9月2日(月)
北京2日目。今日から1人で行動しなければなりません。
見知らぬ大都会、単独で地下鉄を利用するのは、最初緊張
しました。特に、北京の地下鉄は改札を通過する前に
セキュリティチェック(持ち物のX線検査)があるので
なお更です。その上ラッシュアワーにも巻き込まれてしまい、
セキュリティチェックの列と、電車の混雑で結局3本列車を
やり過ごすことになりました。
出鼻をくじかれた感じですが、泣き言を言っても始まらないので、
予定通り、円明園(清朝の離宮)へ向かいました。
円明園に到着すると、地下鉄の煩雑さを忘れさせてくれるほどに
魅せられました。

下の写真は、宣教師カスティリオーネが設計した西洋式の庭園
です。1860年英仏軍により破壊されなければ、完全な姿で残って
いたはず。


こちらの丸屋根の塔は万花陣と呼ばれるもので、中心の建物に行くまで、迷路に
なっています。



庭園の中には湖もあり、遊覧船で湖上へ繰り出す観光客もたくさん
いらっしゃいました。

次に向かったのは北京動物園です。

期待していた割に、大熊猫が間近で見られたわけでなく、少し
がっかりでした。


十数年前に北京動物園を訪れた母からの情報では、大熊猫に
芸をさせたりと、北京動物園ならでは趣向がある、と聞いて
いました。2019年には、行われなくなっていました。
午後3時にはホテルに戻り、コーヒーを飲むなどして夕食まで
いっぷく。
7時ごろ、仕事から帰った飼い主と、夕食に出かけました。
地下鉄の駅に隣接する、地下街にあるお店です。


飼い主は炸醤面、コロ子は炒疱瘡を食べました。
どちらも北京庶民の味です。

炸醤面

炒疱瘡

炸醤面

炒疱瘡