ゆんたく日記

ドラマ、映画、旅行等々…自己満足で好きなこと書いていきます。

はやぶさ/HAYABUSA

2011-10-04 16:33:19 | テレビ(ドラマも)
story
2010年6月13日。小惑星“イトカワ”調査を目的に、2003年5月に日本から打ち上げられた小惑星探査機“はやぶさ”が地球に帰還した。月以外の天体からサンプルを採取して持ち帰るというミッションは、NASAでさえ成し得なかった人類初の快挙だった。わずか1~2メートル四方の小さな“はやぶさ”の7年間、60億キロにも及ぶ旅は、通信途絶による行方不明やエンジン停止など、絶体絶命のピンチの連続。その危機を乗り越えたのは、坂上健一(高嶋政宏)や川渕幸一(佐野史郎)といった専門家と、プロジェクトの広報を担当した的場泰弘(西田敏行)、その下で働く水沢恵(竹内結子)など、ユニークな経歴を持つメンバーで結成されたプロジェクトチームだった。大きなプレッシャーと次々と降りかかるトラブルに、メンバーたちはどのように立ち向かっていったのか。彼らの“諦めない”という強い想い、その原動力となった信念や夢、勇気と自信を描き出す。


公開初日、久々の舞台挨拶、なかなかの良席で結子さんを拝んできました  前の晩一睡もしていなくて、映画の後も夜まで用事があったので、誠に失礼ながら、本編で寝て、舞台挨拶~夜までのエネルギーを蓄えておこうという作戦でおりましたのですが(笑)、本編始まってから終わるまでの140分間、勿体なくて寝てられませんでした

まずは、上映後の舞台挨拶から。堤幸彦監督、西田敏行さん、結子さん、高嶋兄さん、佐野史郎さん、鶴見辰吾さんという大人なメンバーでしたが、まぁこのベテラン俳優さん達の面白いこと 
西田さんの「初日の今日来てくださったお客様は神様のようです。皆さんにはかならず今後良い事が起こります。なんの根拠もありませんが。」には会場大ウケで、先日の「ステキな金縛り」の舞台挨拶でも台風の中来てくれたお客さんに「みんなとハグしたい」みたいな事を言っていたそうで。ステキすぎますよ~西田さん 佐野さんも、劇中に登場する中和神社の話題で、助監督さんが婚約したという話をしてしまい、どういうつながりととらえて良いのか、この映画は縁結びに効果があるということにしていたのも面白く 結子さんはというと、この前日に1月クールの「ストロベリーナイト」がクランクアップしていたのですが、「撮影中に熱が何日も下がらないこともあってもうダメかも、と思ったときに、この“はやぶさ”の存在を思い出して、まだ頑張れる!!と思えました。」「本当に熱い映画です。この映画で得られた皆さんの中にある温かいものを、自らの好きなことのために使ってください」ちょっこし目を潤ませながら語る結子さん。ドラマお疲れ様でした 猛暑の中、はやぶさ君からのエネルギーも結子さんを助けてくれたんだなぁと思いました そうそう、フォトセッションの時に私もはやぶさポスターを掲げるという役割を担うことができて光栄でした 子供達がこの映画のために描いたポスター可愛すぎました  で、マスコミさん達からの「こちらに目線お願いしま~す」の数々の声に、佐野さんとかが、「みんな働きものだなあ~」「お仕事お疲れ様で~す」「○○見てるか?」「○○って誰?」「ウチのカミさん(笑)」とかコソコソ話してるのが超面白かったです(笑) 最近の結子さんは、本当に素敵な方達との共演に恵まれているなぁと実感したのでした しっかし、結子さんが綺麗すぎて登壇した時に泣きそうになりました。結子さんが綺麗すぎて泣けるというのは今までもあったのですが、今回は映画の中の水沢恵役がとっても地味な女性だったからそのギャップにびっくりしちゃったのも相まって、そしてはやぶさに感動したのも相まって、美しすぎる容姿で、他のキャストの発言に温かい笑顔を送る姿や、花束を贈呈した少年の緊張をほぐすためにニコニコと話しかけている姿に、相変わらずイイ女だなぁと(笑) 

さて、本編ですが、始まってすぐ、水沢恵が登場した途端に、なんだかウルッときてしまいました。別に結子さん記念すべき映画初主演!なわけでもないのに、私ってばそんなに疲れてる?と心配になりましたが(笑)、その後もず~っと、ちゃんと映画の内容が、胸を熱くさせてくれたのでした “はやぶさ”“イトカワ”などの単語は知っていても、どんな功績をどんな原理ではたしたのかなんて全然知らなかったし、正直、そこまで興味がなかった分野でしたが、そんな私でも、はやぶさと、はやぶさを一生懸命に支えて夢を託すJAXAのスタッフの皆さんの活躍に目が離せなくなりました。ところどころ難しい用語があって、ん?ん?どういうこと?どうなっちゃってんのはやぶさ君は?ってな時もあるのですが、そんな時にははやぶさ君(声・結子)が代わって説明してくれるんだからなるほどわかりやすい 科学未来館かなんかの資料映画とかにしても良いんでないかというくらいにわかりやすい はやぶさが擬人化されてるのは本当に素晴らしいと思いました みんなの夢を背負って旅立つ姿は頼もしく、ロストしちゃった時は迷子の子供のように心配になったし、帰ってきたときの「ただいま」なんてもう 佐野さんの「はやぶさ君に地球を見せてあげよう」も良かったなぁ。
結子さんはというと、今まで演じた役史上最も地味な役なのですが、完全に似合ってしまう女優魂(笑) 何かに取り憑かれたように説明イラストを作成する姿、子供にわかりやすく説明できずに引かれる姿、上司の無念に泣いちゃう姿、はやぶさ君見つけてピョンピョン跳びはねて喜ぶ姿・・・全てが愛おしすぎる こんなふうに何かに夢中になれるって素晴らしいなぁって思いましたし、女優とは思えないくらいに地味に映るけど、でもこの水沢恵の情熱に感銘を受けて、恵がはやぶさに持ったのと同じように、この役に愛情を持って取り組んだ結子さん自身に感動しました 間違いなく代表作です 
大変なこともあるけれど、真摯に取り組めばその先にはきっと良いことが待っているのかもしれない、とりあえず、頑張ろう。と思わせてくれる熱い映画でした これから続々と公開する渡辺謙さんや、藤原竜也くんの「はやぶさ」映画も見てみたくなりました