ゆんたく日記

ドラマ、映画、旅行等々…自己満足で好きなこと書いていきます。

「告白」感想。

2010-06-10 00:47:40 | 映画
story
女教師・森口悠子(松たか子)の3歳の一人娘・愛美が、森口の勤務する中学校のプールで溺死体にて発見された。数ヵ月後、森口は終業式後のホームルームにて「私の娘はこの1年B組生徒二人に殺されたのです」と衝撃の告白をし、ある方法にてその二人の生徒に復讐する。そして4月、クラスはそのまま2年生に進級。犯人のひとりAはクラスのイジメの標的になっていた。そして、もうひとりの犯人Bは登校拒否し、自宅に引きこもっていた…。

土曜日公開の映画がたーくさんあって、観たい映画もたくさんで、その中でも「告白」が観たくて観たくて。内容はほとんど友人から聞いていたのですが、先日原作本を買って読み、観たい欲が上がるのなんのって。月曜に母と映画に行こうということになり、私は当然のことながら告白を推したのですが、「お金払ってまで暗い気持ちになりたくない~」と言われ、これも観たかった「SATC2」を観に行って2人で大笑いして大満足 しかしその日に観られなかったことから更に観たい欲が沸き、昨日今日と、仕事中も観たくて観たくて告白のことしか考えられないと言ったら過言ですが(笑)、ちょっと仕事に集中できなかったので、明日の私のためにも意を決して、レイトショーで、1人で行って参りました レイトショーなのに人多し。さすが1位 
いやいや、想像はしていましたが、本当に、精神的に安定している日に観て良かったなぁというのが最初の感想です 久々にすごい映画が出たもんだ。気を紛らわすためにお菓子とか色々持ち込んで劇場入りしたのですが、お茶を数口飲んだだけで終わりました。あっという間に終わりました。中島監督すげ~ 映像化されてることの変化以外では、原作にとっても忠実なので、原作を読んで間もない私には次に来る台詞くらいまでわかっちゃうくらいなもんですが、それにしても、役者さんに演じさせるとこんなにも凄味が増すんだな、と、本を映像にする意味を再確認しました(ま、失敗しちゃうことも多々ありますけどね。笑) スピード感があって、色も怖いくらいに鮮やかで(さすが監督)、音楽も凄い そして何よりも、お松が凄いっ 佳乃ちゃんが凄いっ 10年くらい前にこの2人ってお嬢様女優として比較されてたことあったなぁとか思い出すと、あぁ、演技派女優になってるんだと改めて感じました お松の嗚咽と、ラストの復讐告白と、佳乃ちゃんの奇声が圧巻。でもって岡田君のKYぶりも凄いです(笑) 生徒役の子も、少年A、B君役の子は中学生にしてはちょっと幼く見えましたが、こんなに幼いのにこんな残酷なことを考えるんだということと、逆に、幼さ故の命の捉え方なんだな、ということを感じさせてくれて余計に怖さが増しました。中学生は思春期まっただ中で、少なからずみんな不安定になっていて、この映画の子達のようにもし過ちを犯してしまうなら中学生なんだよなぁと思います。高校生になるとそういう雰囲気はさらりとなくなっていくことが多いのになぁ。A君B君が高校生になったらこんな悲劇を犯すような気持ちは少しはなくなっていったのかな~とか色々思います。この物語のその後の登場人物達が観てみたいです。
原作になかったいくつかのシーンは悲しいだけじゃなくて、感動もくれて、覚悟決めて観に行って本当に良かったです 



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2 コメント

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わたしも (さっこ)
2010-06-10 11:31:50
観ました。
『リリィシュシュのすべて』を思い出しました。リリィシュシュむかし夜中に観ちゃってすごい気分になりましたよ。
子どもと大人のあいだの葛藤とか焦燥感とか残酷さとか、実際はそんなアンニュイタイプじゃなかったけど(笑)、まだどこか共感できる自分がいました。

見る人によって感じ方も違うんだろうね~
なかなか良かった。
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〉じゃあ後で語らおう(笑) (ばっち)
2010-06-11 15:11:26
観たのね早いー
リリィシュシュに似てるか。あとはバトロワにも似てるよ中学生ってそんなあやうい時代だったんだよねー(遠い目。笑)
名作だね
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