが、ブランドはマーケットの評価がないと成り立たない。コンセプトづくりではなく、ブランディングが重要である。


 澤田さんは、高度成長期の新しいもの、大きいものがいいという価値観に疑問を感じて、効率的でない、無駄なものに価値を見出し、はやりのまちではなく、継承していくことができるまちを目指して、種々のプロジェクトに携わっていると話されておられました。まさに、これからの成熟の時代のまちづくりにおいて必要なことだと思います。また、同時に重要なことが、綿密なマーケティングに基づいてこれらを進めていくことであり、具体的な実践例を分かりやすくお聞かせいただくことができ、非常に有意義なものでした。

 なお、第2回のCITEトークセッション2012「大阪をブランディングする~まちの魅力を創造・発信する人々~」は、ゲストスピーカーに千島土地(株)代表取締役社長の芝川 能一 氏をお迎えして、11月5日(月)の開催を予定しています。テーマは「名村造船所大阪工場跡地から北加賀屋クリエイティブビレッジへ」です。


CITEトークセッション2012がはじまります!

2012年09月21日 | CITEトークセッション2012
 毎年、好評のCITEトークセッションが今年も開催されます。

(昨年度の様子)


 「CITEトークセッション」は、いろいろな題材を通してまちづくりを考えることを目的に、年度ごとに設定したひとつのテーマについて、その分野で活躍されている方をゲストスピーカーに迎えご講演いただくとともに、参加者との意見交換を行うイベントです。
これまで、「大阪のデザイン力」(H21)、「アートと大阪のまちづくり」(H22)、「大阪とエンタテインメント」(H23)を各年度のテーマとして行われました。
 4年目を迎える今回は、「地域のブランドづくり」をキーワードとして、「大阪をブランディングする ~まちの魅力を創造・発信する人々~」と題し、まちの個性を活かし、そのまちならではの特徴や価値をブランドとして確立していくことで、訪れたい、住んでみたいと思えるまちづくりを実践しているキーマンにご講演いただきます。
 なお、例年1月~2月に、CITEさろん・(財)大阪市都市工学情報センター共催で開催しているまちづくりシンポジウムにおいても、「まちのブランドづくり」をテーマに取り上げ、トークセッションでの取り組みの総括を行いたいと考えております。
 
 第1回の「街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案」は、2012年10月4日(木)に淀屋橋odonaのアイ・スポットで開催されます。

(案内チラシ)


 今回の講師の澤田充氏は、大阪梅田都心型商業施設「イーマ(梅田)」、街のブランディングプロジェクト「淀屋橋WEST(淀屋橋)」、近代建築を活用した現代のトキワ荘「ダイビル・クリエイティブ・スクエア[DCS](中之島)」、京阪電気鉄道「中之島線4つの新駅プロデュース(中之島)」、南海電鉄高架下活性化プロジェクト「なんばこめじるし(なんば)」、そして今回の会場でもあります「淀屋橋odona(淀屋橋)」をはじめ、東京丸の内都心型商業施設「新丸の内ビルディング(丸の内)」など全国各地で数多くの商業施設等のプロデュース・企画コンサルティングを手がけておられます。

 なかでも、「淀屋橋WEST」は、歴史ある大阪のオフィス街、淀屋橋の西エリア周辺のビルオーナーや老舗店舗と連携しながら、持続可能な街に再生していこうとする街のブランディングプロジェクトで、「永遠に完成しない街づくり」「事実積み上げ型」「コンバージョン中心」などをキーワードに上質な店舗が集積するエリアとなりつつあります。
 「街づくりは、街の文化を育てること」とし、その街の歴史や文化をどう読み解き、新しいライフスタイルを提案して、街自体をブランディングしていくべきか。独特な発想による“澤田流 街のプロデュースの方法”を語っていただきます。
 ご興味をもたれた方は是非ともご参加ください。
 なお、参加費は無料ですが、事前にお申し込みが必要となりますのでお気を付けください。(定員は30名・先着順)みなさまのお申し込みをお待ちしています。


○第1回「街の歴史文化を踏まえたライフスタイルの提案」の概要
日 時
10月4日(木)18時30分~20時30分
場 所
アイ・スポット(淀屋橋odona 2階)
講 師
澤田 充 氏(株式会社ケイオス代表取締役)
主 催
CITEさろん/(財)大阪市都市工学情報センター共催
定 員
30名(要事前申込・先着順)
参加料
無料
申込方法
お名前ならびに連絡先(電話またはメールアドレス)を明記の上、メール・電話・FAXのいずれかで下記までお申し込みください。
Mail:cite-salon@osakacity.or.jp
TEL: 06-6949-1911 FAX: 06-6949-1925
 (CITEさろん事務局 担当:山本・坂)